こんにちは!みなとシティバレエ団です。
ダンサーインタビューを行いました!
第一回目は
千葉 美南海にインタビューしました!
【何役の人ですか?】
シンデレラ・仙女役を踊りました。
【踊っていて、一番幸せな瞬間は?】
踊ること自体大好きですけど、やはり舞台に立っている時が幸せです!
そしてお客様が喜んでくれたり、反応してくれたり、拍手をもらう時です。
【本番当日に気を付けていることはありますか?】
なるべく普段通りに過ごすこと。
いつも通りのストレッチやアップをして、気持ちを落ち着かせます。
あと終わった後は、必ず筋膜や足底をほぐし温かいお風呂に浸かります。
【今回の役を演じるにあたって苦労したことはありますか?】
仙女役は以前から何度か踊った経験がありますが、シンデレラ役は初役でした。
私は身長が高く、可愛いシンデレラという感じではないと自分で思っているので、可愛らしいシンデレラをどうやったら演じられるかな?と色々考えました。
【どうやって解決しましたか?】
一緒に演じてくれる、義姉2人の麻子ちゃんや菜々子ちゃん、そして継母の奏海ちゃんがとても意地悪に、怖く演じてくれるので私も悲しい気持ちを前面に出すことによって、可哀想なシンデレラになれたかな?と思います。
また、身長はどうやっても縮みはしないので、イジメられるシーンなどは出来るだけ腰を落として小さくなりました 笑
【この作品の見どころは?】
やはり岸村光熙の幻想的な振付けですね!
フォーメーションなどにもこだわりがあり、見ていて飽きません!
あとは強烈な個性の、義理姉と継母がストーリーを運んでくれています。
【ベトナムで公演ということですが、子ども達の反応はどうでしたか?】
こんなにも思ったままに反応してくれるお客さんはいない!と言う感じです。
バレエって静かに観るイメージが強いかなと思いますが、ベトナムの子供達は技を披露した時には『うわぁ〜』と、シンデレラがドレスに変身した時には『イェーイ!拍手!!』といった具合に、自分たちの見たままをそのまま表に出して反応してくれるので、とても可愛いし嬉しかったです。
【ベトナムへは初めて来ましたか?想像と違いましたか?】
ベトナムには今年の1月に初めて訪れて、縁があり今回で5度目の訪問でした。
ホーチミンは慣れてきましたが、他の都市には訪れていないので行ってみたいです。
【このプロジェクトを通して何か発見はありましたか?または反省点】
毎度気付かされますが、芸術、特にバレエには国境がないことです。言葉を一切発さなくても、しっかりとストーリーが伝わり子供も大人も楽しめます。
と同時に、世界にはまだまだバレエを見る機会がない人が多くいるのだなぁ。と改めて思ったので沢山の地を回りたいと思いました。
【チャレンジしてみたい役や、やってみたい役はありますか?】
この役がやってみたい!と言うのは特にないですが、今までにやってきたものを、当時と今とではバレエの基礎部分や見せ方も大分変わってきていると思うので、また今の最新版の自分で踊りたいなと思います。
まだ踊ってない踊りも沢山あるので、色んなものを出来るだけ沢山経験したいです。
【見に来て下さったお客様や支援してくれている方に一言どうぞ】
日本からベトナムにバレエ団がやってくる!ととても楽しみにしてくれていたと言う声を沢山聞きました。
実際に行ってみると、本当に子供達は私たちを全身で喜び、歓迎してくれて、私達がみんなを喜ばせるために行きましたが、逆にこちらがパワーをもらいました。
また、実際にこの活動を目の当たりにしていなくてもSNSや個人との繋がりから私たちを応援して、支援してくださる皆様には本当に感謝しかありません。
発足して数ヶ月しか立たずまだ功績もない私達ですが、従来のバレエ団とは違う、私たちのやり方で世界中に芸術を届け、支援してくださった皆様に恩返し出来るように頑張っていきます!!