2017/03/13 22:13

日曜日に、京都の日替わり店長のお店・魔法にかかったロバで「クラウドファンディングのはじめかた」というテーマでお話をしました。

 

今回の企画は、私より一足先にクラウドファンディングでサクセスして現在日本一周中の学生バリスタ・KAZUさんとのコラボ。CAMPFIRE代表の家入さんのツイッターがきっかけで実現しました。

イベントの概要は、Facebookのイベントページをご覧ください。トークセッションの様子の動画もあります。
http://www.facebook.com/events/1772343449458194/

 

今回私は「ちいさな図書室」という形で、「おとなのための物語」というテーマで選書した絵本を持っていき、お店に来られたお客さんに絵本を読んで楽しんでいただく、1日だけの図書室を開きました。

お店の外看板。

 

棚に立てかけたのは、
『死神さんとアヒルさん』
『ひとりぼっちのセピア』
『よるくま』
『まどをあけたあとで』
『ごんぎつね』

背面のボードには、チラシや写真がいっぱいです。

 

座敷にも絵本コーナーを作りました。
『パパのはらっぱ ママのしま』
『どうさんおはなしして』
『しろくまちゃんのほっとけーき』
『どうぞのいす』
『ごろりんごろん ころろろろ』
『ちいさいちいさい ぞうのゆめ…です』

 

カウンターには、CAMPFIRE代表・家入一真さんの著書を。
『さよならインターネット』
『もっと自由にはたらきたい』
『絶望手帖』
『ちいさなちいさな王様』
『ちいさいおうち』

 

カウンターに立てかけるように置いたのは、
『色の女王』
『木のうた』
『いちご』
『スイミー』

 

このイベントで私が伝えたかったのは、まずは「クラウドファンディングって難しくないよ、共感してくれる人と出会える手段だから興味のある人はぜひどうぞ」ということ。

プロジェクト本文にも書いたように、私は「仕事をしつつ夢も叶える」生き方を表現するためにクラウドファンディングという手段を選びました。カリスマ性もないし知名度もない、不安だけ両手いっぱい抱えて、準備中に不安で吐きそうになったことが3回あるような人です。

それでも一歩踏み出したことで、今ここまで来ることができました。

その歩みを、SNSの活用や本文の書き方などより具体的な話も交えてお話ししました。

 

そしてもうひとつ、ちいさな絵本屋という活動自体を通して伝えたい「絵本・本っていいよね、ということをもっと知ってほしい」ということ。

「おとなのための物語」というテーマには、「絵本やファンタジーは子どものためのものではなく、大人も楽しめるものだ」という思いを込めました。
子どものころ読んだ懐かしい絵本や、見ていてただただ美しいもの、丁寧なことばにほっとする物語など、おとなになった今だからこそ手に取ってほしい、そんな絵本を選びました。

 

本を読むことは、ゆるやかな営みであってほしいと思います。

即効性や明確な答えは得られなくても、少しの間現実から離れられたり、気休めでも慰められたり、それでいいじゃないかと。

 

イベントを通して、またこれからのちいさな絵本屋の活動を通して、思いを伝えていきたいです。