2020/08/10 10:03
【シェルクシュナス養蜂場の生はちみつ_①】
私たちが生産する生はちみつについて、いくつかの特徴を2回に分けてご案内します。
- 《生はちみつの抽出と充填》
- 養蜂場にある巣箱から完熟したはちみつがギッシリと入った蜂の巣をていねいに取り出します。蜂の巣は六角形の部屋の集まりでできています。完熟した後に集められた新鮮なはちみつを、丁寧にろ過処理をします。それからガラス容器に注ぎ込み、しっかりと閉じて、低温の暗所で保管します。
- 3週間ほどすると、はちみつはゆっくりと結晶化し、色が薄くなり始めます。表面には白っぽい細かな泡やぶつぶつが形成されます。これははちみつに含まれる酵素によるものです。またこの結晶化は生はちみつの一部または全体に見られ、白濁します。これらは天然の生はちみつにのみ見られる現象です。
- 《味と香り》
- シェルクシュナス養蜂場の生はちみつは味と香りがより濃厚です。またタンパク質、鉄分やミネラルがより多く含まれています。
- 《クリーミー生はちみつ》
- シェルクシュナス養蜂場では、すべて非加熱の「生」はちみつを生産しています。そのため低い温度では結晶化します。これこそ天然はちみつの証(あかし)と言えます。ところが食べる時、はちみつが結晶化して固くなっていると不便を感じることが少なくありません。そこで開発されたのが、このクリーミー「生」はちみつです。
- ていねいに採取されたはちみつを製品化する段階で、低温を保ちながら長時間、手間ひまかけて、ゆっくりと独自の製法技術でかく拌します。このプロセスによってはちみつの結晶化を食い止めます。こうして生はちみつの持つ栄養価をしっかりと保ちつつ、パンにつけたりする時もスムーズにぬることができますので、固くてぬりにくいというようなお悩みをスッキリと解消してくれます。とろ~りとしたクリームのような生はちみつです。