はじめに・ご挨拶
- こちらのページを見てくださり、感謝いたします。
- 私たち、High Ambition 2020.jp(ハイ・アンビション2020ジェイピー)は、日本の女子自転車チームです。
- 早速ですが、チームの理念とプロジェクト概要を下記のとおりご説明します。
- ●2020年 東京オリンピック、2024年パリオリンピックを見据えて、日本で初となる女子のインターナショナル自転車チームを2019年春に結成しました。
- ●本場ヨーロッパからUCIワールドツアーチームで監督・コーチを歴任したマネル・ラカンブラ氏を招き、本場UCIチームのフィロソフィーを持ったチームを立ち上げました。
- ●日本人選手のパフォーマンス向上のために、ヨーロッパのUCIチームやアジアのオリンピック候補となる優れた選手たちと走ることのできる環境づくりをスタートしました。
- ●オリンピック出場枠獲得に必要な日本のUCIポイント獲得の機会を創出するため、海外UCIレースへの参戦可能な環境を作り、日本の自転車界に貢献します。
- ●「日本の自転車をもっと人気スポーツにしていきたい」という長年の想いから動き始めたプロジェクトにより、他のスポーツでも見られるように、女子選手の活躍で注目を集め、多くの方々に広く認知していただき、日本の自転車界のさらなる知名度・人気・地位などの向上を目指します。
本格的に活動を開始したのは2019年3月のベトナム。その後、海外のUCIレース、国内の実業団レース(JBCFシリーズ)やJAPAN CUPという有名なレースで優勝を重ね、一躍注目を浴びる存在となりました。
女子選手たちの活躍によって、日本女子ロードレース界のレベルアップ、日本の自転車界全体の活性化につながれば、
と思っています。 - チームの特色は、日本で唯一のインターナショナル女子チームであること。
国内外から集まった、ハイレベルな選手たちが競い合っています。そして、UCIワールドツアーという、サッカーで例えるとFIFAのトップチームから合流した、世界で数々の実績を持つ一流のプロフェッショナルのスペイン人監督と組み、自転車競技の世界的舞台となる静岡県東部を拠点に活動しています。
当面の目標は国内外のレースで実績を積んで、日本で初となるUCI(国際自転車競技連盟)登録の女子チームとなること。
そして、2021年からUCIレースで世界レベルのレースに参戦し、2022年までにツール・ド・フランス出場。2024年のパリオリンピックに、チームから代表選手を出場させることです。
このCAMPFIREで、一人でも多くの皆さんがパトロンとして、私たちを応援してくだされば、本当に嬉しいです。
チームのホームページ:https://highambition2020jp.wordpress.com/2019年チームとして初めて出場したロードレース、ベトナムのBIWASE CUPにて
まずは国内外でのレース実績、2020年11月に2021年度UCI登録チーム申請を目指します
- 私たちの最初の目標は「UCI」への登録です。世界的なツアーレースに参戦し、
実績と名前を残すためにはぜひとも必要な資格です。女子でUCI登録を果たしているチームはまだ日本にはありません。
- *UCIとは?
「国際自転車競技連合=Union Cycliste Internationale」の略で、1900年に創設、スイスに本部を置く。三大ツール(ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ)のほか各カテゴリーの世界選手権などを主催。日本のJCF(日本自転車競技連盟)はその下部組織となります。
※参照:下記の図は、2019年チーム資料です
UCI登録(サッカーでいうFIFAのような、自転車競技の国際連合)は国際的ステイタスを高める上での絶対条件です
私たちならUCIチーム化が実現できる理由
所属選手と監督、スタッフは既に揃っており、UCIチームの登録費用を確保することで「UCIコンチネンタルチーム」というカテゴリーへの登録ができます。登録に必要な費用は年間活動費の保証金も含め、日本円で3000万円ほどです。
これでUCI登録が可能なのに、なぜ今まで日本から女子のUCI登録チームが生まれなかったのか──。
まずは、人材と本場ヨーロッパとのネットワークが不足していました。次に、日本の鎖国性が原因です。登録に必要な語学力が大きな壁でした。
そして、海外レースの経験値や実績を持つリーダー(チーム代表や監督のこと)の不在。日本国内で、UCIワールドツアーの国際レースを指揮してきた人材を探すのは至難の業です。
そこで、海外レースでスペイン人監督と知り合い、意気投合したチーム代表の動きにより、私たちHigh Ambition 2020.jpが誕生しました。本拠地が日本というだけで、選手やスタッフは国際色豊かです。
チーム代表の加藤 修は15歳から自転車競技を始め、高校時代は近畿大会優勝、インターハイ出場、京都府選手権ロードレース(現美山ロードレース)優勝で国体出場など、競技経験を経て、商社勤務、フランスの自転車用品メーカーのマーケティング職勤務を経て独立しました。
監督のマネル・ラカンブラはスペイン人で、2018年まで欧米のプロチーム、
ナショナルチームの監督を歴任。2014年は南アフリカ初のUCI男子ワールドチームで監督を務め、自転車レース後進国の発展に貢献することに情熱を注ぎ、ライフワークにしています。
情熱だけで繋がった彼らが、日本から世界を目指すチームを創ることを目指し、それぞれのキャリアを最大限に活用したチーム作り・運営を図っています。
代表・加藤修よりご挨拶
ハイアンビション2020jpは、女子アスリートの力で、私が若いころからお世話になっている日本の自転車競技をもっとメジャーなスポーツにしていきたいという私、加藤 修の想いから誕生しました。
2020年には日本で最初のUCI女子ロードレースチームに公認されることを目標に、日本で女子ロードレース活動をメインに行っています。就任をお願いした監督は、スペイン人のマネル・ラカンブラ氏です。ロードレース新興国・日本で、ヨーロッパの文化を教えることに情熱と喜びを持っています。現在、ハイアンビション2020jpは、スポンサー企業を探しているいわゆる「プロジェクトチーム」です。このCAMPFIREを通じて、個人のロードレースファンの皆さんにもスポンサーとなっていただければ、と思っています。
代表・加藤修
加藤修プロフィール:国体ロードレース京都代表。他業種で働きながらロードレースへの熱い情熱を胸に抱き続けてきた。ヨーロッパの自転車用品メーカーの日本法人でマーケティング職を経て、2017年脱サラして国際ロードレース関連のジャーナリストに。
それまでのご縁により、英国スポーツバイクブランドの日本販売権を取得したことをきっかけに、女子のジュニア層の自転車選手のサポートや発掘・育成に携わる。
さらに、そのジュニア世代の選手たちが大学進学でU23へステップアップした2019年、エリートのインターナショナル女子チーム、ハイアンビション2020 jp.を設立。国内外での優勝実績を残し、現在に至る。
チーム維持にかかるおカネはどれくらいか……
●遠征費
●選手・監督の年俸
●レース用自転車の機材費、スタッフの日当、チームの車両や移動・宿泊費、トレーニングキャンプ滞在費、飲食費など。
これらを合わせると、
年間でおよそ9000万円が必要です。
しかし、考えてみるとこれは男子UCIワールドツアーチームの予算の10分の1規模、国内の男子UCIコンチネンタルチームと同等規模です。
これは、国内のサッカーチームなどメジャースポーツの年間予算より大幅に低く、世界的なビッグレースを目指す金額としては、非常にコストパフォーマンスが良いプロジェクトだと自信を持って言えます。
もちろん、この金額をCAMPFIREのみで集めることは不可能です。
このプロジェクトで実行したいこと
そこで今回クラウドファンディングの目標額を
3,500,000円
と定めました。
皆さんからの支援で、4月-6月のレース活動費として日本人選手たちにより多くの経験を積ませていただき、選手たちがよりいっそう成長してもらうために活用します。
その内訳は──
人件費(監督、選手、スタッフの報酬):120万円
遠征費(国内外のレース参戦、合宿等に必要な交通費・宿泊費):100万円
経費(リターンや手数料にかかる費用など):80万円
雑費(PR/マーケティング、事務的な費用):30万円
UCIチーム化を目指す記者発表の経費:20万円
合計:3,500,000円
プロジェクトの具体的スケジュール
2020年2月末:クラウドファンディング終了
2020年3月末:クラウドファンディング入金
2020年4月上旬:クラウドファンディングのリターン発送
2月 23日裾野市イベント ゲスト出演
2月下旬と3月下旬:静岡県東部にて、チームビルディングのトレーニングキャンプ実施
4月上旬: UCIチームを目指し、チーム体制の記者発表(予定)
4月13日:広島県にて、チャレンジロードレース出場(全日本選手権への出場権獲得のため)
4/17-18: 東日本ロードクラシック (JBCF 群馬 /実業団シリーズ第1戦)
5月12-14日:中国にてUCIロードレース、Tour of Zhoushan Island 参戦(2019年度2位&チーム総合2位)
5月31日:中国にてUCIロードレース、Tour of Taiyuan 参戦(2019年度1-2で優勝&チーム総合優勝)
6月18-21日:広島県にて、全日本選手権ロードレース 出場
7/19 :La Course by Le Tour de France (フランス / 女子版ツール・ド・フランス視察)
夢に向かって、熱い合宿を行っています
【特報】 2019年ロードレースJAPAN CUPで2レースとも優勝!
日本のロードレース(ワンデイ=1日)でアジア最高峰、観客動員数12万人という国内最大規模と権威を誇る「JAPAN CUP」。私たちは2019年10月に行われたこのレースに参戦し、女子ロードレースと国際クリテリウム(市街地での周回レース)の2レースとも優勝を飾りました。
●JAPAN CUP ウィメンズ・クリテリウム優勝 レイチェル・ニーラン選手
オーストラリア出身。2012年世界選手権で2位、世界トップクラスの実績を持っています。
●オープンレース優勝 アラーナ・フォースター ニュージーランド出身。ヨーロッパのチームで活躍中。
2019年11月にはオリンピックや世界選手権、UCIのトップレースなど世界最多の優勝実績を誇る世界の女王、マリアンヌ・フォス選手との合宿を静岡県で実施
世界トップレベルの選手フォス選手たちと過ごした3日間、一緒に過ごしてみて学ぶことが沢山あり、今後の選手育成にも役立つ良い経験になりました
2019年11月、世界チャンピオンのマリアンヌ・フォス選手たちと富士山スバルライン5合目まで走りました
昨年のレース実績をご参考までに……
【 2019年参戦レースとその結果】
●ビワセカップ(ベトナム 3月)第5ステージで優勝(アリアンナ・フィダンツァ)
●ツアー・オブ・ゾーシャン アイランド(中国舟山島 5月)〜チーム初のUCI公式レース 個人2、3位(アリアンナ・フィダンツァリサ・モルゼンティ)、チーム総合2位
●ツアー・オブ・タイユアン(UCI 1.2 5月) アリアンナ・フィダンツァ優勝、2位リサ・モルゼンティ。 チーム総合優勝
●ニセコ・クラシック(UCIグランフォンド北海道 7月) ブレアンナ・ハルグレーブがゲスト招待選手として、女子のトップタイムでゴール
●実業団レース(JBCF)石川ロードレース(福島 7月) ブレアンナ・ハルグレーブ優勝
●シマノ鈴鹿クラシック 第1回 JCF公認女子ロードレース(三重 8月)ステファニー・スベルカソー優勝
★10月のJAPAN CUPにおける戦績は、さらに上をご覧ください!
- ベトナムのビワセカップ 第5ステージで優勝(アリアンナ・フィダンツァ)
High Ambition 2020 jp.とともに活動する選手を紹介します
●Rachele Barbieri(イタリア)スプリンター
2017世界選手権トラック 女子エリート スクラッチ金メダル獲得
2017 UCIチームのWggle High 5 ,2018 Be Pink所属
●Leung Wing Yee オールラウンダー
写真の右がYee 選手
(香港) オールラウンダー
2019 Tour of Taiyuan(UCI1.2) 3位、アジア選手権 6位
香港ナショナルチーム所属
●Laura Camira Lozano(コロンビア)クライマー
2018コロンビア国内選手権3位、2016ジロ・ローザ総合25位(ジロ・デ・イタリア)
2019 JAPAN CUP ウィメンズ クリテリウム 3位
● Doris Shweizer(スイス)
2017スイス ナショナルチャンピオン
2019年High Ambition 2020 jp.のプロジェクトで、Tour of Tauyuanではエースアリアンナ・フィダンツァ 優勝とTour fo Zhoushan Island の準優勝をアシストした、頼れるベテラン選手。
●Breanna Hargrave (オーストラリア)
トラックで4度オーストラリア代表,500mTT 国内チャンピオン。
2019ニセコクラシック女子トップタイム、JBCF石川ロード優勝、JAPAN CUPロード2位
● Serene Lee (シンガポール) クライマー
2018シンガポール ナショナルチャンピオン。
2019 BIWASE CUP 総合10位、アジア選手権ロードレースに出場し完走。
●Alriro Milaki(ギリシャ) スプリンター
2018Tour of Zhoushan Island stage 1優勝
パラサイクリング ギリシャ代表選手(2人乗りタンデム競技のパイロットとして)
●榎本 美帆(日本)クライマー
2019 Mt.Fuji ヒルクライム(通称:富士ヒル)選抜クラス女子 優勝、JAPAN CUPロードレース 5位(日本人で2位)。ヒルクライマーから、本格的なロードレースを走れる選手にステップアップするために、昨年JAPAN CUP後にHigh Ambitionへ合流。2020年から初の国際大会出場に向けて日々トレーニング中。
ブログ:https://note.com/miho_enomoto
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100037671983313
●岩元 杏奈(日本)スプリンター
日本体育大学1年。2019ジュニア日本チャンピオン(ロードレースと個人TTで2冠)2019アジア選手権ロード女子ジュニア 銀メダル。High Ambitionの女子サイクリングアカデミー出身
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100011709157390
●本田 母映(日本)オールラウンダー
2017 ツール・ド・沖縄50km 市民レース優勝、2018ニセコクラシック 3位。2018 Zwift national championship 優勝、2018,2019 新潟県選手権優勝、国体出場。
医師として働きながら、国体や国内主要レースに出場する傍ら、アスリートが抱える身体の悩みに対し、「医師だからこそ、伝えられることがある」をモットーに怪我・ホルモン・栄養など様々なテーマでブログで情報発信中。
メディカルサイクリスト ブログ:https://medicalcyclist.com
Twitter: https://twitter.com/MedicalCyclist
※2019年提携チーム:Live Garden Bici Stelle (宇都宮市を拠点にする、有名な女子チームです)
Live Garden Bici Stelle Facebook:https://www.facebook.com/bicistelleofficial/
2019 国際大会JAPAN TRACK CUPにて、日本代表の吉川 美穂選手とマディソンを組んで出場
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