はじめに・ご挨拶
みなさん、初めまして!
宗像フェスCSR推進実行委員会です。
宗像フェスは、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界遺産登録の推進運動として、2012年に地元有志で創めたイベントであります。
その運動が実を結び、2017年7月に、ユネスコ世界文化遺産の本登録を達成しその活動が世界へ認められた瞬間でもありました。
イベンターができない地域の素晴らしさを伝える事業として毎年拡大し、今では九州最大級の野外音楽イベントとして沢山の方々に感動を届け、「福岡の夢」を全国へ発信しています。
宗像フェスは全て社会貢献の為にあります。その精神から2015年から音楽フェスができる環境保護活動や青少年育成事業、国際交流事業に特化した「宗像フェスCSR推進実行委員会」を立ち上げ地域貢献に特化した組織を運営を行って今年で5年目を迎えます。これも日本で唯一の、音楽フェスを切り口に、社会貢献をエンターテイメントする団体であると自負しています。沢山の方がのご協力で本事業は成立します。是非ご協力をよろしくお願い致します。
このプロジェクトで実現したいこと
宗像・福津の海岸はウミガメの産卵する場所でもあります。漂着した海洋プラスティックにウミガメがからまり動けなくなりそのまま亡くなったり、小さくなったビニール片を誤って食べて、内臓に詰まって亡くなるウミガメがいるなど極めて深刻な状況です。
宗像フェスが考える社会貢献事業としては、大きく3つの柱があります。
・世界遺産を守り伝える環境保護活動
海に面する宗像・福津地域は、古代より海と深い結びつきがあります。ウミガメの産卵地として広く知られ恋の浦海岸の周辺には絶滅危惧種である「カブトガニ」や「クロツラヘラサギ」など希少な生物も生息しています。「宗像フェス」は、野外フェスとしてだけでなく音楽を通じて、これらの貴重な自然を守るため、様々な活動を行っています。皆で美しい海と砂浜を大事にしていきましょう。
・宗像・福津の広域ブランドイメージの向上
2017年ユネスコに世界遺産登録された、『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」』は、両市の8資産で構成され一括登録されました。この両市は古来から神郡宗像と呼ばれ、歴史、文化、経済圏も同じくして、宗像地域として発展してきました。「宗像フェス」は、過去6年に渡り宗像市にて開催し、九州を代表するイベントに成長してきました。この地域を巻き込んだ音楽フェスの活動は、音楽イベントとしての完成度の高さとその高い社会性で世界遺産推進運動にも寄与し、評価されてきました。今年もたくさんの期待に応えながら、更に宗像地域の広域観光を視野に入れたスケールアップした「宗像フェス~Fukutsu Koiunoura~」の開催を目指し、日本一のローカルフェスを目指しています。
・子供たちの「夢のカタマリ」の集合体
宗像フェスは、全てにおいて「夢のタカマリ」を目標としてきました。それは地域の輝きである次世代を担う子供たちと一つになって 夢を共有するイベントこそ、世界遺産を守り次世代に継承していくこの地域に必要だと考えています。これまでも、環境を通した日韓学生交流事業、地元子供たちのダンサーオーディションなど、さまざまな青少年育成事業を展開してきました。今年の宗像フェスは、音楽フェスという可能性を最大限活用して、より多くの地域の子供たちを巻き込んだ社会性と次世代の夢を実現できるイベントを目指していきます。
宗像フェスが考える4つの社会貢献事業!!
①宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業
宗像フェスでは、音楽を気軽楽しめる「Ecoチケット」を設定し、今年で5年目を迎えます。
これは、宗像フェスの大きな目的の一つ「世界遺産を守り伝える環境保護活動」に賛同を頂いた、フェスの来場者に事前の環境活動を通して学ぶ事で、日頃、環境問題に触れ合う事が少ない方々への機会の提供と、音楽を切り口により幅広い世代へ、より深く問題を考えるきっかけとなる事を目的としています。また、環境問題を通して、2017年度ユネスコの世界遺産登録された「神の島 沖ノ島と関連遺産群」の歴史的価値を学ぶ事業内容も好評で毎年、参加者が増え規模が拡大していく中、昨年からは新たな取り組みとして、海洋プラスティックをリサイクルする新たな取り組みなど、より多くの方に楽しんでいただける事業内容と成長しています。
②宗像フェス日韓国際交流海洋プラリサイクル事業
宗像フェスでは、2017年より、釜山外国語大学と協定を結び日韓の学生が共同で、環境を学び、お互いの国の文化を知ることで友情を育む事業を行っています。
この地域は、古代より大陸文化の交流の拠点として発展してきましたが、現代は海岸では大陸からの漂着ゴミが多く環境を多くの若者で考える必要があります。
「日韓国際交流海洋プラリサイクル事業」では、海洋を挟んで、海洋のプラスティックの清掃リサイクル活動を行う事で、国境を越えた、環境活動と交流を行い、国際感覚と友情を育む素晴らしい事業として成長しています。
③宗像フェス離島振興環境プロジェクト「海を感じるin大島」
宗像フェスでは、2019年、初めての離島振興事業を開催します。これは、これまでの環境保護活動とエンターテイメントを融合させて、福岡県内最大の離島大島の「賑わいづくり」を演出します。
一般の参加者200名で大島に滞在し、自然、歴史、海、そして音楽を島民の方々と共に楽しむ事で、島ならではの体験が生涯の記憶に残るプレミアム事業として開催します。
④宗像フェス排出プラのリサイクルによるオフィシャルグッズ制作事業
宗像フェスでは、音楽フェスができる環境問題への取り組みとして、会場から排出されるペットボトルやプラカップを全て分別回収しリサイクル素材として次年度の宗像フェスオフィシャルグッズを制作しています。
毎年、会場から大量に排出される来場者のドリンクのゴミを分別し、それを翌年のグッズにリサイクルして販売する、「自己循環型リサイクルイベント」として他の音楽イベントの先端を進んでいます。
この販売されたグッズの収益の一部を世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の保存活用協議会を通して、環境保護活動や世界遺産保全活動に活用されます。
私たちの宗像地域のご紹介
豊かな自然と歴史が共生するまち
山と海に囲まれた自然と、古代から続く「神宿る島」への信仰が受け継がれています。
この地域は、福岡市と北九州市の中間に位置し、ベッドタウンとして発展してきました。その一方で、山と海に囲まれた自然豊かな環境から、農業や水産業が盛んで、特に玄界灘からは多くの水産物が水揚げされます。また、四世紀から九世紀の間、大陸との交流が盛んで航海の安全を祈る祭祀が行われた沖ノ島を含めた『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』が2017年7月9日ユネスコ世界遺産委員会にて世界文化遺産への登録が決定されました!
その構成資産でもある、宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮(総社)の三社の総称であります。偉人としては、『海賊と呼ばれた男』 のモデルでもある、出光興産、創業者の出光佐三氏が生まれ育った町でもあり、人が温かく互譲互助の精神が今も受け継がれています。
野外音楽フェス「宗像フェス」を立ち上げた背景
宗像フェスは、宗像を代表するお祭り「みあれ祭」の前夜祭花火大会として2012年に創めたのがきっかけです。元々宗像には、花火大会がなくて…地元で子供たちに花火を見せたいと、有志でお金を出し合って小規模ながら開催しました。
当初から、宗像フェスの代名詞になってる音楽花火を、周囲よりいち早く取り入れ、独自の路線を築いてこれたのも今に繋がってると思っています。本当に大好評で継続してほしいと市民からの多くの感謝の手紙を頂きました。それでなんとかの周囲の自治体の花火大会との差別化を図る事で継続できなかと思い、2013年に音楽ライブを取り入れたのが成り立ちです。
2014年から本格的な野外音楽フェスとして大きく成長してきました。イベンター主催の音楽イベントではなく、全て手弁当の実行委員会のフェスとしては、日本最大級だと自負しています。
地域振興の起爆剤として、今では3万人弱が集まる大型フェスとして日本全国に認知されるようになりました。
実行委員会のプロフィールと実績
実行委員会は、地元経営者の完全ボランティア組織で2012年に誕生しました。毎年委員会メンバーが増え現在では28名(2019年6月現在)が毎月1回の委員会、部会長会議など小会議を含めると年40回以上の活動を行っています。
2016年より実行委員会をサポート頂く、「宗像フェスサポートスタッフ」を14名で組織し笑顔溢れる開かれた団体にとなりました。
本実行委員会に、福岡県、宗像市、福津市などの行政、宗像観光協会、福津市観光協会などの観光諸団体、宗像国際環境100人会議などの環境団体が共同で事業を実施するなど地域団体の中では中心的存在となっています。
実績
2012年 みあれ祭前夜祭花火大会
花火1500発打ち上げた、来場者2000人の花火大会からスタートしました。
2013年 宗像市新市政10周年記念みあれ祭前夜祭花火大会 初めてのLIVEステージを設営、実行委員会でステージから会場設営まで行いました。
来場者数1万人を超える一大イベントとして反響がありました。
2014年 宗像フェス~World Heritage Munakata~
本格的野外ライブ「Munakata Music Festival 」とみあれ花火大会を同時開催。
総勢1万5千人の来場者。
2015年 みあれ祭前夜祭花火大会
この年から、「宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業」を開始、初年度は参加者30名からスタートしました。
宗像フェス夢未来アート実施
地元の学生で、宗像フェスの会場の防波堤に「世界遺産」「海」をテーマの壁画を描きました。
2016年 宗像フェス
「宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業」宗像国際環境100人会議と協力90名参加。
2017年 宗像フェス、宗像たべてん祭
「宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業」120名の参加。
「宗像フェス日韓国際交流海洋プラリサイクル事業」を新規立上げ!日韓の学生50名で実施
2018年 宗像フェスecoプロジェクト 日韓環境学習交流事業
「宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業」140名の参加。
「宗像フェス日韓国際交流海洋プラリサイクル事業」日韓の学生80名で実施
「宗像フェス排出プラのリサイクルによるオフィシャルグッズ制作事業」を新規立上げ!
「宗像フェスオフィシャルキッズカメラマン事業」を新規立ち上げ、市内の親子30名で開催!
資金の使い道
・各事業の会場設営日
・参加者移動に伴う、大型バスの委託費用
・日韓交流の為の学生の移動交通費(実行委員会は対象外)
・海洋ペットボトルのリサイクルグッズ制作費
・参加者の宿泊費用(実行委員会は対象外)
・各事業の備品購入費用(清掃活動に必要な備品)
・各種会場費用
実施スケジュール
①宗像フェス海洋プラスティックリサイクル事業
8月25日
宗像フェスEcoチケット海洋プラスティックリサイクル事業 参加者200名
・宗像・福津の海岸線を一斉清掃
・環境セミナー(海洋汚染の状況、海洋プラのリサイクル技術)
・サプライズライブ
9月21日、22日
・海洋プラスティックによる 宗像フェスリサイクルグッズ制作
・宗像フェス会場内に宗像フェスリサイクルオフィシャルグッズ販売
②宗像フェス日韓国際交流海洋プラリサイクル事業
7月7日
・中学生~大学生の代表者と釜山外国語大学の学生のリーダー会議
・『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産登録2周年記念事業
・日韓同時清掃活動を開催(福岡県宗像市内・韓国釜山市内)をLIVE結び同時に清掃事業行う。
・環境セミナー、学生交流事業
9月21日、22日
・宗像フェス日韓環境交流事業
・日韓の学生による、海と環境をテーマのモニュメント制作
・日韓学生で、海外らの漂着ゴミの多い海岸性を学びながら清掃
・宗像フェス環境ボランティア
・学生同士の交流事業
10月下旬
・日本学生による釜山外国語大学の出前授業
③宗像フェス離島振興環境プロジェクト「海を感じるin大島」
8月7日、8日
・「海を感じるin大島」事業実施 参加者300名
・参加者全員にて、世界遺産の地、沖ノ島遥拝所下の海岸線を清掃
・環境学習事業
・大島七夕祭りのボランティア
④宗像フェス排出プラのリサイクルによるオフィシャルグッズ制作事業
9月21日、22日
・宗像フェス会場にて、ペットボトル、プラカップの分別作業
・本事業の全体のPR事業 来場者3万人
リターンのご紹介
すべての支援者様に共通するリターンは、次の3つになります。
・お礼状
・参加者の感想や全体の活動報告書
・各事業で回収した海洋プラスティックをリサイクルした宗像フェスオフィシャルグッズ(非売品)
・地元名産 光の道「鯛塩ラーメン」生2食入り(¥750相当)
さらに支援いただいた金額によって、
・各事業で回収した海洋プラスティックをリサイクルした宗像フェスオフィシャルTシャツ(非売品)
※Tシャツの色は白色のエコドライ生地になります。
・宗像フェス~Fukutsu Koinoura~ブロック指定チケット(¥7,900相当)
※詳細はオフィシャルHPを参照ください。 https://munafes.jp/ticket/
・宗像フェス~Fukutsu Koinoura~VIPチケット(¥60,000相当)
●VIP特典!!
優先入場、クローク無料、ケータリングフードサービス、ドリンク飲み放題(ラウンジサービス)、宗像フェスオフィシャルグッズ付き
※詳細はオフィシャルHPを参照ください。 https://munafes.jp/2019vipticket/
・宗像フェス環境オフィシャルWEBサイトにてお名前を掲載
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。
・会場のお名前を入れたオリジナル「のぼり旗」を宗像フェス会場に設置(大会終了後支援者に現物を郵送します)
・福岡⇔韓国・釜山の往復乗船券(JR九州高速船ビートルを利用)
最後に
「音楽フェスがなぜ社会貢献事業?」と一般の方々から言われる事があります。元々僕ら実行委員会は、その前より「地域の活性化」「青少年育成事業」「環境活動」を地元で行ってきたい団体が全身であります。
宗像フェスは、音楽を通して社会を変革して行きたいという思いが原点です。2017年7月に世界文化遺産に登録された「『神宿る』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の登録推進運動は、2009年から始めたときは、地元でも相手にされないばかりか批判を受ける事が多かったです。それが地道な運動を重ねて地元の空気が変わり本登録されるという目的を達成しました。
僕らの掲げる目標である「世界遺産を守り伝える環境保護活動」「宗像・福津の広域ブランドイメージの向上」「子供たちの「夢のカタマリ」の集合体」には近道はありません。
2015年からはじまった、宗像フェスの社会貢献事業は、毎年の積み重ねでその意義を日本全国に発信できるようになってきました。
毎年、参加者される方々に「環境の勉強になりました!」「国境を越えた交流で本当の友情ができました」「海洋プラがこんなにあって実際にリサイクルしたのを始めて手にしました!」など喜んで頂き、年々、参加希望者が多くなってきています。
ただ、本事業は収益事業ではなく、実行委員会メンバーが完全ボランティアかつ費用を出し合って運営しています。いずれは、リサイクルされたグッズを販売した収益を活用したり、この趣旨に賛同して頂く企業サポーター契約を結んでいく予定ではありますが、その収益モデルもまだまだの状況です。
そして、本当に多くの子供たち、地元の学生、地域団体など期待が大き過ぎて、今年は過去最高の規模で多くの方々にこのチャンスを提供したいと熱く思っています。
どうか、多くの方がのご支援を頂き、多くの夢のサポータになってください。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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