ー 2100年のマチを担う建築家になりたい
私の将来の夢です。
22歳、大学4年の私は将来、建築家になります。
私自身が設計した建物が2100年の町並みを作っていく。そんなビジョンを描いて日々意匠設計を学んでおります。
人々の思い出には常に場があり空間がある。そんな空間をより魅力的に設計することができれば、それぞれの思い出がちょっぴりいいものになると確信しています。私はそんな空間を将来実現したいです。
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ご挨拶
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プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
毎日建築に触れ、建築が好きな仲間とともに作品を制作したりしています。
4年生も折返しを迎え
いよいよ卒業設計が始まりました。
建築学生生活、集大成の作品です。
私はこの卒業設計で、 ”日本一” を目指しています。
私の夢と目標に一歩でも近づくためのこのチャレンジを最後まで読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。
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『目次』
①卒業設計とは
②なぜ卒業設計でクラウドファンディングが必要なのか
③卒業設計で日本一を取ると何ができるのか
④卒業設計のテーマ
⑤リターンについて
⑥私のプロフィール
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①卒業設計とは
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先に書かせていただいたように私は”卒業設計日本一”を目指しております。
卒業設計とは、いわゆる卒業論文や卒業研究と同じように、建築の意匠設計を志している人が行う卒業に必要な設計です。
設計が終わると学内講評があり、数々の建築家からの講評が行われます。模型やプレゼンボードをもとに審査が行われ点数化されます。順位が付き評価が決まります。
次に、学内講評が終了すると学外の作品展に出展する機会が得られます。
全国各地で卒業設計展が行われ、日本では”仙台日本一決定戦”が最も規模の大きい卒業設計展です。
自分の作品を数個の卒業設計展へ出展しますが、それぞれの卒業設計展は審査員の建築家が違い、評価にばらつきが生まれます。1時審査を通過出来なかった作品でも他の設計展では最終審査まで行くこともたまにあります。
”輝かしい成果を上げるまでの道のりは険しいです...”
成果物としては図面、プレゼンテーションボード、模型を主として作成します。
例年卒業設計には後輩の学生さんにお手伝いをしていただく文化が建築学生にはあります。(昨年私自身もお手伝いさせていただきました)一畳ほどの大きさの模型をレーザーカッター、3Dプリンター、カッター、のこぎり、などを用いて制作していきます。私は建築が好きなので楽しいのですが、提出1ヶ月ほど前になると学校に毎日泊まり込み、寝袋生活が始まります...
お風呂に入るために家へ帰る。そんな生活は建築学生は頻繁に起きているのが現状です。ただ、好きなものを好きなだけできる環境がある事は、私は恵まれていると思います。
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②なぜ卒業設計でクラウドファンディングが必要なのか
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”日本一になるには提案、図面、模型のクオリティすべてがハイレベルであることが求められます”
選ばれるにふさわしい作品の必要があるということです。
特に模型は設計者の意図が直感的に伝わります。また設計に対する想いや性格、提案の完成度が伝わりやすいです。プレゼンテーションせずにも模型が語る情報量は多いのです。
”そんな模型を制作するには多大な時間と費用を要します...”
連日の徹夜で作品を制作していきます。もちろん事前にアルバイトで貯めていたお金を切り崩し材料を調達し、模型を作成します。しかし、提出に近づくにつれてアルバイトをする時間はなくなっていきます...
アルバイトをしてお金を稼げば設計に当てる時間がなくなる。アルバイトをしなければ模型のクオリティにかける費用がなくなっていく。の連鎖です。非常に収支のバランスが難しい状況になっていきます。模型費用は使用する素材によっても個人差がありますが、先輩方は5〜15万円程かかっている事が多いです。
”外部の卒業設計展へ提出します”
また、作品完成後、先にも述べましたように、数々の外部の卒業設計展へ提出します。
一畳ほどの大きさの模型を大きな梱包の中へ入れて制作した模型は全国を飛び回ります。
大きなサイズの模型の移動は委託輸送もしくは自ら輸送します。また、1出展にあたって5000円弱の出展費用がかかる場合もあります。
”敷地調査にかける費用もすべて自費で行います”
その土地にふさわしい建築を設計するためには実際に計画敷地へ調査しに行く必要もあります。敷地が海外の場合だと相当な資金が必要となります。
資金不足により敷地調査を断念せざる負えない場合もあり得ます。(現在アメリアとメキシコの国境沿いに計画予定)
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③卒業設計で日本一を取ると何ができるのか
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”目標は高く”
それが私のモットーです。高い目標に向けて全力で走り抜けることを高校野球時代、私は学びました。常に志高く持ち、高い目標へ向かって日々生活すればきっと思ってもいなかった成果と経験、結果を得られると信じています。
”建築家になる夢に一歩近づきます”
私は将来自分の事務所を持ち、建築家になります。そのためには下積み期間が必要です。大学生時代に功績を残していれば、将来の進路に有利に働くという事実があります。将来の夢をいち早く叶えるためにもまず卒業設計日本一になることが目標です。
また、上位になるためにはプレゼンテーションの機会があります。その際審査の建築家の方々から講評を頂く事ができる為、上位に残るだけでも、自分にとって相当なプラスになります。
就職活動になると、卒業設計は自己紹介作品となります。この作品が数々の功績、いわゆる受賞歴を獲得していると非常に進路決定に有利にはたらきます。また、建築家の方たちは卒業設計のときに考えていた事が現在の設計につながったりしていると仰る程で、卒業設計は建築家人生においてとても大切な作品なんだと話を聞いていると感じます。
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④卒業設計のテーマ
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私が現在設計を予定しているテーマは
”国境に建築を設計する”
というテーマで卒業設計を設計している最中です。
現在、世界はグローバルな社会の考え方から、自国第一主義に傾いた社会も散見される時代になってきています。例えばアメリカとメキシコ間の国境の壁を建設する政策やイギリスのEU離脱など、ますます国同士の隔たりが出来つつあります。人と人の関わりさえも区切られるのではなく、国境の壁ではなく新しい建築を設計することによって緩やかに繋ぎ隔て、人々のつながりと相互理解を形成できるのではないかと考えているからです。
技術が目まぐるしいスピードで発達している世の中で、身の回りの環境が変わっていったときに”変わらないもの”はなんだろう。と考えた結果、”人と人との繋がり”だと私は考えました。その繋がりを国境で、壁で隔てるのではなく、建築によって維持し形成していくことができれば、人々を穏やかに繋ぎ隔てる事ができるのではないかと考えて、このテーマで卒業設計に取り組むことを決定しました。
現在選定敷地としているのがアメリカとメキシコの国境です。
トランプ大統領の壁を作る政策に対し、私は建築を設計し、バッファーとして役立てます。
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⑤リターンについて
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チャレンジを通じて、私がリターンとしてお返しできる事と致しましては、卒業設計をやり抜いた結果と心からのお礼ができるくらいになってしまいます。建築を学ぶにあたって、イラストなどを作成することは可能なので、お礼のメッセージカードを私が1からデザインさせていただきたいと思います。また、Tシャツのデザインもさせて頂く予定です!
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⑥私のプロフィール
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神奈川県出身、現在22歳
大学4年生(大学院進学予定)
小学3年生から野球尽くしの生活。大学では主将を努め70人の組織をまとめていました。
大学へ進学した後、一人の建築家と出会い意匠設計の道へ進む事を決意しました。
現在は野球部を引退して建築一筋の状況です。学生野球と建築学科の両立は非常に大変でしたがおかげで時間の使い方やグループワーク時の統率力など、野球と建築の両立の経験から、沢山のことを得られました。
今後、活動報告にて過去作品の紹介などの報告をさせていただきます。Instagramにも掲載をしていますのでよろしければご覧ください!
Instagram建築専用アカウント:https://www.instagram.com/oyashunji_architecture/
ー 主な受賞歴・経歴
建築
2017年1月 親水空間沿いのマイスペース課題 【最優秀賞】
2017年5月 前川國男邸図面模写課題 【最優秀賞】
2017年7月 住宅設計課題 【最優秀賞】
2017年9月 美術館設計課題 【優秀賞】
2017年11月 集合住宅設計課題 【最優秀賞】
2018年5月 海の駅設計課題 【最優秀賞】
2018年7月 水族館 【プレゼンテーション代表作品】
2018年9月 広島チャレンジコンペ 【7選】
2018年11月 住宅課題賞 【入選】
2018年12月 みなとみらいランドスケープ課題 【プレゼンテーション代表作品】
2019年9月 日本建築学会設計競技2019 【関東支部入選・タジマ奨励賞】
2019年9月 ARCASIA学生デザインコンペ 【日本代表作品】現在アジア支部にて最終審査結果待ち
野球
2016年11月 秋季リーグ【ベストナイン(センター)受賞】
2016年11月 北関東遠征選抜選考
2017年6月 春季リーグ【首位打者受賞】
2017年8月 北信越選抜選考
2017年11月 秋季リーグ【ベストナイン(センター)受賞】
2017年11月 北関東遠征選抜選考
2018年3月 主将就任
2018年6月 春季リーグ【ベストナイン(センター)受賞】
2018年11月 秋季リーグ【ベストナイン(センター)受賞】
2018年11月 北関東遠征選抜選考
2019年6月 引退
ー 最後に
今回、クラウドファンディングを初めてチャレンジさせていただきます。
2100年のマチを担う建築家になりたい。この思いを胸に現在学生生活を送っています。
学生生活の集大成である卒業設計で日本一になるという目標を掲げ、残りの学生生活を送っていきます。
未来を言葉で実現し、人々の夢をカタチに実現する設計者になるために。お力を貸していただけると幸いです。
最新の活動報告
もっと見る学内講評で研究室代表作品に選出されました!
2020/03/06 03:37【卒業設計の作品が学内講評で研究室代表作品に選出されました!】私の設計した卒業設計の作品が学内の講評会で選出されました。所属している研究室の代表として学科の学生、教員方の前でプレゼンテーションするという貴重な機会です。学科内に存在する研究室から1名ずつのみの選出なので、非常に貴重な経験をさせていただきました!2020/02/01 もっと見る
-残り2日となりました-
2019/09/29 02:14”クラウドファンディング終了まで、残り2日となりました!”沢山のメッセージや、SNSでの反響を頂き、自分自身沢山の気付きを得させて頂いております!最後まで、何卒よろしくお願いいたします! もっと見る
作品受賞致しました!!9/3
2019/09/21 00:00”日本建築学会設計競技にて、関東支部入選・タジマ奨励賞を受賞致しました!”*各地に点在する団地ストックを利用しました。深刻な空き家問題と、今度引き起こされるであろう都市の水不足問題を改善します。*団地の空き家にろ過装置を挿入し、団地で受けた雨水を濾過します。濾過された水は生活用水として利用され、団地住民の生活を豊かにするとともに、災害時などの水不足問題に対応します。*普段親しい存在である水の価値を再確認する事のできる建築の設計です!*Instagramにて紙面などの掲載をしていますので是非御覧ください!Instagram:https://www.instagram.com/oyashunji_architecture/ もっと見る
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