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姨捨の棚田を後世に残したい

国の名勝に指定されている長野県千曲市にある姨捨の棚田。四季折々の景観は、日本の原風景を感じさせます。しかしながら収穫量が少なく傾斜地の草刈などの維持管理も大変なことから、後継者がいない状況で高齢化が進んでおり、危機的状況です。今ある棚田を後世に残すため、皆様の力をお借しください。

現在の支援総額

115,000

2%

目標金額は5,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/31に募集を開始し、 8人の支援により 115,000円の資金を集め、 2019/07/24に募集を終了しました

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姨捨の棚田を後世に残したい

現在の支援総額

115,000

2%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数8

このプロジェクトは、2019/05/31に募集を開始し、 8人の支援により 115,000円の資金を集め、 2019/07/24に募集を終了しました

国の名勝に指定されている長野県千曲市にある姨捨の棚田。四季折々の景観は、日本の原風景を感じさせます。しかしながら収穫量が少なく傾斜地の草刈などの維持管理も大変なことから、後継者がいない状況で高齢化が進んでおり、危機的状況です。今ある棚田を後世に残すため、皆様の力をお借しください。

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はじめに・ご挨拶

名勝姨捨棚田倶楽部(めいしょうおばすてたなだくらぶ)です。

荒廃化が進む姨捨の棚田を守ろうと、平成25年に地元有志を中心に発足。現在の会員は46名。

農業未経験者がほとんどですが、試行錯誤しながら米作りにチャレンジ、農業後継者を目指しています。

収量こそ少ないですが、最近の食味値はなんと、H29年度90、H30年度88となっています。

このプロジェクトで実現したいこと

農業を通し、農業の楽しさ、難しさを感じ農村と都市との様々な交流を図ることで、棚田の景観の保全に関わる人を増やし、結果的に美しい棚田の景観を守ることにつなげたいと思います。唯一無二の景色と、代々地域によって受け継がれてきたものを、将来にわたって残してあげたい。また、地域と子供達、地域の学生達にも農業体験や、本当の意味での自然体験をしてほしいと思います。

都会と地域が関わる場所。その基盤は農業体験交流拠点(姨捨の棚田OASISと命名)であり、多くの方に評価をいただき、イベントも開催。さらに繋がりを作るために、整備改修を進めたい。

↓今年の田植えの様子

↓草取り、畦草刈り風景(田植後は、毎日の水量の確認、他の中の草取り、畦草刈りなど、イベントで呼びかけて協力をいただいたり、当番で何とかこなしている状況です)

↓稲刈り風景


プロジェクトをやろうと思った理由

維持管理していく上では、常に資金難に直面しています。会員の私費投入も限界に達しており、今回皆様の支援をお願いしたいと思いました。


これまでの活動

平成25年度~28年度まで

銀座NAGANO課題解決型事業実施(姨捨の棚田の存続について都市部の方と意見交換を行う)

長野県短期大学(現県立大学)と連携し、農業活動を始める。

荒廃農地→新たに4枚の田を開墾(復田)

平成29年度

農業体験交流拠点(姨捨の棚田OASIS・または倶楽部ハウス)の整備のため、空き家を取得し、長野県元気づくり支援金を活用し、改修。(一部倒壊部分の解体、屋根補修、シロアリ修繕など)

内装は学生たちとワークショップ(内部清掃、塗り壁、木部塗装、屋根塗装)を実施。

農作業を通した都市と農村の交流人口を定着させるための各種イベントを開催。

農業体験の受け入れ、地元子供育成会、農業団体との交流事業。

平成30年度

外壁改修(塗り壁)

外構ワークショップ(土間コンクリート、縁側、暗渠排水、芝生植栽)

↓空き家改修作業の様子(現在も少しずつ改修中・・・)

↓ワークショップ参加者の学生。内壁にとってもきれいに珪藻土を塗っていただきました。張り替えようと思っていた襖(ふすま)に書道ガールが地元に縁のある松尾芭蕉の句を一筆。あまりの出来栄えにそのまま採用!!

↓縁側と移動式ベンチを兼ねています。

↓昨年までの取組みに対し、県より表彰を頂きました。自分たちのやって来たことが、こうやって評価をいただけることで励みにもなり、責任を持って継続していこうと思いました。

https://www.pref.nagano.lg.jp/nagachi/nagachi-kikaku/shienkin/shienkin/h30happyoukai.html

↓伝統の注連縄(しめなわ)づくり講習会の様子。収穫後の干した稲わらを利用し、編んでいます。各自出来栄えはともかく、正月飾りとしてお土産で持ち帰りました。

↓昔は棚田だったが、荒廃化してしまったところ。草はやがて木になり、ツルが繁茂し、野生動物のすみかにもなります。一度放棄してしまうと元に戻すのに何年もかかります。


資金の使い道

農業体験交流拠点(姨捨の棚田OASIS)の整備改修、設備購入費 240万円

農機具(草刈機、耕運機など)の購入費 40万円

農機具・農作物保管倉庫 100万円

オリジナルグッツ(Tシャツ等)制作費 15万円

その他経費(掲載手数料、決済手数料等) 105万円



リターンについて

5,000円 

①棚田倶楽部だよりにお名前掲載、農業体験(各希望者のみ)  

  

20,000円 

①棚田倶楽部だよりにお名前掲載、農業体験(各希望者のみ)

②棚田倶楽部オリジナルTシャツ1着(デザイン検討中)


50,000円

①棚田倶楽部だよりにお名前掲載、農業体験(各希望者のみ)

②棚田倶楽部オリジナルTシャツ1着(デザイン検討中)

③姨捨棚田米(新米)10kg(H29食味値90、H30食味値88)

④倶楽部ハウスに銘板(木製)掲示(希望者のみ)


100,000円

①棚田倶楽部だよりにお名前掲載、農業体験(各希望者のみ)

②棚田倶楽部オリジナルTシャツ1着(デザイン検討中)

③姨捨棚田米(新米)20kg(H29食味値90、H30食味値88)

④倶楽部ハウスに銘板(木製)掲示(希望者のみ)

⑤姨捨ゲストハウス「なからや」さん無料宿泊権(2回分)


500,000円

①棚田倶楽部だよりにお名前掲載、農業体験(各希望者のみ)

②棚田倶楽部オリジナルTシャツ1着(デザイン検討中)

③姨捨棚田米(新米)20kg(H29食味値90、H30食味値88)

④倶楽部ハウスに銘板(木製)掲示(希望者のみ)

⑤姨捨ゲストハウス「なからや」さん無料宿泊権(2回分)

⑥名誉倶楽部会員(倶楽部ハウスOASIS 10年間利用権※)

※利用規約あり、要事前予約、年間5回(5日間)まで完全貸切利用可

※先約者ありの場合および12月~3月頃まで冬季閉鎖につき利用不可

 標高約550m、JR姨捨駅から徒歩3分、シャワー室(温水)、トイレ(ウォシュレット)、2階2室(6畳和室、8畳和室)1階20畳広間、台所、バーベキュースペース、ハンモックスペース、ピザ窯(製作中)、テレビ、ワイファイ等はあえて設置していませんので、何もしない贅沢が味わえると、思い・・・ます。そよ風に感じながら、静かに本を読んだり、縁側でのんびりしたり、ゴロゴロしたり。雨の日も下屋根があるのでそれなりに楽しめます。BBQも大丈夫。(そういえばエアコンもありません・・・)

↓山の中腹にあるので、善光寺平が一望できます。(以下の写真は⑥の倶楽部ハウスOASISです。)

↓元々廊下だった部分を取り壊し、屋根だけを残して縁側スペースに。夏は日陰になりハンモックも設置しています。


↓2階は8畳と6畳の二部屋となっており、落ち着いた雰囲気です。

↓庭先からの夜景が素晴らしく、名月の見える場所としても有名なところです。月の暦によっては、目の前の山(鏡台山)から文字通り月の出が見られます。


実施スケジュール

2019.8~ 改修、設備整備継続(外壁、内装等)

2019.10~ オリジナルTシャツ製作、農機具購入

2019.10~12 収穫祭(新米発送など)

2020.5~  農機具倉庫整備


最後に

当姨捨集落も高齢化と過疎化が進み、限界集落になりつつあります。美しい棚田も無くなります。あと10年の内に何とかしなければ、確実にそうなります。現在、様々な取組みによって交流人口が少しずつ増えてきています。

交通の便は比較的良い所で、JR駅やスマートインターも近く、豪華列車の四季島の停車駅にもなっています。日本屈指の泉質を誇る戸倉上山田温泉も市内にあります。絶景と自然に囲まれ、子育てするにはとてもいい環境です。ぜひ子供も一緒に姨捨の棚田で農業体験をしてみませんか?もう一つの実家というコンセプトで旅行と移住の中間から始めてみてはいかがでしょうか。

今回直接支援が難しいという方も、田んぼ仲間として一緒に活動していただくことも大歓迎です!

<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最新の活動報告

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  • この1ヶ月は雑草との勝負です。縦のラインを除草機で処理し、横のラインは手作業での除草となります。雑草を放置すると栄養をとられてしまうため、味と収穫量が激減します。日没までが勝負です! もっと見る

  • 空き家のリノベーションに興味がある長野県立大学の学生さんを、地域活動交流拠点のOASISへ案内しました。今年度の作業箇所などを1時間ほど説明し、今年度の構想は、学生を中心に組み立てて行く予定です。構想から計画(設計)、工事立案、材料選定、ワークショップ計画~実際の施工まで。「本当にやってみる」事の難しさ、達成感、楽しさなどを実感して欲しいと思っています。そのためにも材料費を何とか工面したい!!今年度改修候補①農機具倉庫 ②あずまや ③土間コンクリート ④月見櫓(デッキか・・・) もっと見る

  • 5月末から6月上旬にかけ、全ての田植えが終わりました。今年は、1枚の田んぼにもち米を植えて、お餅つきをする予定です。最近、田植えや稲刈りの際に親子で農業体験される方が増えてきています。日本の原風景の中で田植えや稲刈りができるのは貴重な経験かと思いますので、ぜひ次回は稲刈り(㋈)に農業体験にお越しください!初心者でも大歓迎です!!  もっと見る

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