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ウォンバットがいる「世界一♡のある動物園」五月山動物園をパワーアップさせたい!

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

現在の支援総額

755,000

75%

目標金額は1,000,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/07/01に募集を開始し、 10人の支援により 755,000円の資金を集め、 2019/12/31に募集を終了しました

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みなさんは「ウォンバット」を知っていますか?

もさもさっとしていて、無表情のようでありながら実は表情豊かで、なんだか癒される動物。


このユニークな動物の名前は、ウォンバット。コアラやカンガルーと同じく、オーストラリアの一部に生息している「有袋類」の仲間です。


実はこのウォンバット、「見ているだけで癒される」とのお声をたくさんいただき、全国各地で着々とファンを増やしつつあります。そしてファンの方々が積極的に足を運んでくださっているウォンバットの聖地、それが「五月山動物園」です。



私、瀬島(写真左)は1996年から五月山動物園の仕事に関わっており、現在は園長を務めています。幼いころから五月山動物園で遊びまわっていた動物大好き人間です。



ウォンバットたちの様子を確認できるライブカメラ「ウォンバットてれび」の修理へのご協力をお願いした、前回のクラウドファンディング。おかげさまで無事に修理が完了し、24時間いつでもウォンバットの日常をお届けできるようになりました。

5台のカメラは、だれでも自由にパソコンやスマホから操作することができ、ウォンバットの飛び切りかわいい姿を見ることができます。



前回のクラウドファンディングのページはこちら

【壊れてしまった池田市五月山動物園「ウォンバットてれび」を復活させたい。】

https://faavo.jp/osaka/project/2218


ウォンバットを飼育している日本で数少ない動物園として、そして「世界一♡のある動物園」として、五月山動物園では今後も継続して「動物たちがより幸せに暮らせる環境づくり」に注力していきたいと考えています。それによって、さらにいきいきとした動物たちの姿をみなさんに楽しんでいただけるようになるのです。


ウォンバットをはじめとした五月山動物園で暮らす動物たちが、より良い環境で暮らせるように。そして動物園にいらっしゃるみなさんが、今までよりもっと動物園での時間を楽しめるように。


3回目となる、このクラウドファンディングを通じ、みなさんから私たち五月山動物園の環境づくりへの継続的なご支援をお願いしたいと思っております。


5頭のウォンバットが暮らしている五月山動物園って?

五月山動物園がある池田市は、オーストラリアはタスマニア島のローンセストン市と姉妹都市提携を結んでいます。その友好の証として五月山動物園にやってきた動物親善大使が、ウォンバットたち。その後、世界で2番目にウォンバットの繁殖に成功するなど、五月山動物園ではこれまでに通算11頭のウォンバットを大切に飼育してきました。


高齢化によって一時期はウォンバットが五月山動物園からいなくなるかもしれない危機に見舞われながらも、「ふるさと納税」などを活用して現在までウォンバットの飼育を続けています。



ウォンバットがいる動物園は全国に2ヶ所。そのうちの1ヶ所が五月山動物園です。現在5頭のウォンバットがいて、それぞれ表情も毛の色合いも異なる個性豊かな顔ぶれです。


いつもウォンバットを見ていたくて東京から大阪に移住してきた方がいらしたり、ウォンバットを愛するファンのみなさんがオフ会を開催されたり。ウォンバットを目当てに全国各地からたくさんの方々がここに集まってくださって、嬉しい限りです。


このようにウォンバットで認識していただいている五月山動物園には、二つの特徴があります。


一つは「誰でも無料で入園できること」。


五月山動物園、は五月山公園の一角で鹿を飼い始めたことをきっかけに1957年にスタートしました。オープンから60年以上経った今でも、気軽に立ち寄れる公園の一部として楽しんでいただいています。


入園料がかからないだけでなく、動物園としては全国で二番目に敷地が小さいので、お散歩コースとしても楽しんでいただいています。特に近隣で暮らしている子育ての世代の方々にとっては、お子さんが「動物園に行きたい!」と言ったらいつでも足を運べる生活の一部。さらに、お子さんが生まれて初めて動物と関わるきっかけの場所でもあります。


お子さんだけでなく、仕事の合間に癒しを求めてじっとウォンバットをご覧になっている大人の方もいらっしゃれば、五月山のハイキングを楽しんだ後に立ち寄られるご年配の方々も。最近では海外からの観光でも足を運んでくださっていて、どなたにでも楽しんでいただけることをあらためて実感しています。



もう一つの特徴が、「動物たちのぬくもりを感じられること」。


五月山動物園は、できるだけ動物との距離を縮められることを意図した設計にしています。ここが動物のことを好きになったりもっと知りたいと思ったりするきっかけとなるように、日々環境を改善中です。


ウォンバットだけでなく、ワラビーやエミュー、羊といったオーストラリア由来の動物たち、そしてアルパカやポニーなどが暮らしている五月山動物園。初めていらした方が動物との距離の近さに驚かれるほど、動物の息遣いをダイレクトに感じることができます。


動物によっては柵ごしに直接触ることもできるので、ここでの時間を通して、今までよりさらに動物の魅力を理解していただけたら嬉しいです。


「世界一♡のある動物園」に込めた思い

私たち五月山動物園は、「世界一♡のある動物園」をスローガンに掲げています。もともとのきっかけは、以前ここにいたアルパカを遠くから撮影してみたら、目の模様がハートに見えたこと。それをヒントに五月山動物園で大切にしたいことを考えてみたら、自然とこのフレーズにたどり着きました。


例えば、五月山動物園には長生きしている動物が多くいます。これは、できるだけ動物に負担をかけずにのびのびと生きていける環境づくりに注力しているため。現在いるウォンバットなら、最高齢は30歳。世界的に見てもかなり長生きしているケースです。もちろんウォンバットに限らず、すべての動物のストレスを考えながら愛情を込めて飼育しています。


コンパクトな園内は歩いてまわりやすく、五月山の自然の中で心地よい時間を過ごすことができるので、実は家族でのお出かけだけでなくデートにもおすすめです。そんな特徴を知っていただければと思い、バレンタインデーには「愛を届けるパレード」などのハートに関わるイベントも開催しました。


五月山動物園の特徴の一つ「動物のぬくもりを感じられる設計」にもハートを込めています。自然環境で生きている野生の動物と比べて、動物園にいる動物たちはせまい場所でずっと同じような暮らしになってしまいがち。そうなると動物たちにストレスがかかってしまい、病気になりやすくなるのです。


そんな動物園の限られた環境の中でもできるだけ動物たちが快適に過ごせるように、動物たちが暮らす環境に日々ちょっとずつ変化を加えています。

例えば毎日さまざまな遊びを楽しんでいるウォンバット。枝の皮や木の根っこをむいたりぐるぐると歩き回ったりすることが大好きです。そんな彼らがずっと遊びを楽しんでいられるように遊びやすい道具を置いてみたり、時々エサ場を変えることで楽しく食事をする機会をつくったりして、できるだけ彼らが遊びたくなる余地を設けています。


こうして動物たちがいきいきと暮らせる環境づくりを継続的に進めることで、みなさんに安全に楽しんでいただくことができ、いつも新しい気づきをお届けできるのです。


みなさんにお願いしたいご支援

今回はこの「動物たちが快適に過ごせる環境づくり」のためのご支援をいただきたいと思っています。


みなさんのご支援のおかげで、少しずつ園舎の整備が進んでいます。

初めてクラウドファンディングでご協力を募ったときには、ウォンバット舎の柵を金網フェンスから強化ガラスに変更しました。これにより、ウォンバットの様子がかなり見やすくなっただけでなく、園内道路での人々の話し声がガラスで遮られることで、ウォンバットたちが怖がることなく、元気に走る姿が見られるようになりました。


それでも、オープンから60年以上経った五月山動物園では、園内のあらゆるところで施設の老朽化が進んでいて、飼育する動物の種類を増やすこともできません。みなさんと動物たちとのふれあいをさらに増やすためには、必要な知識を持ったスタッフの増員も必要です。


動物たちにもみなさんにもよりよい環境を整えていくためには、まだまだやりたいことがたくさんあります。直近ではウォンバットが暮らしているエリアの樹木整備や仕切りの改修、ワラビーが住んでいる「ワラビー舎」の改良に着手する予定です。もちろん、みなさんが安心して園内を楽しめるような園内道路の美化なども進めていきたいと考えています。


世界に誇れるウォンバットの聖地・五月山動物園をもっと遊びに行きやすく、自慢したくなる動物園にするために。私たちと一緒に「世界一♡のある動物園」をはぐくみ、未来の子どもたちにつないでいきませんか。応援どうぞよろしくお願いします。

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