はじめに・ご挨拶
この度は、就労支援B型 のびのび文化 代表取締役 朝倉 友和 が運営している障がい者施設での作家活動にこのような形で参加させていただけることを感謝いたします。
我々は、東濃地域の岐阜県可児郡にて陶芸や作画などをしているのですが、このような作家活動をする切っ掛けとなったのは、山下 清 画伯という存在に感化され、秀でた部分が違う者として障がい者を認知していただけるようにしたい為に、行動を起こすことに至りました。
このプロジェクトで実現したいこと
『オールドリニューアルによる既製品よりも美しい色彩』
このプロジェクトでは 陶芸家である職業指導員 香住が、この地域で20年間以上の陶芸家として活動をしていたことから、代表取締役の朝倉と、新しい試みをしようということから、話し合い、時計という世界に織部釉薬(おりべゆうやく)というのを、独自のアレンジでより美しい色彩をオールドリニューアルしてみようということに至りました。
そこで、織部釉薬へさまざまな材料を混ぜ合わせることによって、緑色から水色が美しい色彩で表現できたことから、普通の水色釉薬に比べて艶や、緑色と水色の溶け具合などがとても美しいことから、新しい釉薬の表現として実現いたしました。
プロジェクトをやろうと思った理由
『ムーミン谷の芸術家』
本来は、代表取締役である朝倉が、現在も施設の壁に陶器を貼り付けているのですが、そのようなことを大きなスケールで出来るようにし、建築材料として、ムーミン谷のような独特の建物というものに繋げて、理解されづらいような障がい者が、芸術としては高いクオリティを実現しているような異世界というのが福祉の世界で実現することがしたいということからスタートしました。
これまでの活動
『作家への道のりへ障がい者の希望を叶えたい』
20代の就労者が多かった為に、自分のしたいこと、またはどのようなことが好きなのかということを探すような作業で2年間近くは努力してきました。
ようやく小さなものですが、販売するようなことへ辿り着き、なんとか販売という形にはなったのですが、赤字の月が多く、施設の運営会社への負担がひっ迫しているような状況が続いています。
そのようなことから、当初の目的であった東濃地域の作家を発掘するというようなことが上手く出来ておらず、何を販売するのか、そして、販売ルートはどのようにすれば良いのか、どれもこれもがまた、初期投資ということと、ランニングコストが必要になるようなことばかりで、上手く環境が構築できないで運営をしいているような状況です。
行政の就労支援政策も厳しくなり、補助金の削減や項目によっては廃止などをされ、就労支援施設の運営はとても厳しい状況におかれています。
そのようなことから、何がしたかったのかということをスタッフ全員で話し合い、とりあえず、就労施設で活用できるような資金を調達することが前提として必要であることから、スタッフが制作する製品という形で障がい者の作家活動を円滑にするということ挑戦したいと考えています。
また、これにより、インターネットでの販売ルートなどをより構築して、販売が出来るような環境を産み出したと思います。
資金の使い道
陶芸の制作や時計のパーツ 40% 原価
運営に必要な電気窯修繕や道具の購入 電気窯 10万円程度
(電熱線の張り替えやセンサーの取り換えなど)
リターンについて
『織部釉薬をアレンジした限定品陶器時計』
実質的に店頭販売になれば12,000円程度になる予定の陶器で制作をした時計を贈呈します。
この時計は、このクラウドファンディングのみの贈呈品となり非売品となりますので、ご了承いただきたいと思います。
釉薬が、オリジナルのアレンジですので、織部釉薬の緑色が偶然にも強く出ているような部分や、水色となっているような色彩の変化が有りますが、そのようなことを狙って、今回の色彩を開発していますのでご理解ください。
また、形については、丸い時計なのですが、手作りで制作するので真ん丸ということでは有りませんし、掲載している見本の形よりも変わることが有りますが、大きく変わるということでは有りませんのでご理解いただきたいと思います。
オリジナルの押し型を予定していますので、もう少し、しっかりとした形に仕上がる予定です。
実施スケジュール
①プロジェクト終了
②粘土と釉薬の制作 1週間~2週間
③押し型の制作 1週間程度
④整形と乾燥 1週間程度
⑤焼成と組み立て 1週間程度
だいたい計画通りですと1カ月程度の期間で発送することが出来るようになると思います。
ただ、支援の上限を設定しませんので、早いもの順ということで、制作期間が大幅に遅れることが有りますが、その場合には連絡をいたしますのでご理解ください。
最後に
『作家という者を育てていただけるような感情は有りますか』
作家と聞いてとてもカッコイイような感じに思われるかも知れません。
これは、この地域で実際にあった話で恥ずかしいのですが、リュックのような籠に、割れないように包装をされた陶器の作品をたくさん背負って、徒歩で飲食店を一軒、一軒、訪ね歩くということをしていたのが、この地域での陶芸活動だと聞いています。
また、収入に繋がらずに、結婚すら出来ない作家とも、いろいろな話しをして来ました。
今の日本では、作家の作品は高いか、安いかくらいのバザーで売られている安売りが得になるくらいにしかあしらわれておらず。
本当に利益が得られるのは、作家として登録を許された文化人か、国宝の作品くらいで、ほとんどは作品をいくら産み出しても相手にはされないのが現状です。
ニューヨークなどでは、作家を育てる為に、無償で解放してくださっている飲食店などを見て来ましたが、ここ日本ではとてもぞんざいな扱いをされている作家がとても多いと感じます。
クラウドファンディングを聞いて、そんな日本に根ざす作家についてどれくらいお金を預けてくださるのか、私たちのような、山下清画伯を憧れて日々作家活動をしているような障がい者、職業指導員にどのような気持ちを抱いていただけるのかを知っていく1つの挑戦になると思います。
日本がこのような有名だから褒めるような作家作品の有り様から、是非、活動をしていることに理解をしていただける窓口から、みんなで喜び合えるような、施設にしたいと邁進していきたいと思います。
※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
予約が殺到した場合には、可能な納期を伝えますので場合によって半年以上の期間を要する場合も発生いたしますのでご了承ください。
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました。
2021/06/22 19:06友人の老健で一括購入がありあっという間でした。ありがとうございます。 もっと見る
コメント
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