先週末、成人式で賑わう大阪で、ライスギャルズvol.2「雑炊のための鍋パーティー」を開催しました。
あったか鍋を囲んで和気あいあい。メインディッシュはもちろん雑炊!今回も、お米は、五つ星お米マイスターに選米していただきました。
まずは、鍋ができあがるまで、ちいさな勉強会。鍋の詩を読んで、ゆっくりと気持ちを向き合わせ、これから食べる食材とお米のことを知っていただきました。
いつもよりちょっと良いお肉と新鮮な野菜を用意し、うま味たっぷりのピエンロー鍋を作ります。ピエンロー鍋は、妹尾河童さんが著書「河童のスケッチブック」で紹介し、 一躍有名になったお鍋です。
1日置いた椎茸出汁に、たっぷりの白菜、鶏肉、豚肉、春雨、ごま油を入れ、自分のお皿に岩塩と一味唐辛子を入れて味を決めます。
できあがり!
それを十分に堪能したところで、3つの鍋に3品種のお米「オオセト」「つや姫」「ヒトメボレ」を投入!
それぞれの雑炊を、満腹が超えるまで楽しみました。
お米マイスターから、異なる特性を持ったお米を選んでいただいたとは言え、これまで雑炊のために意識してお米を選んだことも、食べくらべたこともありません。ほんとに違いが分かるの?
ぐつぐつぐつぐつ・・・!!!
食べてみると、みんなでビックリ!
輪郭がはっきりして出汁とお米それぞれを感じる「オオセト」、おかゆのような甘味とトロみを感じる「つや姫」、“雑炊らしい”馴染みの食感に安心感がある「ヒトメボレ」。明らかに個性がちがう味に目が丸くなり、皆、口々に発見したことや分析した感想を話していました。
やっぱりお米は、おもしろい!
その他、新年会の時期ということで、何粒ついているかで運を試す「米みくじ」を引いていただきました。
会場を彩るライスギャルズの蔵書も増えています。 ごはんを中心に、その周りの道具や食器、歴史やエッセイなどをその場でお読みいただけます。
「令和の米騒動」の旗に引かれて、窓の外から様子を伺っている通行人の方もたくさんいらっしゃったのが印象的でした。
今回も、様々な職業や活動、趣味をお持ちの方にご参加いただき、初めて鍋を囲んだとは思えない名残り惜しい雰囲気で幕を閉じました。
次のライスギャルズは「お米ブローチ」もお披露目となる春先に、東京で開催します。今後も楽しみ目白押しです!
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《ご協力》
●会場:刻家さま(大阪)
オーナ―は薬膳士の北村眞理子さん。築100年の古民家をおしゃれに改装した、立派なキッチンをお借りしました。
●お米:山下食糧さま(大阪)
社長は五つ星お米マイスターの山下さん。
あなたにぴったりな美味しいお米が買える街のおしゃれなお米屋さんです。
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令和の米騒動 ライスギャルズ主宰
ハーモニクツ