絶賛工事中!の現場ですが、毎日のように来訪者があります。
面白いので現場に現れる人々も交えながら、活動報告でこの宿の完成を追いかけていこうと思います!第一弾は『「着地型観光」というキーワードを知る』の巻です。
おととい現場に遊びに来たのは20代女子2人組。京都のゲストハウス巡りに来た途中で寄ってくれました。お仕事はインバウンドの研究。時代ですねー。今夜はゆっくり話しましょーということで工事現場からすぐ近くの我が家でみんなでお鍋&日本酒。(そろそろ鍋の季節も終わってしまいますねー。)
ヨシキさん:「先月行ったベトナムとか去年行ったインドネシアで”村のお祭り”に参加させてもらって地元の人たちと過ごしたのは本当に楽しかった。やっぱりああいう生活のリアリティに触れる事は旅の醍醐味のひとつだよね。」「昔インドから京都に帰って来た時にちょうど地蔵盆をやっていてなんて素晴らしいお祭りをやっているんだろうって再確認したんだ。祇園祭なんかの大きいお祭りとは違う、地元の人がてづくりでずっとやってきた文化風習の面白さってあるよね。」「ところが旅先でそういう生活のリアリティに遭遇出来る確率ってけっこう低い。」
ゴリくん:「そういう意味ではたぶんディープな京都の入り口って京都何回来ても分からんと思う。」「我々の役割はやっぱりその入り口になることやと思う。」「宿のクオリティーも大切やけど宿の周りの”コンテンツ”が充実してるかって事も重要ですよね。ここら辺はそれが揃ってる。」
カズハちゃん(本日のゲスト):「キーワードは『人間らしく』『その土地らしく』とかじゃないですかね。」「『着地型観光』ですね。」
沢山話してやっぱり『普段の京都の入り口になる』事がこの宿の重要な役割だと再認識したのでした。そしてそのニュアンスを専門用語で言うと『着地型観光』になる、という事を覚えたのでした。着地型!!!