世界の指導者が生徒を連れて訪れたい日本の柔道キャンプスポット、今回は山口県宇部市です!
宇部市には私設の道場と合宿所を兼ね備えた望星館があります。
望星館では、柔道の指導のほか、豊かな自然を生かした自然体験活動も行っています。
その望星館を設立したのが高校の先生でもある山根知彦先生。
山根先生は、20年以上も前から、オーストラリアとの柔道交流を定期的に行っており、
今月下旬(2019年8月下旬)にも、オーストラリアに生徒を連れていかれます。
以下が今月行く予定のオーストラリア柔道プチ留学のご案内。
また、高体連が行っている日本とアメリカの柔道交流も引率されており、そのレポートはこちら「日米高校柔道国際交流を終えて」
さらに、NPO法人judo3.0がはじめて海外の柔道家を受け入れるキャンプを実施したときも、山根先生に柔道の稽古および文化体験をコーディネートいただきました。
以下は、アメリカとプエルトリコの柔道家と高校生が一緒にご飯を準備していたときの写真です。
また、judo3.0は、国際柔道交流のサポートのほか、フォーラムの運営など対話の場づくりをしていますが、2018年5月27日、防府市にて、山根先生にコーディネートいただき、地域フォーラム「これからの柔道の話をしよう」を開催させていただいております。
国際柔道交流を進める理由
さて、国際柔道交流をコーディネートする経験が豊富な山根先生ですが、なぜわざわざ手間がかかる、誰も好んではやりたがらないような国際柔道交流を昔から進めてきたのでしょうか?
以下、先ほどのレポート「日米高校柔道国際交流を終えて」からの抜粋です。
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・・私は、約20年間、姉妹都市の関係でオーストラリア・ニューカッスル市との海外交流に携わっています。2年に1度、選手を連れて豪州遠征を行っていますが、参加した生徒が遠征後に激変する姿を見てきました。物事に対して積極的になり、何事にも明るく全力で取り組むようになります。
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それは「生徒が激変する」から
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・・交流した生徒達が本当に喜んでくれて、「良かった。絶対にアメリカに行く。」「アメリカ人の友達ができた。先生、ありがとう!」と、言ってくれた時、生徒とメンバーが別れる時に抱き合って号泣する姿を見た時、羽田空港で挨拶しながらメンバーの涙にもらい泣きした最後の瞬間・・・本当に「良かった!」 私も、素晴らしい思い出と感動、そして、たくさんの絆を皆さんから頂いたことに気付きました。引き受けて本当に良かったと思っています。
私も、生徒たちと同様に必ずアメリカに行き、彼らや彼女たちを訪ねるでしょう。
柔道は、人種や言葉を超え世界を結ぶ絆であるとともに、夢を与えるものだと思います。
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それは「柔道は、人種や言葉を超え世界を結ぶ絆であるとともに、夢を与えるもの」だから。
以上、日本柔道キャンプスポット、山口県宇部市でした。
山口県宇部市に世界中の子ども達が集ってほしい。
地域の青少年と海外の青少年が交流して「別れる時に抱き合って号泣」して、子ども達が「激変」してほしい。
「2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい!」
クラウドファンディングへのご協力、何卒よろしくお願い申し上げます!