実は私はあまり人工衛星とか、衛星探査機とかにそこまで興味はなかったのですが、はやぶさ2は本当にすごい!!!!!と思います。
そもそも、地球から遠く離れたリュウグウまでの信号をどうやって送るのか、調べてみました。
通信方法はインターネットと似ているようです。送りたいデータをパケットと呼ばれる単位に格納して送ります。パケットはよく携帯ショップで耳にしますね
しかし、インターネットは誰でも接続できてしまいます。その状態になってしまうと、誰かが送った信号にいたずらをしてしまい、ミッションが失敗してしまうかもしれません。そのため、はやぶさではインターネットとは違い、宇宙専用の回線で送られます。
地球から探査機、探査機から地球に信号を送るとき、伝送速度は地上の速度よりも下がります。それは、有線と無線の違い、周波数の違いからくるものだと思います。(これはあくまでも私の考察なので、間違っていたら教えてください!!)そのために、伝送の効率が大切となります。
また、インターネットと異なるのは優先度による制御を行っていることです。探査機を遠隔操作するので、通信にかなりの時間がかかります。そのため、どの情報を優先するのかが大切となってきます。人工衛星の状態を優先させるのか、探査機がとった観測データを優先するのか、と言われればもちろん衛星の状態を優先させますよね、ということです。
この情報は日本航空宇宙工業会の「小惑星探査機はやぶさ2とその通信」からです。