【児童養護施設の里親支援専門相談員のお話】こんにちは!今日は児童養護施設では欠かせない、里親支援専門相談員について、調布学園の里親支援専門相談員、まるちゃんから報告します!〇里親支援専門相談員って? まるちゃんに報告してもらう前に、 里親支援専門相談員についての基礎知識をご紹介いたします! 里親支援専門相談員は、児童養護施設と乳児院に配置される職員で、里親支援ソーシャルワーカーとも呼ばれます。児童相談所の里親担当職員などと連携して、所属施設の入所児童の里親委託を推進します。里親の新規開拓や、里親向けの研修、アフターケアとしての相談対応などを行います。厚生労働省が「新しい社会的養育ビジョン」の中で、平成30年度までに社会的養護における里親委託率を平成 27年度末の里親委託率(全年齢)17.5%から、3歳児から学童期の児童は5~10年以内に75%にするという目標が示された今、子ども達の養護において欠かせない存在になっている大事な職種です。 それでは堅苦しい話はここまでにして、早速まるちゃんに、現場の声を報告していただきましょう!__________________________________________________ 里親支援専門相談員の業務は、地域の里親さんや外部の関係機関と協働して行う業務が主となっています! 施設の中では、里親委託が適切である子どもについて、里親委託につながるよう関係機関と話し合いをしたり、里親さんとの交流の支援を行っています。また、地域の里親さんへの支援では、地域の担当家庭に定期的に訪問し、子育ての悩みをお聞きしたり、お子さんの成長を共有したり、施設の子どもたちの養育から活かせることをお話するなど、様々な活動を行っていますす!地域の里親さんたちとの交流では、里親サロンに参加させて頂いたり、東京養育家庭の会の夏キャンプのお手伝いをさせて頂いたり、様々な場面で里親さんや里親家庭で育つ子どもたちと交流させて頂いています。 また、里親さんの養育から学ぶことも多く、施設も里親家庭も同じ社会的養護の仲間なので、これからも力を合わせて子どもたちを支えていきたいと思っています!_________________________ まるちゃん、どうもありがとうございました♪ 以上、里親支援専門員についての活動報告でした!次回は子どもの様子について報告したいと思います、お楽しみに!