世界の指導者が生徒を連れて訪れたい「日本柔道キャンプスポット」、今回は北海道の、下川町、旭川、札幌です。
北海道は人気が高い観光地で、東京・神奈川・千葉、大阪・京都、福岡に次いで、訪日外国人が多い地域でもあります。
そんな北海道ですが、下川町には下川柔道スポーツ少年団、
旭川には旭川龍谷高校柔道部、
※旭川龍谷高校柔道部のブログはこちら
札幌には北海道大学柔道部が活動されています。
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この札幌から下川町までの地域での国際柔道交流をコーディネートしてくださるのが大道隆先生です。
大道先生は植物の研究をされていますが、三重大学柔道部監督を務められた経験があり、また、以前、仕事でベトナムやラオスに赴任した際、なんと現地に自ら道場を開設して柔道の指導を始めたという稀有な経験をお持ちです。
青年海外協力隊のような国の支援のもとで海外赴任したり、現地の柔道連盟から招待されて指導するケースと異なり、仕事で海外赴任したとき、独力で柔道の指導・普及を始めたという例はなかなかないのではないかと思います。
指導を始めた当初、現地では畳がなく、もみがらを入れた袋を畳替わりにしていたそうで、生徒への指導のほか、遠方で開催される大会に生徒を引率して連れて行ったり、大会に参加するための旅費を用意できない生徒のために旅費を工面したりと、様々な課題を乗り越えて指導されたそう。
※1999年に大道先生が指導されていたベトナムの道場を見学した方のレポートがこちら「ベトナム柔道スクール見学記」
このレポートで、大道先生は「柔道のおかげで、多くの人に知り合え、多くの人の協力を得ることができた」とお話されていますが、
海外に留学や赴任した日本の方から、なかなか人間関係が築けない、現地のコミュニティにうまく入ることができない、という悩みを聞くことがあります。
しかし、柔道ができるなら、すぐに現地の柔道コミュニティに入ることができます。もし「海外に出てみたい」と考えている方がいたら、柔道を習うことをお勧めします。
(日本人が歓迎されるコミュニティが世界中にあるということは本当にすごいことなのですが、残念ながら活かされていません。)。
海外でたくさんの生徒を指導されてきた大道先生は、ぜひ海外の生徒が日本にきて日本の柔道や文化を体験してほしいし、日本の生徒は海外の生徒と交流してほしい、とお考えになり、コーディネーターを引き受けてくださいました。
海外の少年少女が北海道を訪れたら、柔道を通じて多くの日本の生徒と交流できることはもちろん、日本が誇る北海道の魅力を堪能することができます。
千歳空港に降り立ち、札幌、旭川、下川町と北上しながら、各地で柔道を通じて日本の子ども達と交流し、北海道を堪能する。そんな柔道キャンプに参加したら、また参加したくなるし、その口コミが広がって、たくさんの柔道家が北海道に集うようになるのではないしょうか。
2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい!クラウドファンディングへの応援、何卒よろしくお願いいたします!