はじめに・ご挨拶
この音楽祭は、松江市で様々な地域活性化活動をする個人有志が集まった実行委員会で企画されました。
私は、総合プロデューサーの野津なおつぐと申します。
「水の都音楽祭」、この企画に込めた思いと実現したい目的を皆さんにお伝えします。
「水の都音楽祭」実施の目的
「水の都音楽祭」では大きな目的を2つ持っています。
〇私たちが愛する宍道湖や水の都・松江をもっともっと市内外の人たちへ伝えたい!
〇このまちに誇りを持った「ひと」達の思いをつなげること。若い世代が共感し、楽しめる仕掛けをつくりたい!
【「水の都音楽祭2019」実施内容】
松江市民が最も愛する風景である宍道湖畔を2つのエリアに分けて、
6ステージ、入場無料(一部有料)で子どもから大人まで楽しめる企画となっています。
有名ミュージシャンが出演する有料フェスエリア、
地元ミュージシャンたちが集まるエリア、地元DJ達が集まるエリア、
高校生たちのアカペラグループが参加し、アイドル達が参加するエリア、
子どもたちのテーマパーク「絵本の音楽祭」エリア、
全国からアコースティックミュージシャンが揃うエリア、
地元の“おいしいもの”が集まるマルシェエリア、
朝から水辺を楽しむ朝ヨガ、SUP体験などなど、
幅広い世代が参加できる企画が今も進行中です。
心を癒やす唯一無二の水の都
私たちが住む松江市は、宍道湖(しんじこ)、中海(なかうみ)という大きな湖が二つ揃う珍しい島根県の県庁所在地です。
人口20万人のまちを10万人・10万人と大きく分ける大橋川。
さらに城下町松江に縦横無尽に張り巡らされた堀川。
湖や川だけでなく、日本屈指の美しさを誇る日本海岸も加え、
湖、川、海と世界でも最も水に囲まれた地域と言っても過言ではないほど、
水と暮らしが密着したまちです。
また、古代出雲文化や国宝松江城を中心とした城下町文化が根付く非常に稀有なまちでもあります。
文豪・芥川龍之介はこの松江の水に囲まれて失恋の傷を癒し、
名作「羅生門」を書いたと言われ、
「松江は”あらゆる水”を持っている」と深い言葉を残しています。
また「夕日を美しい」と日本で初めて文学的に表現したと言われるのが、
小泉八雲(ラフカディオハーン)であり、それが宍道湖の夕日です。
宍道湖の夕景は市民や観光客の心を癒し、
その美しさは見る者の心を奪います。
ひととひとのつながりが希薄化し、社会のスピード化、価値観の多様化や細分化が
進む時代だからこそ、人の心を癒す事のできる
「水の都のまち」の価値は高まると感じています。
パンク・ロックとDo It Yourself
僕が18歳だった頃、インターネットもなかった時代。ファッションもカルチャーも音楽も全てが「東京」にあった。
音楽、趣味、仕事、様々な「挑戦」をする友だちはみんな東京へ行く時代だった。
僕はそれを嫌がった。島根だって、松江でだって「挑戦」できる。
東京とか松江とか「ひと」や「場所」のせいにしちゃダメだ。ずっとそう思ってた。
だから、若いやつらが集まれるクラブイベントの真似事を始め、自分もパンク・ロックのDJを始めた。
国内外から何百という有名バンドを松江に呼んだ。その中の一つがパンク・ロックバンドのHi-STANDARDだった。
バンド仲間と出会い、バンドも始めた。山陰のバンドで初となるCDをリリースし、全国ツアーを廻った。
全ての根底には、山陰でも島根でも松江でも「できる」という事を証明したかった。
「Do It Yourself(あなた自身でやりなさい)」 なにかのせいにする前に、自分自身でやりなさい。
この言葉がずっと心の中にあった。
バンドやイベントをやっていくうちに、新しい自分の役割を探した。
世界を旅して、色んな人の価値観と世界の広さにも触れた。
いつしか、「ひととひとをつなぐ」こと、それが自分の生き甲斐になった。
音楽仲間だけでなく、みんなと「つながる」存在とはなにか?
たどり着いたキーワードは「政治」だった。
政治家なら、子育ても企業も福祉も地域の事だったらなんでも相談に乗れる、つながれる。
その時、政治への挑戦を決めた。
市議会議員になり、予想通り「つなぐ」事ができる唯一無二の職業と感じた。
人と人、人とまちを「つなぐ」こと、
そこで考えたのが音楽イベントの「水辺の芸術祭」だった。
松江市が支援する無料音楽フェス。
野外で有名アーティストによるフェスがほとんど無かったこのまちで、行政が仕掛ける唯一無二のイベントになった。
あれから5年。この「水の都音楽祭」をどう発展させていこうか?とずっと考えていた。
「水辺の芸術祭」に来ていた若い子たちから「あれからまちづくりに興味持ちました」、そんな言葉を聞き、僕らはすでに未来へバトンの受け渡し時期に来ていると直感的に感じていた。
だから、今回のテーマは、いつかこのまちで頑張る若者たちが「俺も、私も、やってやろう!」と思うようなイベントや経験にしよう。
それがすぐにじゃなくていい。10年後に「松江にあんなイベントあったな」、「水の都音楽祭で、自分の好きなアーティストに来て欲しいから、このイベントでまちを盛り上げる」とかでもいい。1人でも2人でも、だれかの心に灯の「火だね」を残していけたらいい。
人の思いこそ、一番の「まちづくり」。
「だれかが“やろう!”って思うところから“まちづくり”って始まるんだ。」
「水辺の芸術祭」に出演してもらったアーティスト、横山健(Hi-STANDARD)さんの言葉です。
市内中高生を無料で招待したい!
皆さんにこの未来への続く「火だね」を作るお手伝いをして欲しい。
そして参加した彼らの気持ちが、また誰かの心に灯をつけ、松江というまちは、
松江を愛する人たちの灯をともしながら 続いていく。
音楽フェスのイベント経費の中でも大きなウェイトを占めるは、アーティスト出演料です。
今回は、有料ステージで安藤裕子、Salyu、PUSHIMなど水辺のロケーションを彩るアーティストが参加してくれます。
島根県では、都会地のように「本物の芸術文化」にふれる機会が少なく、一流音楽アーティストが集まるフェスも少ないのが現状です。
この機会をぜひ、次世代を担う市内の中高校生にも体験してもらいたい。
感性の柔軟なこの時期、どこでもない、この宍道湖畔で、この時間を共有して欲しい。
フェスの1DAYチケットが1枚6,800円。学生には、すこし高額なのかもしれません。
集めた支援金で中学生や高校生を有料フェスへ招待したい。
宍道湖畔の景色や音楽に触れて、将来この松江というまちや、それぞれの地元を盛り上げて欲しい、と考え
ています。
目標額を達成した場合、WATER STAGEに2日間で最大約400人の中学生・高校生を無料で招待します。
それが今回のクラウドファンディングの目標です。
未来へ、まちづくりの「火だね」を残す挑戦を一緒に進んでもらえると嬉しいです。
資金の使い道・実施スケジュール
集めた支援金は、中学生や高校生を有料フェスへ招待したい。
宍道湖畔の景色や音楽に触れて、将来この松江というまちや、それぞれの地元を盛り上げて欲しい、
と考えています。
リターンのご紹介
リターンのご紹介
リターン①1000円 プロジェクト報告とお礼メール
リターン②3000円 ステッカー1種類
リターン③4000円 島根のこだわり地域産品
リターン⑤5000円 水の都音楽祭オリジナルタオル
リターン⑥6000円 島根のこだわり地域産品
リターン⑦10000円 フェス1Day 入場権 (当日確認でフェスに無料で入場できます)(1名)+水の都音楽祭オリジナルTシャツ
リターン⑧10000円 フェス1Day 入場権 (当日確認でフェスに無料で入場できます)(1名)+水の都音楽祭オリジナルキッズTシャツ
リターン⑨30000円 ステージ4でのアーティスト出演枠
最後に
私たちがこの「水の都音楽祭」をただの音楽祭だと思っておりません。
松江に住んでいる人、住んだことのある人、松江が好きで松江を応援してくれるひと
松江にはいないけど故郷松江を応援してくれる人。
そんな思いをどうか私たちに預けてください。
必ず私たちはこのまちを元気づけていきます。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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