油団納涼会第1弾・登録有形文化財島薗邸での油団納涼会は15日無事終了いたしました。
お座敷に油団を敷き詰め、真ん中に氷柱を置いた景色は、やはりなかなかに涼しげで、畳の上に氷柱を置いただけでは、この涼しい感じは出ないなと感じ入りました。
もみじの葉っぱを表面に貼り付けた氷柱も涼しげで、葉っぱをとると、氷が葉っぱの形に溶けて、それもまた涼しげな光景でした。
油団はそのツルツルした表面の輝き、そして肌触り、見た目と触感で涼しさをもたらしてくれます。立派なお屋敷や料亭などに油団が敷かれていると、ちょっと背筋が伸びて、正座してしまいそうですが、今回油団に触れて思ったのは、「ここで昼寝したいな」ということ。
和紙でできた油団はフローリングよりも柔らかで、見た目はビニールクロスのようでも、汗もベタベタせず、つねに触れている部分もさらさらとして気持ち良いのです。
そして、そんな寝心地を体験いただける油団納涼会第2弾を現在開催中です。
台東区根岸の古民家アートスペースそら塾の2階座敷に油団を敷いての油団カフェ。明珍火箸風鈴の音色も涼しげで、冷たい緑茶やジンジャーエール、ハイボール、冷菓など用意してお待ちしています。座布団大油団、明珍火箸風鈴、メガネセルキーホルダーの販売もやっております。
8月25日(日)まで 13時から20時
24日(土)は17時〜と19時半〜油団と怪談のイベントあり
詳しくは以下をごらんください。
そら塾 http://sorajyuku.ciao.jp/