みなさま、たくさんのご支援ありがとうございます。すでに現時点(6月29日23時30分)で66人もの方にご支援いただき、大変感謝しています。繰り返しになってしまいますが、今回の訴訟は本人が訴訟費用を負担することが難しいため、みなさまのご支援があってはじめて闘いを続けていくことができます。ぜひ、お知り合いの方にも、こういう実態があることを教えてあげてください。
さて、おととい(6/27)放送された「クローズアップ現代+」で、POSSEが支援するフィリピン人留学生の問題が取り上げられました!「留学生が“学べない” 30万人計画の陰で」(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4300/index.html)と題された番組では、留学生の置かれた過酷な働き方や日本語学校が教育機関としての役割を果たさず、単に留学生を人手が不足している職場に派遣するブローカー化している実態が描かれました。
外国人留学生が日本で安心して学び、働くためには何が必要か、との問いに対して、この事案の代理人を務める指宿昭一弁護士はスタジオで「留学生がひどい目に遭ってもほとんど泣き寝入り。何かあったときに外に繋がれる窓口が必要」と述べました。さらに、今回フィリピン人留学生が日本語学校を「強制帰国」の責任で訴えた件は「NPO法人POSSEに駆け込んで助けてもらったからつながったわけで、普通はこうはならず、ほとんど泣き寝入り。そうならない相談窓口が必要」と、支援の必要性を訴えました。
POSSEでは日本語学校の強制帰国の責任を問う訴訟を支援していきます。また、同様の被害にあっている外国人労働者が泣き寝入りすることがないように、外国人労働サポートセンターをたちあげ、英語での相談対応、街頭でのアウトリーチ活動などにも力を入れて取り組んでいきます。
なお、事前の予告ではこの問題が詳しく報道される予定でしたが、残念ながら番組ではほとんど触れられませんでした。
この問題についてより詳細な情報を知りたい方は、ぜひPOSS代表・今野のYahoo!記事をご覧ください。
【留学生が「強制帰国」を争って日本語学校を提訴 日本の介護現場を支える違法労働の実態とは(今野晴貴) - Y!ニュース】 https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190627-00131899/
こちらは、番組で紹介されたシーンの一部です。