2021/05/29 15:03

泉北のまちと暮らしを考える財団の設立者のみなさま!
ご無沙汰しております。2020年2月に登記完了後、2021年度で3期目に突入しました。

新型コロナウイルス感染症の拡⼤を発端とし、私達の社会や世界のあり⽅を⼀変しました。なかなか活動報告をお送りできていない中で申し訳ありません。今回のクラウドファンディング終了を機に、一度活動のご報告をお届けできればと思います。

目次
(1)2020年度の動き
(2)2021年度の新しいチャレンジ
について、お届けします。

(1)2020年度の動き
①私と地域と世界のファンドの実施

感染拡⼤による影響を受けて困難を抱える⼈を対象にした市⺠の取組みが拡⼤しました。泉北地域に限らず、世界全体でその取組が求められた。そこで、⼤阪府に事務所を持つまたは活動しているNPO・NGO に⽀援を⾏う「みんな同じ空の下 私と地域と世界のファンド」を関⻄NGO 協議会、⼤阪ボランティア協会、泉北のまちと暮らしを考える財団の3 団体で⽴ち上げた。その結果、7,960,448 円の寄附を募り、寄附を原資として助成プロセスへと移⾏し、⽀援総額から35 団体に⽀援を実施しました。

詳しくはこちらをご覧ください

②泉北ニュータウンの⼦ども・保護者の実態を把握するためのアンケート調査

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、学校が臨時休校になりました。当財団ではある小学校をモデルとしてPTAへコロナに置ける子どもや保護者への影響をアンケート調査しました。令和2年4月21日(火)~24日(金)・5日間に、子ども児童及び兄弟(小中学生・53 名)学校保護者(89 名)に対して実施しました。いくつかの課題が判明しました。

特に保護者への負担の広がりです。家事負担がワンオペ育児の家庭に、世帯の様子に関係なく負担がかかっていることがわかりました。限られた資源の中でどう子どもや保護者を見守るのか課題になりました。


③泉北の子どもたちを支える子ども未来基金の設置

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛、経済活動の停滞等の影響を受け、子ども、若者やその保護者の社会的孤立が加速しています。新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすい子ども、若者やその保護者には居場所づくりの継続や学習支援の強化、心のケアの場所の増加など地域では求める声が増えています。

そこで、新型コロナウイルス感染症の影響で心身にストレスを感じている子どもなどのケアや、次世代を担う若者たちの学びを支える、一人で抱え込み取り返しがつかなくなる前に社会全体で支えあおうと活動する団体に助成を行うため、その課題を解決する活動を行う団体を支えるために、寄付を募り約100万円のご寄付があつまりました。

現在、助成金として申請団体をを募集しています。

④食を通じたコミュニティ支援のコーディネート

従来は子ども食堂など食を通じたコミュニティで、定期的に顔を合わせられていましたが、今は会うことが難しい。ならば、みんなで子どもへ届けて顔をみることで見守れるのでは!と始まったのが「おかずBOX」です。

一方、一斉休校時に茶山台団地にある丘の上の惣菜屋さん「やまわけキッチン」では、子ども会と協力し見守りお弁当を提供されていました。印象さんが協力していただけるなら、アウトリーチ型の食による見守りが可能なのでは?と始まったのが、「おかずBOX」です

民生児童委員、寺子屋主催者、そしてやまわけキッチンの店主が協力し、ボランティアが配達を行う仕組みでスタートしました。今は毎月2回お弁当をお届けしています。毎回約100食を茶山台、竹城台東、福泉中央の3校区で実施中です。のべ800食提供してきました。当財団としても、コーディネートを引き続き実施してまいります。


(2)2021年度の新しいチャレンジ

昨年の調査でも、子育て世帯が地域で社会的孤立が加速しています。

財団も各団体へ資金支援だけではなく、今泉北ニュータウンに必要な取り組みを提案してきたいと考えています。

その大きな一歩として「まちの家事室」を通じて2つの取り組みを実施します。

▼泉北ニュータウンから、地域コミュニティの新しいカタチをつくる!
https://www.congrant.com/project/senbokunt/2930
(こちらから寄付できます!)

1つ目は!

おかずBOXを、地域の子どもの居場所を支援などを行う、湯川まゆみさん(やまわけキッチン・おかずBoxメンバー)/白石千帆さん(茶山台としょかん・おかずBoxメンバー)/鈴木有美さん(竹城台1丁団地 TERAKOYA(テラコヤ)・おかずBoxメンバー)/小林晶子さん(ひとつむぎ・主任児童委員・おかずBoxメンバー)の4名のネットワークを通じて「泉北おかず食堂」を開催してきました。

2つ目は!

子育て世帯を地域みんなで応援するために「寄付」と「冷蔵庫」を組み合わせた新しい見守り「コミュニティフリッジ」、つまり地域版フードバンクを実施します!!


本クラウドファンディングは寄付が2倍になります!

本事業は大阪府NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業令和3年度採択事業として認定され、同額の寄付(上限250万円)を一般財団法人村上財団から受ける予定です。



5/31からキャンペーンを開催します。

泉北ニュータウンから、地域コミュニティの新しいカタチへの応援をよろしくお願いします!

▼泉北ニュータウンから、地域コミュニティの新しいカタチをつくる!
https://www.congrant.com/project/senbokunt/2930
(こちらから寄付できます!)