みなさま、お世話になります。
東日本大震災で大きな被害を受けた、三陸沿岸南部の小さな町「大槌町」で毎年開催している住民主体の音楽フェスティバル「おおつちありがとうロックフェスティバル(通称:ありフェス)」実行委員長の岡野茂雄です。
大槌への沢山のご支援、ご協力を頂きまして誠に心から、感謝申し上げます。
「ありフェス」は震災後の2012年に誕生し、今年で8回目を迎えます。本当にみなさまの一人一人の笑顔と情熱が、この「ありフェス」を作っているに他なりません。
立ち上げ当初、震災で頂いた全世界のみなさまへの愛に「感謝」を、「ありがとう。」を伝えて行こうと始まりました。
震災直後でもあったため、新しい大槌町に対する「復興」という兼ね合いもあったと思います。しかしながら我々は、未来というものを常に意識し、震災前には町の文化で新たな世代にありがとうを引き継ぎ、繋ぎ未来に新たな笑顔溢れる場所を作る事を目標として、邁進しています。
他のフェスとは異なるかとは思いますが、大槌でしか観られない、大槌でしか感じられないイベントを目指しています。
有名なプロミュージシャンはじめ、地元の団体、郷土芸能、子供太鼓や吹奏楽部などが肩を並べる独特なフェスであると思います。
感謝を伝える!というテーマで「無料フェス」にこだわって開催しています。
8回を迎え運営面では少なからず「継続する難しさ」に直面しているのは事実です。
しかしながら今年は三陸鉄道が大槌に通り、8年ぶりに大槌に駅が出来た事、大槌復興の象徴である大槌町文化交流センター「おしゃっち」での開催が決定した事で、町と三陸鉄道と一緒になって、イベントを盛り上げていこうと準備しています。
我々の趣旨にご賛同いただけましたら、何卒、イベント開催の条件面等必要不可欠なものへのご協力に、情熱を分けて頂きたくお願い申し上げます。
みなさまご協力をよろしくお願い申し上げます。
■イベント概要
イベント名:おおつちありがとうロックフェスティバル 2019
開催日時:2019年8月4日(日) 9:00開場 9:30開演
会場:大槌町文化交流センター「おしゃっち」
出演アーティスト:SA、under path!、横道坊主、SaToManshion、THE STREET BEATS、怒髪天、NORISHIGE、FUNNY THINK、フラワーカンパニーズ、松本哲也、三宅伸治、村松徳一、Luv-Enders、あくどまめ、金沢神楽保存会、大槌保育園children drums、和野っこフラガール&マハロ桜木(順不同)
後述しますが、はじめは「自分たち」が生きていることと、復興支援に対する感謝の気持ちでありフェスをスタートしました。回を重ねるごとに、その感謝の気持ちには変化が起こっています。
ー毎年九州はじめ、遠方から出店してくれている飲食店への感謝ー
ー準備に全力投球している実行委員会メンバーの不在を許してくれる家族への感謝ー
ー普段の練習の成果を披露する伝統芸能の子ども達への感謝ー
街が平時の姿を取り戻す中、震災後に生まれた子ども達も、ありフェスの主役になりつつあります。震災を知らない子ども達が、自分の両親や祖父母の代が世界中の人たちに対して伝え続けている「ありがとう」をさらに下の代へと継承していくことを、目指していきたいと考えています。
今年は三陸鉄道の全線開通の記念の年でもあり、復旧した大槌駅から会場までを「サンクスロード」として、街全体を使って、感謝を伝える姿を、未来を担う子ども達に見せたいです。
2011年8月、大槌町で浸水被害を受けたパチンコ店のホールスペースを活用し、さんりく夢会議 in 大槌というトークイベントが開催されました。岩手県内沿岸被災地の実業家や住民が登壇者となり、現状やこれからについて、力強く語られました。私たちありフェス実行委員メンバーも会場にいて、「自分たちで今できること」を考える機会となりました。
このトークイベントを契機として、同年9月には、盛岡の野外フェス「いしがきミュージックフェスティバル」の前夜祭を開催して頂きました。同じ岩手県内でも、内陸で津波被害を受けていない、盛岡からのプレゼントだと思っています。
震災以前から音楽の力で地域を盛り上げようとしている、いしがきMFのエネルギーに触れ、いしがきMF運営委員長下玉利元一くんの力強い言葉やアーティストのパフォーマンスに感化されたことを今でも忘れません。
この経験が、初回のありフェス開催のきっかけとなりました。
ありフェスを毎年継続的に開催しています。
世の中の屋外フェスの中には、制作や運営に沢山予算を割いて、自治体などから多額の補助金をもらって実施するものもあるようですが、何から何までいわゆる「手弁当」です。
震災を機に、真新しい人間になったなんて思っていません。自分たちは三陸の田舎町「大槌」で生まれ育った「輩(やから)」ですし、これはこれからも変わらないと思います。
ですが、あれだけの激甚な災害を直に体験して、そこからの復興を支えてくれる色んな方と出会って、感謝の気持ちを表すのに学歴や経験なんて関係ない。ただ、「ありがとう」を伝えるために8年連続で続けてきました。
その原点は、これからも見失わないようにしたいと思います。
今回、皆さんから頂く資金は、主として、会場や周辺の警備の強化、ステージ製作費などに使わせて頂きます。
1)会場や周辺の警備の強化・・・180万円
前回から、会場が街中の施設に変わりました。以前は一般車両や一般歩行者の通行等を考慮しなくても大丈夫でしたが、町が復興するに連れて、配慮が必要となってきました。
今回は、会場3ポスト、駐車場5ポスト、駐車場から会場までの交通要衝での5ポスト、計13ポストの警備を手配する予定です。
2)ステージ製作・・・70万円(従来比プラス)
街中の新しい公共施設「おしゃっち」を会場として使うため、ステージ製作をする上での養生、照明組み、音響組みその他に屋外ではおこなわない、特別な工夫が必要になります。
上記1)2)以外は本プロジェクトにかかる手数料に充当します。
状況に応じて、追加リターンを検討しますが、感謝の気持ちを伝えることを最優先にしたいことから、スタート時点では心からの感謝の気持ちをメッセージでお伝えするとともに、渾身のデザインによるTシャツを用意しました。
以下のようなスケジュールで準備を進めています。
1)準備
〜7月下旬
運営に関する詳細検討、アーティストとの各種調整、ステージレイアウトの検討、警備計画の立案他
2)実施
8月4日
3)報告・リターンの発送
8月9日〜
ありフェスを実施する時、自分自身がどう楽しむか。も大事にしています。
テーマのロゴは自らデザインを手がけ、「サンクスボール」と名付けています。
年々、このサンクスボールに磨きをかけて、皆さまをお迎えする準備をしています。
ぜひ8月4日は大槌へお越し下さい。一緒に楽しみましょう。
■イベント概要
イベント名:おおつちありがとうロックフェスティバル 2019
開催日時:2019年8月4日(日) 9:00開場 9:30開演
会場:大槌町文化交流センター「おしゃっち」
出演アーティスト:SA、under path!、横道坊主、SaToManshion、THE STREET BEATS、怒髪天、NORISHIGE、FUNNY THINK、フラワーカンパニーズ、松本哲也、三宅伸治、村松徳一、Luv-Enders、あくどまめ、金沢神楽保存会、大槌保育園children drums、和野っこフラガール&マハロ桜木(順不同)
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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