アメリカで出版されているコミック作品の事です。
スパーヒーローものが主流で、フルカラーで横読み左開きなどの特徴があります。映画に似た作りのものが多く、単行本1冊ほどで話が完結するものが一般的です。スーパーヒーロー物の映画のほとんどはコミックが原作で、世界的に人気があります。
しかし……
日本の本屋さんでコミックは、ほとんど流通していません。日本でコミックを作っている出版社は無いので、日本語で読めるコミックは翻訳されたアメコミだけです。ですが、翻訳される頻度は少なく、日本語で読めるものはとても僅かです。新しいものを読みたくても売っている所は少なく、英語でしか読めません。
「なぜ日本ではコミックに人気がないのか」「日本版のコミックは作らないのか」を漫画出版社の編集の方々に聞いたところ、全員が同じ理由を口にしていました。
それは、
●【日本の漫画読者は、背景が白く文章量の少ない読みやすいものを好む為、情報量の多いコミックが売れるとは思えない】
●【売れるかどうか分からないものを出版社は作らない】
ということでした。
確かに日本人にとっては長く話が続き、心理描写の表現に長けた漫画のほうがなじみやすいかもしれません。そういう読者の多い日本ではコミックは売れないと思うのは当然です。
でも、本当にそうでしょうか?
「漫画」を英語で言ったものが「コミック」という認識が一般的ですが、実は似ているようで全く違うものなのです。「コミック・漫画・バンドデシネ」は、「チャーハン・焼き飯・ピラフ」くらい違うと思います。コミックの発祥は19世紀の新聞に掲載されていた「コミックストリップ」ですが、漫画の発祥はもっと古く、平安時代の絵巻物を起源にしています。同じ「コマ」や「吹き出し」を使っていますが、文化的な土壌も起源も違うので、全く別派生のものとして捉えた方が正しいはずです。
そして「コミック」の読者と「漫画」の読者も違うと思います。
コミックを読む人は「コミックのテンポ」が分かっているので、漫画のようにスラスラ読めない事など気にしません。
むしろコミックは「海外の漫画」としてではなく、絵コンテを並べた「絵本」のようなものとして認識したほうが正しいと思います。海外ではしっかり、漫画は「MANGA」という名前で認知されています。
なので《漫画読者》と《コミックの読者》を同一視して、《漫画読者》だけをターゲットとした出版社がコミックを印象だけで「売れない」と判断するのは根本的に間違っています。
日本でコミックが売れていない原因は、「制作していない」から「認知されていない」だけのように思います。絶対にコミックは、日本でもっと評価されるべき物のはずなのです。
自分たちでコミックを作ろうと思いました!
そしてゆくゆくは「漫画」と「コミック」が別物であるという認識を広められればと、このプロジェクトを企画しました。このプロジェクトはアメコミの認知度上昇に貢献出来るのではと考えています。
原作、アーティストともに全員日本人のチームによる、日本向けコミック《ジャパコミ》を制作し、それを元手に「日本初のコミック出版社」として展開していこうと思います。そのためのコミック作品第一作《THE INVISIBLE LEON》エピソード1の製作費をご支援いただきたいです!
▲本作の主人公。理想に燃える真面目な科学者。自身で開発した「透明人間になれるスーツ」を使い、親友を殺した犯人に復讐を誓う。白衣が普段着。おばけが苦手。
▲レオンが開発した光学迷彩防弾スーツ。透明人間になって悪用し放題。どう使うかは彼次第。
ネーム全編公開中 ▶ https://dragtiga.com/
HP:https://azusa-tanaka.com/
HP:https://kyosootome.com
HP:http://jtaneda.com/
今回のクラウドファンディングでは全六話のうち、第1話(25ページ分)の制作を行うための資金を集めます。集まったご支援は製作費とリターン費用、手数料に使います。設定額より多く集まった場合は二話目以降のリターンに充てる予定です。
完成までは一話ずつ6回に分けてクラウドファンディングを行います。
制作した作品は随時、公式サイトにて公開していく予定です。各話はリーフ版として印刷し、クラウドファンディング限定リターン品として配布いたします。
全6回のクラウドファンディングが成功し作品が完成しましたら1冊(130ページほど)のTPBとして製本し、出版物として書店販売する予定です。
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【500円】
・お礼メッセージ
※支援額は1,500円以上で自由に変更できます。
【1,500円】
・設定資料集+お礼メッセージ+イラストカード
【3,000円】
・リーフ+設定資料集+お礼メッセージ+イラストカード
早期【3,000円】
・リーフ(スタンプ付き)+設定資料集+お礼メッセージ+イラストカード
【5,000円】・Tシャツ+お礼メッセージ+イラストカード
【8,000円】・スペシャルサンクスに名前掲載+お礼メッセージ
【10,000円】・リーフ+設定資料集+お礼メッセージ+PC・スマホ用壁紙+スペシャルサンクスに名前を掲載+イラストカード
早期【10,000円】・リーフ(スタンプ付き)+設定資料集+お礼メッセージ+PC・スマホ用壁紙+スペシャルサンクスに名前を掲載+イラストカード
【12,000円】・原作者サイン付きリーフ+設定資料集+お礼メッセージ+PC・スマホ用壁紙+スペシャルサンクスに名前を掲載+イラストカード+限定イラストカード
【15,000円】・リーフ+設定資料集+お礼メッセージ+PC・スマホ用壁紙+スペシャルサンクスに名前を掲載+イラストカード+限定イラストカード+Tシャツ
【15,000円】・リーフ10冊+お礼メッセージ
【20,000円】・サイン色紙+お礼のお手紙+リーフ+お礼メッセージ+PC・スマホ用壁紙+スペシャルサンクスに名前掲載+イラストカード+限定イラストカード
【40,000円】・リーフ100冊+お礼メッセージ
【40,000円】・コミック本編に登場出来る券+リーフ+お礼メッセージ+スペシャルサンクスに名前掲載+イラストカード+限定イラストカード
【50,000円】・1ページ広告+リーフ×5冊+お礼メッセージ+イラストカード+限定イラストカード
【100,000円】・背表紙広告+リーフ×10冊+お礼メッセージ+イラストカード+限定イラストカード
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支援までの流れは下記のとおりです。
新規登録(ログイン)
⇓
情報入力(メールアドレス・プロジェクト失敗時返金用の口座情報)
⇓
支払方法の選択(クレジットカード・コンビニ決済)
⇓
購入するリターンの選択
⇓
選択した方法に従いお振込み
参考:
【CAMPFIRE ヘルプページ】
https://help.camp-fire.jp/hc/ja/categories/
【クラウドファンディング】CAMPFIREでの支援方法を全公開!
https://jinbotakao.com/campfire
支援金の用途は以下の通りです。
設定金額 2200000円
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・本編製作費 1580000円
・手数料 411400円
・リターン製作費 150000円
・梱包・配送料 50000円
・残り(次回準備費) 8600円
プロジェクト計画予定は以下の通りです。
日本発のアメコミを作るなんて、自分でもよくそんな大それたことを言えたもんだと思います。でも、コミックは本当に価値のあるものです。もっと多くの人にコミックの魅力を知ってもらいたい、アメコミの面白さを分かって欲しい。そんな思いでプロジェクトを立ち上げました。「THE INVISIBLE LEON」は、本場アメリカのヒーロー作品にも負けない、絶対に面白い作品になると確信しています。そしてこの作品を通して、一人でも多くの人にコミックの素晴らしさが伝われば、これ以上ない幸せです。皆さま、どうか力を貸してください。必ず良いものを作ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ドラグティガプロジェクト 代表 西村虎次郎
<All-or-Nothing方式の場合>
※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。ご支援いただいた金額は返還され、プロジェクトは実行されずに終了します。
最新の活動報告
もっと見る「インビジブル・レオン」第2弾プロジェクト始動!
2021/10/05 08:30「インビジブル・レオン」再始動お世話になっております。ドラグティガ・プロジェクトの西村虎次郎です。2019年の10月にクラウドファンディングに挑戦し、41名の方から計319,500円ものご支援をいただきながら、目標金額に届かずに終了してしまった本プロジェクト。2年後の今年、また新たな企画が始まりました。横読み・分業制・フルカラーで作る、日本発のアメリカンコミック「インビジブル・レオン:イントリーグ」を制作するクラウドファンディングが、今月1日から開始! この場を借りて、プロジェクトについてご紹介させていただきたいと思います。プロジェクトページ→https://camp-fire.jp/projects/view/478246日本発のアメコミ「インビジブル・レオン:イントリーグ」制作プロジェクト2年前に制作予定だった「インビジブル・レオン」は、科学者のレオンが親友を殺され、その復讐のために自信の作った光学迷彩スーツを使い、犯人を追い詰めるSFサスペンスコミックです。この作品のテーマは「技術は使う人間によって、善し悪しが決まる」というものでした。そのテーマラインをそのままに、ストーリーと主人公を一新して1話完結読み切り作品に再構築(リブート)したのが、今作「インビジブル・レオン:イントリーグ」です。前回ご支援いただいた方にも、今回が初めての方にも、必ず楽しんでいただける作品になっています。主人公・キャラクターデザイン本編画像日本にコミックの文化を広めたい!アメコミ原作の映画が大ヒットしている昨今ですが、漫画大国であるここ日本において、アメコミの知名度はまだまだ低いままです。その原因の一つには、コミックと漫画を混同してしまっている現状があると思っています。詳しくは、noteで記事にまとめているので、よければご覧ください。"COMIC"を"漫画"と訳すのは、ピラフを炒飯と呼ぶようなものだって話【アメコミと漫画の違いを解説】https://note.com/dragtiga_comic/n/n86ef05d6e74c」日本ではコミック作品が、漫画ほど多く造られていません……。この現状は2年前とほとんど変わっていません。そんな日本を変えるため、僕たちは日本発のコミックを制作するプロジェクトを立ち上げました!クラウドファンディングは10月31日まで!◆プロジェクト概要◆プロジェクト名 |日本発のアメリカンコミック「インビジブル・レオン:イントリーグ」制作プロジェクトURL |https://camp-fire.jp/projects/view/478246目標金額 |500,000円募集期日 |2021年10月1日(金)19:00~10月31日(日)23:59上記プロジェクトは「All-or-Nothing方式」で実施させていただきます。もしプロジェクト期間中に支援金額が目標に達さなかった場合、ご支援いただいた金額は返還され、プロジェクトは実行されずに終了してしまいます……。ぜひご支援、拡散にご協力をお願いいたします! もっと見る
残り数時間!
2019/11/29 18:53先月16日から始まった「インビジブル・レオン」制作プロジェクトも、ついに今日の23時59分で募集終了してしまいます。アメコミ・コミックという媒体の素晴らしさを伝えるため、オリジナルコミックの制作資金を集めるために始めた今回のクラウドファンディング。40人以上の方から、暖かいコメントともにご支援をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。改めてお礼を申し上げます。まだ目標金額には達していない状況ですが、諦めずに活動していきます。最後までこのプロジェクト、「インビジブル・レオン」を応援いただけると嬉しいです!ご支援いただいた皆さま、是非シェアや拡散にご協力をお願いします! もっと見る
終了まで1週間! 日本発のアメコミ制作プロジェクト
2019/11/23 20:00いつも応援ありがとうございます。1か月以上にわたって挑戦してきたこのクラウドファンディングも、残すところあと1週間となりました。まだ現状では目標額には到達していませんが、長らく支援額がずっと横ばいだったのが、今週になってポツポツとご支援いただくようになりました。皆さんの宣伝のおかげで、少しずつ周知されてきている気がします。漫画としてではなく、アメリカンコミックでもなく、日本から新しいコミックヒーローを発信するという、大きな挑戦をしています。コミックという文化の素晴らしさを皆さんに伝えるため、最後の最後まで諦めずに広報活動と支援のお願いを続けていきますので、ご支援・SNSで拡散という形での応援をお願いします! もっと見る
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