8月23日からクラウドファンディング を開始し、9月18日に募集終了致しました!一ヶ月にも満たない募集期間でしたが60人もの方に支援して頂き、心から御礼申し上げます。そして22日には無事にパリで、SÉPERDU初めてのコレクションをショー形式で全24ルックを発表することが出来ました。◎ SÉPERDU PARIS COLLECTION SPRING/SUMMER 2020 全ルック撮影:Tao Ma , Yoshitakaコレクションテーマはpersonal romanticism。私生活に潜むふとした瞬間の焦がれる感情や、素敵なメロディーが聞こえてくるような情景に焦点を当てたコレクション。全面にオリジナルのプリント柄を施した服や素材の組み合わせに拘り、金具のカラーをシルバー、ゴールドの二色を一着の中で組み合わせて使用。階段を登るときにスカートを踏まないように手で持ち上げた時のような、日常で私たちが何気なく行なっている動作からインスピレーションを受けたシルエット、ベッドやカーテンなどの家具・インテリアのファブリックからインスピレーションを受けた素材選び。そこに、シャンデリアのようなパーツを軸にクリアカラーから成るアクセサリーとネイルを合わせました。この成功はクラウドファンディング でご支援してくださった方、ショーが出来るまでに制作で携わってくださった方、皆様のお力添えがあったからこそ成し遂げられました。皆様一人一人の応援の言葉、私たちにとってとても心強かったです。日本に帰国してから現在リターン制作中ですので、お手元にお届け出来るまでもう少しお待ちくださいませ!
ファッション の付いた活動報告
ついに9月がやってきました・・・!!!パリコレも目前に迫ってきています。先日バックステージTシャツ(当日スタッフ用)が手元に届いたので、本日は、バックステージTシャツのデザインができるまでにフォーカスした記事を書いていきます。実はこのTシャツデザインを決めるのも膨大な時間が掛かっています。バックステージTシャツと言えど日常的に着用できて、ロゴにはなるべく頼らないもの。いくつものデザイン案を見せ合う日々を続けても、お互いに納得できて可愛いと思えるものがなかなか決まりませんでした。もうTシャツ自体無くしてしまった方がいいのかもしれない・・・と思ったこともあったぐらいです。例えTシャツ一枚のデザインを決めるのにも、何百、何千もの選択を丁寧に一つずつ選択していかなければなりません。「人って普段どんなTシャツを着てる?」「可愛いTシャツってどんなものだろう?」「逆に好きじゃないものってなんだろう?」と言うようなリサーチと、自分の好きなものに対して真っ直ぐに向き合い、どんなものがなんで良いと思うのかを言語化していくことが必要でした。「半袖?長袖?」「ボディの色は何色?」「シルクスクリーンプリント?インクジェットプリント?」「ブランドロゴの位置は真ん中?左胸?」そして、私たちどちらかの雰囲気やテイストではなく、SÉPERDUのデザイン、今回のコレクションに合っているか。半袖ではなく長袖にしたのは、「持ってないけど、あったら今丁度着たいのにな」と私たちがいつも思うものだったからです。さらに、長袖にするからには袖を活かしたデザインであり、今回のコレクションテーマpersonal romanticismに寄り添ったものを、と試行錯誤を重ねた結果出来たのが今のTシャツです。Tシャツを平置きにして、袖と身頃に一枚の版を当てて一度にプリントしたような、シルクスクリーンならではの作業工程の想像が膨らむデザインにしました。そこに青い刺繍の花柄を贅沢に重ね、胸元のロゴを刺繍にしたのが今回のクラウドファンディング限定デザインのTシャツです。スタッフ用のTシャツは、渡仏より先にフランスへ送るので、私たちより先にパリ入りです・・・!クラウドファンディングも12日目に入り、残すところ後16日になりました。準備も最終段階に入り焦りと不安は隠せませんが、最後まで駆け抜けます!
クラウドファンディングが開始してから、早くも6日目になりました!既にご支援してくださった皆様には心からお礼申しあげます。皆様からの温かいメッセージ1つ1つが私たちの励みになっています。実際にページを公開してみると、もっとこうすれば良かったかも、こう書いたらわかりやすかったかも、と問題点も出てきました。最初は、私たちの過去の作品もinstagramのリンクへ飛ばずには見て頂けなかったのですが、本文中にいくつか写真を載せました。さらに、私たちの考えや熱意がより伝わりやすくなるように、本文中の文章を少しだけ修正致しました。本日の活動報告では、本文中に載せきれなかった、パリ留学時に制作した卒業コレクションの一部を写真にてご紹介致します。青木未来乃(@mirano_a)テーマ『lâcher prise(手放す)』fusion de contrastes(コントラストの共存)をコンセプトとし、全体のバランスを大切にしながらも反対のもの同士を境界線をつくることなく共存させる。日本の平面の文化とフランスの立体の文化を用いて、プリーツとドレープを多用。忙しない東京からパリへ。都会でありながら、少し気の抜けた様子を表現。垣本佳奈子(@kanakokakimoto)テーマ『HOPELESS ROMANCE』生活の中での感傷、憂鬱とロマンチシズムへ寄り添うコレクションの提案。繊細な手描きの柄をプリントしたオリジナルの生地を作成。レザーピースには花を筆で直接手描き。まだまだご覧頂きたい過去作もございますので、instagramと合わせてご覧いただければ、私たち二人各々の世界観をより感じて頂けるかと思います・・・!最後までご覧くださりありがとうございました。引き続き、今後の活動も暖かく見守って頂けましたら幸いです。青木未来乃ポートフォリオ撮影:松永駿(@shun_matsunag)垣本佳奈子ポートフォリオ撮影:Zhou YI(@zhouyi51347388)