この度は【 駆除された野生の動物を生かす、ライフスタイルブランドの立ち上げ 】にご支援頂きまして、誠にありがとうございます。皆さまのおかげで目標を達成する事ができました!新たな目標として、100人のパトロンさんを目指したいと思います!( 8/9〜 )私たちのプロジェクトの渦の中に、もっとたくさんの方々を巻き込んでいきたいと思いますので、引き続きの応援を宜しくお願いします。
lnswirl 一同
ライフスタイルブランド
【 lnswirl 】の立ち上げ
皆さま、はじめまして。私たちはこの度、全国で鳥獣被害対策の為に駆除されているシカやイノシシの革を使用したレザーアイテムや、天然繊維やオーガニック素材などにこだわった、ライフスタイルブランド【 lnswirl 】( インスワール ) を立ち上げました!
触れる、着る、使う、様々な場面で、上質で洗練されたアイテムを提案します。 地球環境に配慮し、人にやさしい素材を厳選すること。心地の良いデザインを追求すること。そんな私たちのあるがままの自然な行い【Natural Behavior】 をコンセプトに、身近にある色々なモノをデザインし、発信していきます。
ブランド名の【 lnswirl 】( インスワール ) は、in (中) + swirl (渦) の造語で、私たちの理念やクリエイションの渦の中に、多くの方を巻き込んでいきたいと、名付けました。
【 メイン素材の、野生鹿革の特徴 】
鹿革は、革のカシミヤと呼ばれるほどキメが細かくしっとりと柔らかです。また、適度な伸縮性を持っているので、裂け強度は他のレザーより高く、油分が抜けにくく、しなやかさを失いません。
日本では古くから鹿革が使われており、例えば日本最古の足袋や、奈良時代の刀剣の鞘や武具にも鹿革は使われています。東大寺正倉院には鹿革製のものが保存されていますが、千年以上たった今も、柔軟性と色彩の両方が保たれています。
【 皮から革への加工 】
皮はそのままの状態では腐敗してしまいますので、鞣すという工程が必要になります。その鞣し方法にもこだわりました。
皮革の70%以上をも占めるといわれるクロム鞣しではなく、重金属や化学薬品を用いず、自然の恵みだけでできた、地球環境や人にもやさしい鞣しで革に加工します。
有害になりうる化学薬品のクロムやホルムアルデヒドの含有量が0%のため、敏感肌の方や赤ちゃんが触れても安心安全です。
また、革の傷を隠すためにおこなわれる、表面への顔料塗装を一切おこなっていないため、天然皮革本来の柔らかさ、通気性を損なっておらず、とてもナチュラルな革に仕上がっています。
【 デザイン、製品化 】
こだわりの革になった後は、東京、大阪でのアパレルデザイナー経験と、レザークラフト工房でのものづくりの経験を持つデザイナーの手によって様々なモノにデザインされ、製品になっていきます。
革以外の素材も、天然繊維やオーガニック素材、リサイクル素材にこだわり、シンプルでやさしく、心地の良い商品に仕上がっていきます。
また、下げ札やボタンなど、ワンポイントでも野生動物の革を使うことによって、デザインのアクセントになると同時に、革を余すことなく使いたいという私たちの理念も込めています。
鹿革は、革のカシミヤと呼ばれるほどキメが細かくしっとりと柔らかですが、その反面、硬い革に比べて加工が難しく、試作して修正、試作して修正、を何度も繰り返し、ようやく製品を完成させることができました。
【 野生動物の革について 】
野山を走り回っている野生の動物の革を使用していますので、木や枝にぶつかったり、個体同士でけんかなどをしたりしてできた傷が、革になった時にそのまま現れます。狩猟の際の弾痕や、皮を剥ぐときのナイフ跡なども見られます。また、ナチュラルな革に仕上げるために、傷を隠す顔料塗装もおこなっていません。
頂いた命を無駄にせず、強度に問題のある部分以外は使用していますので、バラキズ、トラ、血筋、毛穴、銀面のはがれ、色ムラ等があります。大量生産では出せない、一点物の個性、アジととらえていただき、ご愛用して下されば幸いです。
【 今後の展開について 】
今後は洋服などのアパレル製品の展開や、ショップのオープンなども予定しています!
私たちの今後の展開にも是非ご期待下さい!
【 自己紹介 】
皆さまはじめまして。
また、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。遅ればせながら、改めて自己紹介をさせて頂きます。
私はこのプロジェクトの発起人であり、長野県長野市のイタリアンレストランでオーナーシェフをしております、
長崎 晃 ( ナガサキ アキラ ) と申します。
お店では地元産の食材にこだわり、イタリア修行での経験を活かした、本場イタリアの味を提供させて頂いております。
平成26年度には、長野県が主催しています、信州ジビエマイスター養成講座を受講し、【 信州ジビエマイスター 】の資格を取得しました。
そんな中、ある疑問が浮かびました。
『ジビエ料理は徐々に拡がりつつあるが、肉を剥いだ後の皮はどうなっているのだろうか?』 と。
調べていくと、ほぼ全て産業廃棄物として廃棄されていることを知りました。
この現状を知った時、何かできないだろうか。いや、しなくてはならない。そう強く感じたのが、このプロジェクトを始めるキッカケになりました。
現在日本では、野生動物による鳥獣被害が深刻化しており、その被害額は、平成29年度には164億円にものぼっています。その中でも、シカとイノシシの割合が最も多く、合わせて103億円もの被害額が報告されています。害獣駆除としての捕獲頭数は、シカが約57万頭、イノシシが約62万頭にも及んでいます。
そんな中、現在ジビエ肉としての利用が徐々に拡がりつつあります。ジビエ肉とは、狩猟で得た天然鳥獣の食肉を意味する言葉で、最近は目にする機会が増えてきたように感じています。
ただ、ジビエ肉として利用されているのは、シカが約5万5千頭、イノシシが約2万7千頭と、捕獲頭数に対して、わずか14%にしかすぎません。利用されない個体は、焼却や埋葬処分されているのが現状です。
私が暮らす長野市でも被害は深刻化しており、平成27年度の被害額はシカとイノシシを合わせて約2200万円、捕獲頭数も約千頭にのぼっています。
この現状を、アパレルに知見の深い友人に相談、共感してもらい、
ライフスタイルブランド【 lnswirl 】( インスワール ) を立ち上げました。
【 皮の調達 】
野生動物の皮は、ジビエ料理のお肉でもお世話になっている、地元信州の猟師の宮川さんや、その他のルートで調達させて頂いています。また、兵庫のジビエ専門タンナーさんからも買い付けさせて頂いています。
【 これまでの取組み 】
◆革鞣し工場さんへ訪問し、野生動物の皮の適正な処理方法を学びました。
最初は皮の保存方法など、失敗の連続で、試行錯誤を繰り返しました。
◆地元猟師の宮川さんから皮の調達をさせて頂きました。
◆新聞やテレビなどのメディアにも取り上げて頂きました。
日本経済新聞に掲載していただきました
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46504410U9A620C1L31000/
【 コラボレーション企画 】
今回のクラウドファンディングで、特別なコラボレーションをさせて頂きました!
【 IVY PRODUCTS × lnswirl 】
長野市に店舗を構え、普遍的なデザインで丈夫で永く使えるレザーアイテムで人気の【 IVY PRODUCTS 】さんとのコラボレーションアイテム。
IVY PRODUCTSさんで人気の【 トコポーチ 】の型を使用させて頂いた、鹿革とコットンキャンバスのポーチ。IVY PRODUCTS と lnswirl のロゴが入った、特別限定商品です。
【 seijyuro × lnswirl 】
長野市在住で、表情豊かな独創性と女性らしい繊細さを併せ持つ、コスチュームジュエリーデザイナーの seijyuro さんに制作を依頼したアクセサリー。
鹿革と真鍮が融合した、大胆かつ繊細な、金型からおこした lnswirl オリジナルアクセサリーです。
http://instagram.com/seijyuro_works
【 リターン資金の使い道 】
今回皆さまに支援して頂きます資金は、下記の用途に大切に使わせて頂きます。
◆野生動物の皮の調達費用
◆皮から革に加工する鞣し費用
◆製品の開発費用
◆ホームページの作成費用
【 ご注意 】
◆狩猟の状況により、納期が遅れる場合がございます。
◆改善のため、サンプルから仕様変更がある場合がございます。
予めご了承ください
【 最後に 】
この度は、ライフスタイルブランド【 lnswirl 】( インスワール ) の取組みをご覧頂き、ありがとうございました。私はイタリア料理のコックとして、15年ほど従事してきてました。自分が料理しているジビエ、私の故郷信州長野で捕れた大切な命です。それを少しでも多く、食だけでなくファッションとしても使用していき、この取組みにより、長野を盛り上げていけると信じております。
命に感謝し、地球環境に配慮した、人にもやさしいライフスタイルブランド。商品を手に取って頂く事で、現在の鳥獣被害の現状や、身近に起きている課題などを考えて頂けるキッカケになれば幸いです。今私たちに出来る事はほんの小さな事かもしれませんが、私たちの理念やクリエイションの渦の中に、多くの方を巻き込んでいきたいと考えております。皆様何卒ご支援の程、宜しくお願いします。
バールエトラットリア ピュルンゴ
長崎 晃
【 All-in方式の場合 】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
【店舗情報】
【 バールエトラットリア ピュルンゴ 】
長野県長野市南千歳1-7-12 フロムワンB1
TEL : 026-217-5660
LUNCH : 11:30~15:30 (L.O 14:30)
DINNER : 18:00~22:00 (L.O 21:00)
定休日 : 日曜日 他不定休有り
最新の活動報告
もっと見る新聞掲載情報
2019/08/23 19:45先日取材して頂き、本日、毎日新聞に掲載して頂きました!ありがとうございます!色々な事情で全文をお見せできないので、是非紙面でご覧ください。とても良い記事にして頂きました!パトロン100人目指して、引き続き、宜しくお願いします! もっと見る
野生鹿革のカラー
2019/08/20 17:25今回のクラウドファンディングでは、3色の野生鹿の革をお選びいただけます。◆BLACK色の浅い青黒い黒ではなく、とても色が深く濃い漆黒のような、高級感のある黒です。◆WHITE鞣しあがりそのままの純粋無垢の白で、もっとも鹿革の風合いが感じられます。◆NATURALベジタブルタンニン鞣しで仕上げたヌメ革で、使うほどにエイジングが楽しめるカラーです。ぜひお好みのカラーをお選びください。全て重金属や化学薬品を用いず自然の恵みでできた、地球環境や人にも優しい革です。今後は他カラーの展開も予定しています。ご期待ください! もっと見る
取材を受けました!
2019/08/18 08:36パトロン100人を目指して、引き続き宜しくお願いします!本日、毎日新聞の取材を受けました。ありがとうございます。記事の内容はまたアップできればと思います。宜しくお願いします。 もっと見る
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