▼プロジェクトをやろうと思った背景
私たちは2011年から、日本だけでなく海外に向けて作品を創作してきました。創作は、他者とのコミュニケーションなくしては、決してできません。ですが、創作は、そのプロセスで「国境を簡単に越えるコミュニケーション」を、簡単に生み出します。人間とパペットが舞台上で共存するシアター作品は、日本では馴染みの薄いものかもしれません。私たちの作品は、言語や文化の壁、年齢を超えて、観客と創作側のイマジネーションが合わさり1つの作品を形成します。この国際パペットフェスティバルへの参加は、その1つの成果を観客と共有することになると考えています。
▼プロジェクトで何を実現したいか?
キャストとスタッフが創作に集中できる環境を用意し、Harmony World Puppet in Kanchanaburiでの上演作品「モニュメントのある街」を通して、観客とイマジネーションの世界を共有したい!海外に向けた作品創作のプロセス、現地での交流やワークショップで得たものを帰国後の創作に生かし、日本の観客とも共有をしていきたい!
▼なぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?
フェスティバルからは、宿泊費、食事代は支給されるのですが、渡航費、稽古場代などの経費が全く出ません。本来2016年11月に開催されるはずだったフェスティバルが、タイの国王逝去により突如、延期となり、そのために予約していた航空チケットのお金が返ってきませんでした。そこで、2017年2月に延期されたフェスタに、改めて参加するための渡航費が必要となりました。皆様のお力をクラウドファンディングという形でお借りしたいのです!
▼支援のお願いとリターンの説明
今回、私たちは14日間での作品創作にチャレンジすることにしました。
作品も一新。「モニュメントのある街」に変更し、新しいキャストとともに1からつくりなおします。
公募で集まったキャストは、年齢もバックグランドもバラバラ、多彩なメンバーが集まりました。
佐次えりな、過去の作品はこちら。
https://utervision-jp.jimdo.com/utervision-english/過去の作品たち/
11月に上演したWardrobe ~She is Gone~ CM動画
支援してくれる皆様の協力により、作品が日本から世界へと発信されます。私たちの作品創作に、力を貸していただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します!!
◯リターン
支援してくださる皆様に楽しんでいただけるようなリターンを考えました。
◉キャスト・スタッフからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
キャスト・スタッフがそれぞれオススメのタイ土産を選んで、ギフトをご用意します。
キャスト・スタッフの紹介文をこちらのページの「活動報告」↓に掲載しますので、趣味が合いそうな人、いいものを選んでくれそうな人、面白そうな人・・好きなキャストをお選び下さい!お土産の中身は帰ってからのお楽しみ♪
○3,000円
・ゲネプロ(通し稽古)ご招待
・キャストからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
○5,000円
・ゲネプロ(通し稽古)ご招待
・稽古場見学ご招待(1回)、または芝崎さんのヨガレッスンに無料ご招待!
・キャストからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
普段見ることのできない稽古場を見ることができます。作品が出来ていく瞬間を体感してください。
○7,000円
・ゲネプロ(通し稽古)ご招待、芝崎さんのヨガレッスンに無料ご招待!
・稽古場に何回でもご招待
・キャストからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
1回の稽古で2シーンを作り上げていくので、次の稽古では違うシーンが見られます。
○10,000円
・ゲネプロ(通し稽古)ご招待、芝崎さんのヨガレッスンに無料ご招待!
・キャストからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
・「モニュメントのある街」タイでの上演DVD(非売品)
手作りの記録用DVDになります。現地での雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
○50,000円
・キャストからの「わくわく!タイのお土産プレゼント!」
・2017年3月までのUtervisionと種の全上演作品関係者席スペシャルパス!
【スペシャルパスの内容】
◉『モニュメントのある街』ゲネプロ(通し稽古)ご招待
◉『ダユーとゲノル』2月まで月に1回開催している“子どものためのパペットシアター
◉『ピノッキオとゼペットじいさん』2月まで月に1回開催している“子どものためのパペットシアター
◉『観世音』1月 ひとり芝居フェスティバル「APOFES 2017」参加作品
◉Utervision新作公演2本立て 3月公開
おまけ!
・芝崎さんのヨガレッスンに無料ご招待!
・ともいさんの足つぼマッサージ無料体験!
「ダユーとゲノル」CM動画はこちら
【公演詳細】
Harmony World Puppet Festival 2017 in Kanchanaburi
2月20日~26日
”モニュメントのある街”
作、演出構成/佐次えりな
パペット、美術/佐次えりな、茂木真理
パペット衣裳/古田七瀬
音楽/太田豊
演奏/Yortkeo Keochampa
海外制作、翻訳、通訳/庄子萌
現地お手伝い/助川顕太郎
キャスト/佐藤康道、芝崎知花子、鶴家一仁、轟もよ子、ともい江梨、幡かをる、幡りか、β(WAHAHA本舗)、佐次えりな
制作/特定非営利活動法人 種のアトリエ、Utervision Company Japan
主催/Thailand Harmony World Puppet Festival,2017
【メンバープロフィール】
佐次えりな 演出家・俳優・人形遣い
Utervision Company Japan代表・非営利活動法人 種のアトリエ代表理事
蜷川幸雄率いるニナガワ・スタジオ所属俳優
学生の頃より映画を積極的に創作し、上映。映像、雑誌、CMで活動後、蜷川幸雄の舞台を中心に俳優活動。
2011年、芸術集団Utervision Company Japanを設立し、日・仏・英で作品を上演。
2012年から、フィギュア・シアターを作品に取り入れ、パペットと身体表現を組み合わせた作風を確立し、創作を続けている。また、創作活動と並行して、2013年からは創作ワークショップ「種のアトリエ」をスタートし、全ての人を対象に創作の楽しみを伝えている。2014年に「NPO法人種のアトリエ」設立。
Tokyo Visual Arts映像科映画専攻映画演出コース卒業。
ロシア功労芸術家レオニードアニシモフに師事し、スタニスラフスキーシステムを学ぶ。
ニナガワ•スタジオにて蜷川幸雄に師事。チェコ国立芸術アカデミーDAMU(Academy of performing Arts in Prague)講師 沢則行に人形デザインを教わる。“sandglass theater”のEric Bossに舞台芸術と人形操作を学ぶ。
2016年から、ASEAN APEX (ASEAN Puppet Exchenge) に, 人形遣いとして参加。2016年、TEDxTokyo yzにて、パペットの魅力について登壇&パフォーマンス。香港大学「日本語教育シンポジウム」にて、言語学者対象に、言葉と身体のワークショップを行う。「モヤモヤさまぁ〜ず2」に出演。
2017年1月東南アジアのアーティストを招聘し「創作をツールに東南アジアと日本の絆を深めるワークショップ」を開催
太田豊 音楽家
富山県生まれ
幼少の頃より音楽に親しみ、東京芸術大学邦楽科で雅楽を学ぶ。雅楽演奏者として笛・琵琶・左舞を専門とし国内外での公演に出演。
笛・左舞を元宮内庁式部職楽部楽長安齋省吾氏に師事する。
またジャズサックス奏者として「渋さ知らズ」に参加し、CDの録音や2度のヨーロッパツアー(99年8カ国23公演、02年2カ国4公演)FUJI ROCK FES等に出演する。
2002年脱退以後、音楽家として様々な楽器や物を用いて舞台芸術、TVドラマ、CMのための音楽を制作し、仏具「おりん」によるJR高岡駅発車音の北陸新幹線新高岡駅発車メロディーの制作など、和洋のハザマで多岐に渡って活動中。
2011年設立から、Utervision Companyの音楽を担当。
北陸新幹線新高岡駅発車メロディー制作
第二回和洋楽器グループコンテストグランプリ受賞(「東京民族音楽」として)
茂木真理 画家
東京生まれ
2002年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画コース卒業
卒業後、グループ展、個展を開催。2011年、Utervision Company Japanの設立から参加。それ以降、ほとんどの作品の美術を担当している。また、創作ワークショップ「種のアトリエ」の美術を担当し、表現者だけでなく全ての人を対象に、創作の楽しさを伝えている。2006年 トーキョーワンダーウォール2006入選
最新の活動報告
もっと見る稽古日誌 りかです。
2017/02/14 22:00今日も身体をたくさん動かしたので、最後らへんは息切れしていました。 パペット操作しながら、周りをよくみて、皆の息ピッタリと動くのは集中力が必要だなとおもいました。 明日から新しく台詞も入ってくるそうなので、形にしていきたいと思います。 もっと見る
キャスト紹介☆幡りか
2017/02/14 15:53幡りか、十八歳。はじめてのパペット経験です。他の役者さん達の、新しいものを作っていく想像力と、表現力に常に影響をうけ、学んでいきたいと思っています。ぎごちないところもありますが、皆で一つの面白い作品を作りたいと思います。 もっと見る
キャスト紹介☆幡かをる
2017/02/11 18:57出演者中飛び抜けての最年長、ラニータ(幡かをる)です。 若い頃、演劇や彫刻など創作活動が好きでしたが、子育てと仕事で30年近くのブランクがあります。3年前いきなり直感でパペットと関わり始めました。最近パペット操作の難しさ、奥深さがわかってきて ますます面白くなってきたところです。 パペットは、操作する者によって全く別の人格、時には性別まで違って見えることさえもあります。今回は、パペットのキャラクター、人生を操作者が作り上げています。出演者も個性豊かな仲間たちですが パペット達はさらにユニーク存在です。変てこなルックスの集団ですが、稽古が進むにつれてそれぞれ自分の操作するパペットが日増しにカッコよく思え、好きになってきていると思います。私のパペットは地味キャラのメシカ。愛おしい!!!パペット同士のやりとりもいろいろと出て来ます。台本通りに近づけていく面白さもあると思いますが、現段階では何が現れるかわからない 新鮮な驚きのある稽古です。また、みんなで呼吸を合わせて1つのパペットを操作する場面もあります。難しいけれどやりがいがあります。 短い稽古時間でどこまで表現できるかわかりませんが、パペット達も生き生きと動き回り、皆さんに楽しんで観ていただける舞台が作れたらいいなと思います。 タイのお土産は 自然素材のブレスレットとかペンダントとか…. 天然石も大好きなので、どんなものに出会えるか楽しみ !! もっと見る
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