皆さま こんにちわ。杉山三と申します。 このたびは、プロジェクト“PLAY”FOR TOHOKU~遊びを東北へ!紙巻きオルゴールを贈ろう~ に ご支援・関心を寄せていただき、まことにありがとうございました。 先日無事とり行われたので、活動報告をさしあげます。 **日程************************5/3(木)終日、5/4(金)午前宮城県気仙沼市南町にある『みなみまちcadocco』にて紙巻きオルゴールで曲をつくるワークショップ 5/4(金)午後市立気仙沼小学校 体育館にて子どもたちによるオルゴールの演奏発表会 全面協力:ボランティア団体『リアス気仙沼』 / 『南町・紫商店街』*************************** なんと、観測史上まれにみる大雨。5/3(木)夜は気仙沼市内全域が避難勧告区域になるという悪天候(!)しかし、5/4(金)には天候も持ちなおし、商店街がたくさんの家族連れでにぎわいました。 二日間では100人にオルゴールを配ることができなかったのですが、5/5最終日には天気もよくなり、現地の子どもを中心に、大人の方も含め、予備を含む105個のオルゴールを無事すべて送り届けることができました!みなさまにかさねて感謝いたします。 **ワークショップのようす**実は現地入りするまで、『子どもの力では穴をあけられないかな』、とか『すぐ飽きちゃったらどうしよう、、』とかなり不安でした。しかしそれも、やってみると予想外でした。 みながみな、好きに穴をあけると音楽になるのが楽しかったみたいで、逆に心配になるくらい(笑)みんなもくもくと曲作りに集中していました。2才くらいの小さい子は、親御さんが手伝ってあげたりして、自分の名前を音楽にしてもらって、それでもオルゴールは自分の手でしっかり回していました。 子どもの発想力は、やはりすごくて、こちらが用意したアルファベットシートで穴をあけるだけでなく、器用に穴をあけて、動物のかたちをつくったり、用意していないハートや星の形に穴をあけたり、、遊び方を教えなくてもどんどん自分でさがしてあてていく姿に、逆にパワーをもらった気がしました。 **発表会のようす**体育館では、20人前後の子どもたちが一生懸命につくった自分の曲を、みんなの前で発表しました。ピアノの発表会みたいに、みんな前に出て、きちんとおじぎをして、ひとりひとりがていねいに演奏をしました。 MCを務めて頂いた方による『オルゴールをみんなにプレゼントしてくれた足ながおじさんが日本全国にいるよ』というアナウンスのあと、パトロンのみなさまの『なまえ音楽』を子どもたちにきいてもらい、 最後にお礼の一言や好きな絵をみなさまの『なまえ音楽』のウラに描いてもらい、記念撮影をして、おひらきとなりました。 (パトロン様には、あらためて2日間の様子の写真をメールにてお送り致します。) **さいごに**参加してくれた子どもたちがくちぐちに『楽しかった―』と言ってくれたのがうれしく、たくさんの笑顔や、なにかに一生懸命に取り組む横顔をみることができたのが、なによりの収穫でした。 しかしイベントに参加できなかった子たちもたくさんいます。中には、親御さんを亡くした子どもや、逆に子どもを亡くした大人の方達も、聞いた話でも数人の方がいます。 そうした子たちにもオルゴールが手元に届くように、ボランティア団体の方たちにお願いをしてきました。 親を亡くして気持ちを閉ざしてしまった子がいると聞きました。小学校低学年にもかかわらず、ひとりの大人のように気持ちがしっかりしているそうです。 その子が親の名まえのかたちに穴をあけて音楽にして、きいたり、その音楽を奏でることで、まわりの人たちにまた少しずつ気持ちをゆるせるきっかけになってくれたら、本当の意味で少しは役に立てるときなのかな、と思います。 そうした本当の意味で支えになるような活動を、これから継続していきたいです。 *収支*収益¥175,280(サイト様手数料差引き金額)支出¥166,130、余った¥9,150を音響担当の方の交通費の一部として充てさせて頂きました。 *なお、各位様へのリターンの発送は、5月下旬~6月中旬に行わせていただきます。お待たせしてしまいますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。 今回は、おかげさまで無事プロジェクトを終了することができ、まことにありがとうございました。とり急ぎ、御礼まで。 杉山 三拝



