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「離れ離れになったペットと再会できそうな、リラクゼーションギャラリーハウスを作りたい」-。
鉛筆画家でリラクゼーションセラピストのoperappleさん(52)=二戸市出身、盛岡市在住=は、イラストとセラピーで訪れる人を癒すサロン「SmileDrop(スマイルドロップ)」の開設を目指し、29日からクラウドファンディングサイトCAMPFIRE(キャンプファイヤー)で資金集めを開始する。期間は9月17日まで。
鉛筆画家として飼い主から依頼を受けてペットのリアルな似顔絵イラストを描いてきたoperappleさん。亡くなったペットの写真をもとに描くことも多く、自身もペットを介護して見送った経験から、寄り添う思いでイラストを制作している。
セラピストとしても人に寄り添うスタイルで活動してきたことから、イラストとセラピーの力を合わせてペットロスで悲しむ人々の笑顔を取り戻す癒しの場を作りたいと思うようになったという。
プロジェクトは、盛岡市の建築設計事務所ヤマミチが手掛けるタイニーハウス(小さな家)で店舗を建設し、店舗内でリラクゼーションセラピーやメンタルケア、フットセラピーなどの施術を行うもの。イラストと組み合わせたオリジナルメニューも用意する。
クラウドファンディングの目標額は800万円。キャンプファイヤーのウェブサイトで会員登録の上、金額を選択して参加する。
金額によって異なる特典(リターン)の詳細も、ページ内で確認できる。
プロジェクトが目標額に達すれば参加金額が支払われ、不成立の場合は戻ってくる。
将来的にはサロンに宿泊できる場を設け、他県からの観光に組み込める場所にすることも目指すという。
operappleさんは「ゼロから始めたが、応援してくれる仲間も増えている。それだけペットロスで寂しい思いをしている人が多いんだと感じている。
52歳からの、人生を懸けた挑戦。みんなが笑顔になれることを生涯やり続けたい」と話し、広く協力を呼び掛けている。
和やかな雰囲気で取材をして頂きました。
素敵な記事をありがとうございます!