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“子供が1人しかいない地区” 西塩子が誇る日本最古の組立式歌舞伎舞台を守りたい

茨城県・常陸大宮市の西塩子(にししおご)地区。ここでは3年に1度、日本最古の組立式農村歌舞伎舞台「西塩子の回り舞台」が開催されます。しかし、様々な理由でこの伝統文化が続けられなくなりそうです。この貴重な伝統を未来の世代に遺すため、ご支援を募らせて頂きたく思います。

現在の支援総額

589,500

19%

目標金額は3,000,000円

支援者数

65

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/20に募集を開始し、 65人の支援により 589,500円の資金を集め、 2019/10/26に募集を終了しました

“子供が1人しかいない地区” 西塩子が誇る日本最古の組立式歌舞伎舞台を守りたい

現在の支援総額

589,500

19%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数65

このプロジェクトは、2019/08/20に募集を開始し、 65人の支援により 589,500円の資金を集め、 2019/10/26に募集を終了しました

茨城県・常陸大宮市の西塩子(にししおご)地区。ここでは3年に1度、日本最古の組立式農村歌舞伎舞台「西塩子の回り舞台」が開催されます。しかし、様々な理由でこの伝統文化が続けられなくなりそうです。この貴重な伝統を未来の世代に遺すため、ご支援を募らせて頂きたく思います。

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先ずはこちらの映像をご覧ください。

2006年にサントリー地域文化賞をいただいた時に作られた動画です。西塩子の回り舞台は、茨城県常陸大宮市・西塩子地区に伝わる、江戸時代後期、文政年間(1818〜1831年)の道具も残る組立式の歌舞伎舞台です。

催しのたびに舞台を組み、村の祭りに歌舞伎や人形浄瑠璃を行ってきましたが、第二次世界大戦が終了した昭和20年に行ってから中断となって以来、ずっと途絶えてしまっていました。

平成9年、町の調査によって、この組立式回り舞台が貴重な文化財であると判明。地元の熱い人々の手により、半世紀の時を経て復活しました。その後、地芝居の一座を結成し、地元の小学生も歌舞伎に取り組み、3年に一度の秋、舞台の組立と公演を行ってきました。

回り舞台保存会とボランティアの方々で、およそ一ヶ月をかけて舞台を組み立て、例年約3000〜5000人の観客が見に来て下さいます。

本番の後は、舞台は解体して撤去してしまいます。そもそもは昔、晩秋の稲刈り期に、籾まき前の畑に組み立てたもので、公演終了後、畑を耕して持ち主に返すものだったのです。そのための「組立式」であり、様々な工夫が凝らされたこの西塩子の回り舞台は、その文化的な価値を評価され、前述のように、2006年にはサントリー地域文化賞(サントリー文化財団)を、2008年には第1回ティファニー財団賞「伝統文化振興賞」を受賞しています。(ニューヨークにあるあの「ティファニー」です)
そして今年2019年は、第7回目を開催する年となります。

初めまして。「西塩子の回り舞台保存会」代表の大貫孝夫と申します。


一見何の特徴もないように見えた私の地元・常陸大宮市は、実は世界にも誇れるような伝統文化がありました。西塩子の回り舞台です。

これまでに行われた6度の回り舞台の組立と地芝居の公演。秋風に吹かれ、地元産の美味を頬張りながら、野次ったり笑ったりほろりとしたり、舞台と一体となって芝居見物をする…それは格別のものでした。

この舞台の最大の魅力は「全員が楽しむ」という事。江戸時代の娯楽が少なかった時代に、自分たちで舞台を作り、自分たちで歌舞伎を演じ、また中央の役者を舞台に招いて楽しんだといいます。その自由な発想や大胆な考え方に驚き、誇らしく感じた私たちは、戦後、舞台を復活させました。ここまでやってこられたのは、なにより先祖たちを誇りに思い、それを「続ける」という私たちの熱い思いがあったからだと自負しています。前々回・第5回の公演からは、その想いに共感してくださった市民・ボランティアの方々にお手伝いを依頼し、開催をしてきました。そのおかげで常陸大宮市の伝統文化として市のPRに取り上げていただけるようになり、少しずつ知られるようになってきました。

しかし今回は、これまでとは大きく異なる、重大な問題があります。

この回り舞台保存会は、西塩子地域60数戸の人達のみで運営していたために、少子高齢化の影響をまともに受けています。今現在、西塩子地区は60数戸の集落ですが、小学校に通う子どもは一人です。舞台の組立を担ってきた大人たちも、いよいよ高齢になってしまったのです。私も今年で72歳となります。高所で重たい資材を組んでいく作業は、とても大変で、大きな危険も伴います。そして、この地区の小学校も数年前に廃校となってしまいました。このままでは、せっかく復活させ、世界に認められた伝統文化が失われてしまう危機に瀕しています。

前々回より、運営や舞台の設営へのボランティアを募らせていただき、多大なるご助力を賜りましたが、私どもとボランティアの皆さんの力だけではどうしても限界があるのが現実です。

そして私たちは今年、遂に、地元の人間だけでの組立を諦め、建築業の鳶職の方に作業を発注させて頂く決断をしました。それはつまり、これまで以上の大きな予算が必要になるということです。

今回のクラウドファンディングでは、「鳶職の方々に作業をお願いする資金」「この催しを持続可能とする仕組みづくりのための予算」のご支援を募ります。

私たちの使命は、この「西塩子の回り舞台」の伝統を私たちの代で潰えさせることなく、未来の世代に遺し、地域の誇りとし、ひいては地域の活性化に繋げていくこと。

我々は必ず、このクラウドファンディングを成功させなければなりません。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。


初めまして。グラフィックデザイナーの倉田稔之(としゆき)と申します。

地元で生れ、一時学生時代と仕事で故郷を離れましたが、今は生まれた町で仕事をしております。回り舞台保存会さんとこのプロジェクトを、市民として、また外部からのお手伝いとして関わっています。仕事柄、地域が元気になるにはどうしたらいいだろう、という大きなテーマを掲げながら毎日暮らしていますが、その中で出会ったのがこの「西塩子の回り舞台」です。今から7年前の事でした。すでに当時から存続の危機は叫ばれていましたが、7年経つとさらにその度合いは増し、今回はまさにぎりぎりの状態の中での開催となります。そこで考えたのが、この伝統文化を続けるための様々な企画を盛り込んだ今回の公演です。クラウドファンディングの資金は、一時的なカンフル剤的な使い方ではなく、続けるための工夫に使います。例えば市民へ「文化財を守り続けて行く事が地元の活性につながる」という文化財活用の意味、意義の啓蒙普及、子供たちへの行事への参加による若い世代の育成、この伝統文化を広くわかりやすく伝えるためのPR活動等です。その結果、地元の伝統文化を地域の誇りとして市民が支え、それが地域全体の自信になり、ひいては地域の活性化につながるようにしたいと思っています。

今回もボランティアを募集してお手伝いを募っていますが、先日連絡をいただいたのは、この地域の元小学生で子供の時に舞台に出た、という方でした。私たちはこの事にとても勇気づけられています。正直、地元にはなかなか就職口がなく、若い人たちが出て行ってしまうのはある意味仕方のない事です。でも三年に一度の舞台に、故郷を思い出し、子供の頃自分が関わった伝統文化を誇りとして地元に戻って協力する。この方のボランティアへの申し出は、私たちの考える地域が元気になる一つの理想でした。こんな人をもっともっと増やしたいのです。そのためにもこのプロジェクトを成功させたいと思っています。ご協力、ご支援いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

回り舞台の魅力は大きく二つあります。一つは江戸時代から続く伝統の歌舞伎文化そのもの。昔の遺産・文化としての魅力です。中央で行われた歌舞伎に勝るとも劣らぬ道具や衣装。これは残された古文書にその記述がありますしそれが(大幕や部材)今でも保管されています。さらには、組立て式ならではの様々に工夫された舞台の構造。これも毎回の公演の年、建築系の方々の組立て見学がひっきりなしです。

二つ目の魅力は、みんなでつくり上げる協力体制、です。これは今現在の魅力。保存会の皆様はもちろんの事、前述のボランティアや学生、行政など、みんなが一体となって、この催しを成功させようという想いの強さ。それが5000人の人を片田舎に引き寄せる大きな力となっているのだと思います。

書き残された明治時代の記録から、私たちは次へのヒントもらっています。当時のこの大掛かりな村の祭りには、地域住民の出費もかさみますが、舞台の材料や燃料など村内で賄えるものは住民から買い上げ、役者を泊めた家には宿賃を支払う、といった具合にご祝儀以外の収入もあり、短期間に幾度も支出と収入を繰り返して、普段とは違う目まぐるしさで地域内を現金が循環しました。地域で手に入らないものは町場の商店で購入し、その額は177円にも(現在の価値で240万円ぐらい)達しています。近在の複数の酒蔵からも大量に酒を購入しており、村の祭りは町場も含む地域の経済を活性化させる働きもあったことがわかります。これを今の時代に今のやり方で復活できないか、ということで、回り舞台の開催に合わせた試住や小旅行を織り交ぜた新企画も進めています。


詳しくは回り舞台保存会ホームページをご覧ください。

またFacebookページでも情報を発信しております。

*茨城県北西部の小集落

西塩子は、茨城県の北西部、栃木県に境を接する常陸大宮市にある、戸数約60の小集落です。

江戸時代は水戸藩領の西塩子村、その後、明治22年の市町村制施行によって那珂郡塩田村の大字となり、昭和30年の町村合併で那珂郡大宮町塩田地区内の一区に、そして、平成16年には常陸大宮市大宮地域内の一区となりました。かつて子供たちが通っていた学校も、今ではなくなってしまいました。

多彩な生き物が息づく田畑と雑木の茂る里山。
蛙や虫の声、頭上いっぱいに星空が広がる、自然豊かな集落です。

*名産品は「米」

ここの名産はなんといっても「米」。関東平野の末端で里山と谷津田が複雑に入り組み、粘土質の土壌である西塩子は、隣の北塩子とともに昔からうまい米の産地として有名です。しかしながら、耕地面積が狭いために生産量が少なく、ほとんど地元で消費されてしまう「幻の米」となっています。

そのほか、かつては炭焼きや林業にも従事し、当時特産の和紙原料の楮も栽培したと言いますが、特に際立った産業や産物はなく、現在はほとんどが兼業農家で、急激に少子高齢化が進んでいます。


【資金の使い道】

前述しましたが、クラウドファンディングの資金は、一部を組立て外注費等に使いますが、他は一時的なカンフル剤的な使い方ではなく、続けるための工夫に使います。例えば市民へ「文化財を守り続けて行く事が地元の活性につながる」という文化財活用の意味、意義の啓蒙普及、子供たちへの行事への参加による若い世代の育成、この伝統文化を広くわかりやすく伝えるためのPR活動等です。

(1)舞台組立て費用(屋根部分外注費)
(2)舞台資材準備費用(木材加工、竹切り出し)
(3)集客、広報PR用の費用
(4)啓蒙普及活動のための印刷物、PVの制作の費用
(5)試住や小旅行を織り交ぜた新企画の費用


【実施スケジュール】

公式ポスター


*リターン用のお米作り:

また回り舞台の準備を手伝ってくださる方も募集しております。そのボランティアの方々の昼食用のお米を、使わなくなった田んぼを使って作っています。その米づくりをお手伝いいただく方も募集しています。詳しくは下記画像をご覧ください。


 ・感謝のお手紙
 ・米1.5kgと感謝のお手紙
 ・味噌と感謝のお手紙
 ・そば粉と感謝のお手紙
 ・干しイモと感謝のお手紙
 ・手ぬぐい1本
 ・米5kg
 ・手ぬぐい3本
 ・米5kg +(特典付)
 ・手ぬぐい1本 +(特典付)
 ・名産品セット
 ・棟木に名前を墨書き
 ・舞台使用権

<西塩子の回り舞台 第七回定期公演>
・日時:2019年10月19日(土) 午前10時〜午後6時10分頃まで
・会場:大宮公民館塩田分館
・プログラム(演目)
  常磐津「子宝三番叟」10時30分〜
  こども歌舞伎「白波五人男 稲瀬川勢揃の場」
  津軽三味線
  常磐津「将門」
  舞踏劇「鏡岩」
  地芝居「戻り橋」
  地芝居「太閤記十段目」
・入場無料
・雨天延期(10月20日(日))
・会場アクセス:下記画像をご覧ください。

是非お越しください!お待ちしております。

改めまして、「西塩子の回り舞台保存会」代表の大貫です。
この度は、私たちのプロジェクトページをご覧頂き、有難う御座いました。

高齢化、少子化によって人がどんどん減っていってしまっている私たちの西塩子ですが、この「西塩子の回り舞台」を未来の世代にもどうにか遺したいと、この20年間、尽力して参りました。 

これからは、西塩子だけでなく、少しずつ周辺地域の方々とともに、回り舞台の輪を広げていけたらと考えております。たとえ、5年に1回、7年に1回になってしまってとしても、決して途絶えさせることなく、この祭りを続けていきたい。これが私たちの想いです。

ひとつ、皆さんのお力添えを頂いて、後世にこの灯を絶やすことなく伝えていきたいと思っております。「西塩子の回り舞台」を守るため、何卒、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。


支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 台風の被害と天候状況で、10/20(日)に順延になった第7回公演ですが、当日は快晴に恵まれ、約3500人のご来場者をお迎えすることができました。全ての演目滞りなく立派に演じられ、お客様からはたくさんの喝采をいただきました。本当にありがとうございました。たくさんのご支援をいただき、また具体的なご意見、アドバイスも頂戴し、次の3年後の公演に向けて、決意を新たにしております。引き続きのご支援、見守りをいただきますようお願い申し上げます。ご報告が遅くなって申し訳ございません。 もっと見る
  • 台風の被害がでましたが、順調に修復しています。天気予報を精査して、本日、公演を10/20(日)に順延する事としました。どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る
  • 昨日から屋根を葺き始めました。命綱をつけて高所作業車を使います。今まではこれを保存会だけで行っていましたが、今回からプロの工事業者に委託しています。それも保存会の皆様が高齢化して、作業が難しくなって来たためです。この費用のためのクラウドファンディングでもあります。公演まであと17日。皆様のご協力、心よりお願い申し上げます。当日12時からのNHK水戸のニュースでも放映されました。 もっと見る

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