はじめに・ご挨拶
はじめまして、画家のミヤハヤと申します。
ぼくのことを知らない方のために、これまでのストーリーを書かせて頂きます。
ぼくは2017年10月4日に一念発起して絵を始め画家としての活動をスタートしました。
美大や芸大といった絵の学校に行っていたわけでもなく、絵が得意でもありませんでした。
実際、学校時代の美術の成績は普通以下で、写生大会で入賞したこともありません。
しかし、「表現者として生きたい」という想いがぼくを駆り立てたのです。
全くの無学だったぼくは独学で地道に作品を描き続け、主戦場はインターネットだと信じてひたすらSNSで発信してきました。
ですが、素人の絵は、時に面識のない美大出身者から「芸術をまるで分かっていない絵の具の塊」と否定されたり、匿名アカウントの人たちにもたくさん嘲笑されました。
正直、自分の絵をうまいとか優れていると思ったことは一度もありません。
また、今の今でも芸術とは何たるかがぼくには分かっていません。(おそらく、これからもずっとそうです)
ですが、一方でこんなぼくの絵を「イイ!」と思ってくれて活動を応援して下さる方もたくさんいました。
そんなぼくは絵を始めて1年10ヶ月ほどですが、これまで200作以上の作品を生み出し、3度の個展を開催、ありがたいことにどの個展も成功と言っていい結果でした。
また、画家として都内の高校のアートゼミで講演もさせていただきました。
ぼくがアーティストとして活動し続ける理由
絵で生きていきたい、唄で生きていきたい、ダンスで生きていきたい。
小さい頃に多くの人はアーティストに憧れます。
しかし、それを現実で実現させようとする人はほんの一握りで、とても希少な存在です。
ご存知の通り、アーティストは本当にお金になりにくい生き方でもあります。
そして、その現実が多くの人の諦める要因にもなっています。
ぼくも絵だけではまだまだ生きていけないので生活のためバイトもしています。
しかし、だからこそおもいました。
アーティストとして生き続けること自体が結果的に誰かに勇気を与えられるんじゃないかと。
特にぼくは学歴もない全くの独学で、しかも絵を30過ぎから始めた後発スタート人間です。
ぼくよりも絵がうまい画家、才能溢れる若手も星の数ほどいます。
しかし、そんな自分が画家として活動し続けることで「わたしもがんばるぞ!」とたくさんの人たちに勇気を与えれるとおもうのです。
ぼくのアーティストとしての役割とは一体何なのか?
それはぼくがアーティストとして在り続けることで「あなたも大丈夫」というメッセージを伝え続けていくことなのです。
ぼくの存在自体が誰かの励ましになれるように、ぼくはこれからもアーティストとして精進して行きます。
2020年にニューヨークで個展を開催するという目標、実現したい理由
ぼくには画家になってからずっと実現したい目標があります。
それは、アートの本場ニューヨークで個展を開催するコト。
ぼくはニューヨーク個展を「アーティスト人生第1章の集大成」と位置付けているのです。
なぜニューヨーク個展を実現したいのか?
それはぼくが学生の頃からニューヨークの文化に強い影響を受けて来たからです。
ぼくは中学生の時にファッションが大好きになり、20年以上ずっと好きで在り続けています。
特に中学〜20代前半は、あらゆるファッション雑誌を読みふけりました。
その中で、ニューヨークのスケーターやラッパーのファッションセンスを物凄く尊敬していたのですが、彼らは往々にアートも愛していました。
そんな彼らの影響からぼくはアート雑誌を購入したり、美術館に通ったりするようになったのです。
ぼくのアートの原点はどこにあるのか?
その答えがニューヨークそのものなのです。
そして、これから画家人生で実現したいこと、そのためのステップを想像した時、立ちはだかった限界が「ニューヨークで個展を開催するコト」だったんです。
絵を始めてまだ2年も経っていないアーティストが「ニューヨークで個展を開催したい」と言うなんて、とても身の程知らずだと重々承知しています。
しかし、ぼくもアーティストの端くれとして、そして画家として本場の地に立ってみたいのです。
ニューヨーク個展はぼくが乗り越えるべき試練なのです。
ニューヨーク個展では作品を買ってもらうことが最大目標。ニューヨークで結果を出して実績にしたい
また、ぼくはニューヨークでただ個展を開催したいだけではありません。
本場の洗礼を受ける結果になるかもしれませんが、ニューヨーカーに自分のアートがどれだけ通用するかをどうしても確かめてみたいのです。
ですから、「ニューヨーク個展で作品を買ってもらうこと」を最大目標に掲げました。
そして、ニューヨーク個展後もぼくのアーティスト人生はずっと続いていくので、個展で結果を出したことを確かな実績にしたいのです。
法人サポートが終了を迎えました
そして、今回のクラウドファンディングを行うことを決めた経緯を説明させて頂きます。
ぼくのアーティスト活動というのは、応援してくださるみなさんのおかげで成り立っています。
その中でも「法人サポーター」として大きな資金提供をしてくださる方がいたんですね。
その方にはこれまで本当に多大なご支援を頂き、お陰様でとても自由度の高い活動をさせていただいていましたが、7月末でそのサポートの終了を迎えました。
法人サポーターの方には最も芽の出にくい駆け出しの時期を支えていただき感謝の言葉
もありません。
絶対に一流のアーティストになり、恩返しをさせていただきます。
今後の活動とその資金について、2019年の活動計画を諦めたくない
2020年にニューヨーク個展を実現するために、その勢いをつけるべく2019年中に国内での個展をあと2度は開催したく、そのための活動資金を必要としています。
そして、その資金をご支援くださるサポーターを今回のクラウドファンディングで募ろうと決意しました。
「2020年にニューヨーク個展を実現したくて、今後の活動費を必要としているからクラウドファンディングでサポーターを募集する」
そう表現すれば簡単ですが、決意するにはかなりの葛藤がありました。
資金が不足していることを公に打ち明けるには大きな勇気がいります。
事実、法人サポーターが終了するしばらく前からずっと悩み続けていました。
「今年はもう作品作りだけに専念して、それ以外の活動を諦めようか」とも考えました。
しかし、それではどうしても挑戦したい目標であるニューヨーク個展が遠ざかってしまいます。
そんな時、SNSのタイムラインで目にした「56歳のひきこもり男性 衰弱死」のニュースに強烈な衝撃を受けたのです。
関連記事:56歳 ひきこもり衰弱死
その男性は、30年以上もずっとひきこもりで実の両親も亡くし、社会から孤立していたそうです。
彼は生きること自体を諦めたような精神状態で、腹部が見えるほど破れた服を着て、ガリガリにやせ細っていたと綴られています。
近所の人々や行政が何度も何度も支援を申し出たにも関わらず、その支援を頑なに固辞し続け、ついには栄養失調で死に至ったという話でした。
彼の断り文句は決まって「自分で何とかしたい」でした。
しかし、彼はそもそも自分の力で何とかできる精神状態ではなく、経済的にも肉体的にも誰かの支援がなければままならないほど窮迫した状況だったのです。
もし、彼が「助けてほしい」の一言を誰かに伝えられていれば、最悪の結果にはならなかったかもしれません。
この記事を担当したライターが終盤に以下のように記していて、とても心に刺さりました。
「『助けてほしい』と声を上げることは、死ぬことよりも難しい。」
ぼくの現状は生死のかかった彼に比べれば重大な問題ではありません。
しかし、このニュースを知って、ぼくはとても考えさせられました。
「ぼくはこのまま声を上げずに諦めていいのだろうか?」
と思ったのです。
彼が自分の力だけでは生きていくのが困難だったように、ぼくも画家としての活動計画を自分の力だけで実現することが難しい状況だからです。
このまま活動計画を白紙に戻すか、批判覚悟で思い切って声を上げてみるか。
悩みに悩んだ結果、ぼくは「声を上げて、みなさんにお願いしよう」と決意しました。
「2019年の活動計画を全力でやり抜き、その成果を引っ提げて、アーティスト人生第1章の集大成として2020年にニューヨークで個展を開催したい。」
これがぼくの中にある、心からの本音だったのです。
目標金額は60万円、資金の使い道と「All-or-Nothing方式」について
目標金額は、60万円です。
これは2019年の活動計画をやり抜くためにどうしても必要な金額です。
ご支援いただく資金は、
・自身初の地方個展の開催費: 約15万円
・12月をめどに計画している東京個展の開催費用:約35万円
・画材代を主とする創作活動費:約8万円
・クラウドファンディング手数料(目標金額ジャストの場合):1万7000円
主に上記の目的で大切に活用させていただきます。
なお、今回のクラウドファンディングは「All-or-Nothing方式」で行います。
目標金額に満たない場合、システム上頂いたご支援をミヤハヤは受け取ることはなく、ご支援をいただいたみなさんに後日返金されます。
また、クラウドファンディングがサクセスしなかった場合は上記の個展の開催を見送ります。
ニューヨーク個展の目標は絶対に諦めない。目標実現の「見届け人」になりませんか?
もし、このクラウドファンディングが失敗に終わったとしても、ぼくはニューヨーク個展の目標を諦めるつもりはありません。
これからも新たな作品を生み出し続け、国内での活動を重ねて、自信をつけていつか必ず実現させます。
ですが、できれば、いやどうしても2020年に実現させたいのです。
2020年は、東京で1964年以来56年ぶりスポーツの祭典があります。
多くのアスリートが夢を叶えるメモリアルイヤーに、ぼくも自分の目標を実現させ、アーティストではありますが彼らの仲間入りを果たしたいのです。
そのために、今このプロジェクトを読んでくださってるあなたに、心からのお願いがあります。
ぜひぼくのサポーターになって、ニューヨーク個展という目標を実現するまでの「見届け人」になってくださいませんか?
何卒、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
最後までこのプロジェクト文章を読んでくださり、誠にありがとうございました。
ミヤハヤ
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