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レインボーブライダルショーに出演して性的マイノリティに少しでも夢を届けたい

トランスジェンダー当事者として葛藤の日々を過ごす中で、来る9月6日大阪でのレインボーブライダルショーに出会いました。私自身の夢ではあるけど、望みの性で花嫁、花婿になってブライダルショーに出ることで、もしかしたら性的マイノリティ当事者の方に夢を届け、また、理解への一歩になるのではと思います。

現在の支援総額

21,000

42%

目標金額は50,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/22に募集を開始し、 4人の支援により 21,000円の資金を集め、 2019/08/31に募集を終了しました

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レインボーブライダルショーに出演して性的マイノリティに少しでも夢を届けたい

現在の支援総額

21,000

42%達成

終了

目標金額50,000

支援者数4

このプロジェクトは、2019/08/22に募集を開始し、 4人の支援により 21,000円の資金を集め、 2019/08/31に募集を終了しました

トランスジェンダー当事者として葛藤の日々を過ごす中で、来る9月6日大阪でのレインボーブライダルショーに出会いました。私自身の夢ではあるけど、望みの性で花嫁、花婿になってブライダルショーに出ることで、もしかしたら性的マイノリティ当事者の方に夢を届け、また、理解への一歩になるのではと思います。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして、笛田ちひろと申します。


幼少期に難病を発症し、5歳までの命と宣告された中を生き延び、後遺障害と向かいつつ、
そして、性的マイノリティとも向き合い、激しいいじめを耐え抜く支えとなった
リコーダーを今はプロ奏者として、演奏とともに講演活動を行っています。

↓ リコーダー演奏をYoutubeにアップしてみました。
  「パプリカ」をバスリコーダーで。
https://www.youtube.com/watch?v=G9_7ANnIPYs

↓ 地元のテレビ局の取材を受けた時の動画です。
https://youtu.be/Ke0iPkItjsU

このプロジェクトで実現したいこと

2019年9月6日に大阪で行われるレインボーブライダルショーに花嫁モデルとして
出演する。
私の夢の実現ではありますが、私自身、当事者団体代表として啓発、
支援活動を行っている、そんな私が性的マイノリティ当事者として望みの性で
ブライダルに出ることで、もしかしたら、性的マイノリティと向き合い、
日々葛藤している方に何か夢を届けられるのではないかと思っています。
メディア取材もあるようなので、きちんと当事者としての思いも発信したいと
思っています。

↓ レインボーブライダルショーの概要はこちら。

https://www.facebook.com/events/370962833608811/

参加しての思いなど、後日ブログ、SNS等でご報告させていただきます。


プロジェクトをやろうと思った理由

私は難病の後遺障害と向き合いつつ、性的マイノリティ当事者でもあります。
性的マイノリティ啓発支援団体リコーダー・レインボー・ブリッジ代表として、
交流会を開いたり、市職員から教職員、市民向けなど幅広い方を対象に演奏を
交えての講演活動を行っています。



今回のレインボーブライダルショーは単なるブライダル体験ではありません。
もし花嫁衣装を着たいだけなら、ブライダルサロンなどで体験できるかもしれません。
性的マイノリティを抱えている当事者が、望みの性で花嫁、花婿モデルとなり、
きちんとセレモニー、ブライダルを経験できること、メディア取材があることで、
メディアに当事者としての思いを伝えられること、当事者同士の交流など、
多くの実りがあると思っています。

そしてなにより、性的マイノリティは性癖とか、好きでそうしている、わがまま、
自業自得のような言われ方をされることがありますが、望んで当事者になったわけ
ではありません。自分の身体なのに自分の身体と思えず、自分の身体を憎み、
自殺に至ることも少なくありません。性別適合手術を受ければ確かに公に性別変更
できます。でもそれは金銭面だけでなく、身体にも大変な負担をかけるもので、
疾患等によって踏み切れない人が実は多いのです。臨んだことならそれくらいの覚悟
しなさいと言われることもありますが、健康を損なっては本末転倒だと思うのです。
私自身も障害を抱える身、望みの性で公に生きられても、今より動けない体になる
かもしれない、そう思うと簡単には踏み切れない、矛盾だらけのこの身体で生きていく
しかないのです。

もしこの先、素敵な出会いが待っていたとしても、いわゆる一般的な結婚は
できないでしょう。一個人の、私自身の夢と言えばそうなのですが、
まだまだ性的マイノリティへの理解には時間が必要な今の世の中、
当事者団体の代表として発信を続けていく中で、望みの性でブライダルに出る
ということは、私自身の一生の思い出になるだけではない、日々葛藤の中にある
当事者の方にささやかでも夢を届けられるのではないか、また、講演の中で今回の
経験を伝えることで、性的マイノリティへの理解への何か一歩になるのではないか、
そんな思いでいます。そうは経験できることではないですし。

後遺障害とも向き合いながらの日常生活でもありますから、収入面はなかなか
厳しいものがあり、演奏、講演活動でどうにかこうにか生活しています。
参加費に交通費にと結構費用が掛かるのですが、参加することで私自身の転機は
もちろん、当事者としての発信、何か夢を届けられたら、そんな思いで、
支援を受け付けさせて頂こうと思いました。宜しくお願いします。


そもそものはじまりは・・・

性別への違和感は思えば小学生の時からありました。母曰く、幼少期の脳性マヒ状態
のときにホルモンバランスが崩れたことも考えられるかもしれない、幼少期から
なんだか性別が中途半端だったと、、、推測の域を出ませんけどね。
でも、目の前の激しいいじめに対処するのが精一杯でした。
それからひきこもり、自殺未遂、、、どん底の日々でした。

自分らしく生きる。多様な性に向き合う。

その中で大好きなリコーダーを手に一歩踏み出し、少しずつ演奏の場が広がる一方で、
性別への違和感はもう蓋をできないまでになっていました。
「人には自分らしく生きることが大事と言いながら、
肝心の私が自分を出し切れていない」
そんな思いからついに望みの性で生きることを決意、家族も周囲も応援してくれました。
その一方で、戸籍の性別が公の性別であって、それに抗って自分は女性だ!
なんて、許せないと激しい非難も受けました。
男とも女ともわからないような人間を子供たちに会わせるわけにはいかない!とも。
世の中、男・女なんてそんな簡単には分けられないんだよ!
性別って実はとても多様なんだよ!
実際、人に言えず抱え込んでしまっている人も多い・・・

これまでの活動

リコーダー演奏とともに講演や引きこもり支援などを行う、
リコーダー・アース・ブリッジという団体を2003年に立ち上げ、各地で講演や
出前授業を行っていましたが、これらの思いから、2014年に性的マイノリティ
支援啓発にフォーカスした、リコーダー・レインボー・ブリッジを立ち上げました。
多様性を表す虹、レインボーを団体名に冠することで、あそこなら性的マイノリティ
について相談できるかもしれない、そんな旗印になります。



毎月の交流会のほか、バリアフリー街歩きのように、実際に街を歩いて、
性別を突きつけられる場面を探す「LGBT街歩き」を実施しました。
お手洗いだけでなく、「女性の一人暮らし応援します」の不動産店の幟に、
性的マイノリティ当事者で女性として生きている人も含まれるのかな?など、
立ち止まって考えるきっかけになりました。

年齢性別を問わない、なりたい自分に成る、それが成人ということで、
LGBT成人式に出席、夢の振袖に袖を通しました。


講演活動とともに、相談も積極的に受け付けています。
また、北九州市の人権啓発イベント「ふれあいフェスタ」に2008年から
毎年出展し、リコーダー演奏とともに啓発活動を続けています。



リコーダー・レインボー・ブリッジは2019年9月に5周年を迎えます。
そして今回、望みの性で花嫁姿になるだけでなく、ブライダルに出ることで、
当事者の方にささやかながら夢を届けられるかもしれない、
そして、多様な性について理解を広げる、知っていただくきっかけの一つになるかも
しれないと思っています。


資金の使い道

ブライダルショー参加費、交通費、宿泊費、リターン費用に使わせていただきます。


リターンについて




1000円、3000円、5000円、10000円の四種類で、
日頃作品として販売している自作の五行詩ポストカード(写真も自身の撮影)、
作曲したナンバーを収め演奏したオリジナルCDアルバム、そして、賛助会員
の方に年に一度お送りしている活動冊子の最新版を支援の金額に合わせて
送らせていただきます。

募集形式
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合でも、ご支援いただけますと、負担が軽くなって、
大変助けになりますので、それで今回はAll-in方式で実施し、
目標金額に満たない場合でも計画を実行し、リターンをお届けします。


最後に

ご覧いただきありがとうございます。
一個人の夢といえばそうかもしれません。
しかし、いつの時代も、花嫁姿、花婿姿は憧れであり、人生の大きな節目
と言えるかもしれません。
望んでもないのに性的マイノリティ当事者となり、一般的な結婚が難しい
中にあって、葛藤の連続の日々の中にあって、望みの性で、望みの生き方で
ブライダルの場に出ることは、その姿を多くの方に見ていただくことは、
自身の節目以上のもの、当事者に少しでも夢を届けられたり、性的マイノリティ
について正しく理解され、支援の輪が広がる一歩になるのではないか、
何かしらの発信となれば、そんな思いからクラウドファンディングに踏み切りました。
期日が近いため、募集期間が短くて恐縮ですが、私自身のチャレンジ以上の、
性的マイノリティへのさらなる理解、支援の広がりと、夢を届けるため、
ご支援をいただけますなら幸いです。


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