はじめまして、パタンナーをしています石上(いしがみ)です。
8年間企業でパタンナーを務め、2年前の2017年に独立し、現在はフリーランスで活動しています。百貨店のプライベートブランド、コスメブランドの制服、インフルエンサーさんのブランド、ときには服飾学生の卒業制作のパターンなどを引いています。
この度、ちょっとした思い付きで、クラウドファンディングでパターンの依頼を受けてみることにしました。新しいパートナーとなるデザイナーさん達とここでめぐり逢い、服作りを通して、いいデザイナーとパタンナーの関係を結んでいきたいと思います。
『いいデザイナーとパタンナーの関係』とは?
デザイナー、パタンナーとの関係で悩んでいるかたは、わりといます。「思ったとおりのサンプルがあがってこない」「言っていることがわからない」「細かいことばっかり聞いてくる」「さっきと言ってることが違う」などなど。心当たりがある人もいるのではないでしょうか?アパレルの企画にたずさわる人であれば、「どっかにいいパタンナー(デザイナー)いないかなー?」と耳にしたのも、一度や二度ではないはずでしょう。奇跡的に早い段階でパートナーとめぐり逢える人も稀にいるとは思いますが、多くの場合、色んな理由でデザイナー・パタンナー関係の結成と解消を繰り返していると思います。けしてそれが悪いことだとも思いませんが。
それでは、《いいデザイナー》と《いいパタンナー》とは何でしょうか?
私の考える《いいパタンナー》とは、デザイナーの思いをくみ取り、デザイナーの《想像(そうぞう)》のすこし先を《創造(そうぞう)》し、それを洋服の形へと落とし込んでいく、そんな作業ができる人のことだと思っています。
なぜ、デザイナーは《想像》で、パタンナーは《創造》なのか?
あたり前ですが、デザイナーとパタンナーでは求められているスキルが違います。
デザイナーは作りたい洋服の雰囲気や、その服を着て、誰とどこに行きたいか、などを頭に思い描いています。しかし、そんな抽象的なイメージを、一枚のデザイン画に落とし込めるデザイナーがどれだけいるでしょうか?風になびくスカートの揺れかたは想像できても、それが実際、何センチの裾巾なのかを伝えられるデザイナーはそう多くはないかと思います。もちろん、デザイン出しからパターンまで、上手にこなしている方もいらっしゃいます。ですが、デザイン画を描くにも自信がなく、言葉でも上手に伝えられない方もたくさんいます。パタンナーは、デザイナーでも気づいていないアイデアのキーワードを集め、それを人か着る服として新しく構築していく。その《創造》する作業がパタンナーのまず成すべき仕事だと思います。
限られた時間でも《最高の一着》を、、
それでも時間は有限。どんなデザイナーもパタンナーも、一つのモデルに費やせる時間は無限ではありません。それが仕事であればなおのことです。そもそも、時間をかければ良いものができるのでしょうか?私はそうは思いません。限られた時間の中でも集中して、濃密なやりとりを交わしたパートナーとは、短期単でもこの上ない信頼をおける関係になるでしょう。
リターン(ご依頼)について
普段はレディースのオールアイテムを担当していますが、今回のリターンは、レディースのスカート、ブラウス/シャツ、ワンピースに限定させていただきました。わたくしの得意なスタイルなどはプロフィールに添付しているSNSでアップしているので追っていただければ、と。「どこの馬の骨かもわからないやつに~~」とお思いの方も、ちょっと仕様のことで悩んでる、などあればご支援していただけるリターンも用意いたしました。よろしければどうぞ。
パターン依頼のリターンは、普段わたくしが取引先と行っている方法を起用しようと考えています。
①メールでデザイン画や参考写真等で作成するアイテムのイメージすり合わせ。
②①に基づき、両身トワルの作成、支援者さまへトワルを発送(送料はこちらが負担)。
③支援者さまご自身でトワルチェックをしていただき、メールにて修正内容をご連絡ください。
④③を元にパターン作成。
⑤型紙と仕様書を支援者さまへ発送(送料はこちらが負担)。CADデータ、仕様書(excel)をメールで送信。
トワルチェックはパターンの縮小図を見ながら修正内容を直接を書き込んでも、絵を描いてもOK!また、両身トワルに使用する生地はシーチングとなります。
と、こんな感じになります。言葉で伝えるのは難しい場合も、写真や絵などでやりとりできれば大丈夫です。それでも~、という方にはお電話でも対応しますのでご心配なさらず。また、あまりにも複雑なアイテムは今回の応募の限りではないので、SNSなど別の方法でご連絡ください。
納期はCAMPFIREのシステム上、12月となっていますが、ご相談いただければ最大限調節いたします。また、支援者さまのほうで仕様書のフォーマットがあれば、その旨ご連絡ください。
ではではどうぞ、よしなに。




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