プロジェクト本文
■はじめに・ご挨拶
みなさん、こんにちは。私は河口湖オルゴールの森の須賀力哉と申します。
通常は楽器解説やコンサートのMCなどをしておりますが、このたび当館開館20周年記念の特別企画「富士五湖音楽祭」の担当も兼務することとなりました。
地元の皆様にもお気軽にご参加いただけるような夢いっぱいの楽しい音楽祭を作り上げていきたいと思います。
各種支援して下さる皆様への感謝の気持ちを限界までこの企画に詰め込み、ご来場下さる皆様に上質の喜びと本物の感動をご提供できればと考えています。多くの皆様からご支援・ご協力賜れましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
■起案者略歴
1973年、経営者の父とピアノ教師の母の間に生まれる。経営の勉強をして父の会社を手伝うか、ピアノの勉強をして母の教室を手伝うか悩んだ末、「音をマネジメント(経営)」することに興味を持ち、作曲の勉強を開始。
音大卒業後しばらくして、都内の音楽系私立高校で音楽理論等の授業を担当するも、授業で作品の解説をし始めると生徒達が次々と眠りに落ちてゆく様子を目にし、自身のトークには睡眠導入効果があることを自覚。自身の類稀なるトーク力に一層磨きをかける必要性を痛感し、未経験ながら「飛び込み営業」の世界へ。
営業の世界では体育会系の上司、先輩から営業の極意を伝授され、教員時代とは対極にある享楽的な生活も経験。「営業職は天職かもしれない」と思い始めた頃に未曽有の大災害が起こり、ほぼ同じタイミングで山梨営業所へ転勤。
岩手県大船渡市出身の妻(ソプラノ歌手/藤原歌劇団所属)から「単身被災地に乗り込み、各避難所を回って被災された方々を音楽で支援」した話を聞き、「自身の能力を活用して社会に貢献する意思を全く待たず、ただなんとなく生きている自分」を猛烈に反省。両親から授かった「癒し系」トークと営業職で身に着けた「信頼関係瞬間構築」トークを融合させることで「(当時主に扱っていた環境保全関連)商品を販売」することではなく、他者に「喜び、満足、感動を創造・提供」するために活用できないかと考えはじめたところ、ご縁を頂き2015年オルゴールの森へ入社。
■このプロジェクトで実現したいこと
1.音楽祭の概要:チャリティーコンサート、コンクール、物産展、募金活動等
2.音楽祭の目的
①富士山及び周辺環境の魅力を音楽を通じて世界に発信
②富士山及び周辺環境の保全活動を音楽を通じて推進
③音楽を通じた地域の活性化(魅力ある街づくり)
3.音楽祭開催期間:2019年11月2日~4日
4.会場:河口湖オルゴールの森
5.出演者
11月2日 土井尻明子(Sop)、渡邊千春(Pf) 他
11月3日 渡部智也(Bas)、吉永哲道(Pf)、野口紗矢香(A.sax)、細田優花(Pf) 他
11月4日 あいのね(Fl&Pf)、Serendipity Saxophone Quartet(Sax カルテット) 他
6.チャリティーコンサート
14時頃、15時頃、16時頃からの3回(11月4日は2回)を予定しています。(各回30分程度)
※詳細につきましては公式HP www.fujigokoongakusai.comをご覧下さい。
■私たちの地域のご紹介
富士五湖音楽祭の会場となる河口湖オルゴールの森は富士五湖の1つ、河口湖のほとりにあります。河口湖は標高830メートルの高原にある湖で「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産にも登録されており、周辺は美しい自然に満ち溢れ、水も空気もおいしく、そんな環境で育った農産物、特に果物は全国的に高い人気を誇ります。富士五湖エリアではほぼどこからでも迫力満点の大きな富士山を見ることができ、この地を訪れる世界中の皆様から喜ばれています。さらにオルゴールの森の庭園からは「ヨーロッパ風の庭園」越しに富士山を眺めることができ、アジア各地からのインバウンドの皆様をはじめ、多くのお客様から高い評価を得ています。
皆様、この秋はこんな豊かな自然に囲まれたオルゴールの森でヨーロッパの王侯貴族の気分を味わわれてみてはいかがでしょうか?多数の魅力的なアーティスト、パフォーマーの皆さんの演奏、パフォーマンスをお楽しみ頂けるのは勿論、ヨーロッパの王侯貴族たちの心を癒した本物の高級オルゴールの音色をお聞きいただくことで、至福の時をお過ごしいただけることと思います。スタッフ一同、皆様のご来館、ご参加を心よりお待ちしております!
■プロジェクトを立ち上げた背景、及びこれまでの活動
当館ではNPO法人富士山世界遺産国民会議で運営委員長を務められ、富士山の世界遺産登録に際し、中心的な役割を担われた小田全宏先生による社員研修を全スタッフが継続的に受講しています。小田先生からは「陽転思考」という素晴らしい考え方を教えて頂き、部署によってはテキストの読み合わせを毎朝行うことで、日々の業務や接客の際にこれを実践できるよう取り組んでいます。
私自身は、「エンターテイメント・ミュージアム部」に所属し、下記のような恵まれた環境(下記補足1.参照)の中で、主に「お客様満足度」に関わる分野の仕事(楽器解説、コンサートMC、年間計1800回近く行われる2種5公演コンサートのマネジメント、BGMアレンジ、新企画の立ち上げ、出演交渉、契約、音楽監督不在の中での各種コンサートの品質管理等)に関わらせていただきましたが、おかげさまで当館にご出演下さっている魅力溢れるアーティストの皆様からのみならず、多芸多才の上司、先輩、同僚スタッフからも語りつくせぬほどの濃厚な刺激を与えて頂くことができ、日常の業務を通じて「台本を書く」ことの楽しさも知ることができました。そしてあるとき身に着けた「台本作成術」を活用することで、舞台の上で起こる物語だけでなく「舞台の外で起こる物語」の台本も書けるのではないかということを思い立ち、その第1弾として「音楽祭の企画書」を作成したところ、当館代表に承認され現在に至ります。
「人(スタッフ)なし、金(予算)なし、組織なし」という一見厳しい条件下で始動した当企画ですが、上記「陽転思考」を学び、「正しいことをすれば協力は得られ、楽しいことをすれば仲間は集まり、それが必要なことであれば、必要なものは必要なだけ提供される」という「真理」を学習済みだったため一切気にはならず、一部の懐疑的な目をよそに「学びを実践」してみたところ、予想をはるかに超える多くの皆様から支援の手を差し伸べていただくことができ、あらためて「陽転思考」という哲学に出逢えたことに感謝している次第です。
補足1:当館の恵まれた環境
①都心からもさほど遠くなく、富士山観光を目的に来日された世界中からのお客様が多数お立ち寄り下さる、②富士山を間近に眺めることができ、河口湖をはじめとする豊かな自然に囲まれたヨーロッパ風の庭園という最高のロケーションでお客様をお迎えできる、③貴重な自動演奏楽器を多数所蔵している、④様々なジャンルで活躍する才能豊かで魅力的なアーティストさん、パフォーマーさんが多数ご出演下さっている、⑤NPO法人富士山世界会議で運営委員長を務められた小田全宏先生を始めとする各界を代表する著名人、有識者の皆様から研修、講演会等を通じて貴重な教えを学べる、等。
■資金の使い道・実施スケジュール
1.資金の使い道
資金は音楽祭の運営費用として使用させていただきます。
2.スケジュール
◆11月2日、3日
13時~17時半頃の間に、ダンスオルガンの紹介、サンドアートパフォーマンス(砂絵と ヴァイオリンとピアノの生演奏)、チャリティー演奏等。
◆11月4日
上記の他にコンクールを行う予定です。
■リターンのご紹介
1.11月3日に行われる「特別演奏」の動画をご覧いただけるURLをお送りします。先着30名様、5,000円です。
2.当館出演者のサイン入り年間パスポートをお送りします。8,000円です。
3.当館の人気司会者&手回しオルガニストのピエール石澤氏による手回しオルガン演奏動画のURLをお送りします。先着30名様、5,000円です。
4.入館&ランチペアチケットA~Cを計60名様分ご用意させていただきました。
A:上記ペアチケットと音楽祭のPRソング音源のURLのセット。先着10組20名様、8,000円です。
B:上記ペアチケット「世界最大規模のダンスオルガン」の動画のURLのセット。
先着10組20名様、6,400円です。
C:上記ペアチケットと豪華客船タイタニック号に搭載される予定だった
「フィルハーモニックオーケストリオン」の動画のURLのセット。先着10組20名様、6,400円です。
5.当館所蔵の自動演奏楽器の写真のデータをお送りします。500円/枚です。
■最後に
オルゴールの森でほぼ連日開催される2種類のコンサートに担当者として関わる中で、「ご来館下さったお客様に喜びと感動をご提供する」だけでなく、日頃お世話になっている河口湖町や、富士五湖地域といった「地域」、及びその地域にお住まいの皆様に貢献するためのコンサート、イベントを行えないかと考えるようになりました。
そうした利益の追求を目的としない「非営利コンサート」が「企業」である当館で開催できることになるとは正直なところ思っていなかったのですが、自分の気持ちを正直に当館代表に打ち明けたところ、「それは実は当館のオーナーの考えでもある」との言葉を頂き、その場で承認されました。
当館には富士山を見に訪れた観光客の皆様が多数ご来館下さいます。これからも当館のヨーロッパ風の庭園から見える富士山を、世界中から、日本各地からお越し下さるお客様にお楽しみいただき、富士五湖地域での観光を日本での、河口湖での素敵な思い出の1ページに加えていただくことを願っています。そしてそのためには、富士山の魅力を世界に向けて発信するのと同時に、その美しさを後世にも残せるよう、富士山、及びその周辺地域の保全活動を推進していく必要があります。
日本の象徴ともいえる富士山の魅力を伝え、守る、という目的に共感して下さった音楽家の皆様の出演されるこの音楽祭は、必ずやご来場下さったお客様に大きな喜びと満足をご提供できることでしょう。
音楽祭の実現と成功に向けて、皆様のお力をご提供頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
尚、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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