https://www.youtube.com/watch?v=tK8u5tiCOuA
アクションシーンを先行して撮り
その尺から他のシーンを逆算して
最低でも30分にしたいのだが…
アクションは一日撮っても編集するとわずか数分。
5分にもならない。
ウルトラマンの3分設定ではないが
見せ場は少なくて普通の芝居のシーンが
そのクライマックスまでを積み重ねていく。
怪獣特撮も人間側の芝居など削ってしまえば
長くはない。
うちのジャンルでは
芝居のシーンもキャラクターなので
アフレコ前提でキャラクター芝居を撮らなければ
その着ぐるみも終わらない。
撮り終えてしまえば
基本 着ぐるみは不要になり
処分価格で売りに出せる。
それで制作費を回すのが
センターアイランドのいつものやり方だ。
今回もアクションチームは
当初から興味を示していて
でも火薬で傷んでしまったりすれば
興味はまた次のコスチュームに移る(笑)
着ぐるみは制作にとっては消耗品であり
経年劣化もあるためコレクションとして
保管したりする事は皆無。
プロの業界でも撮影が終われば造形会社に返還され
やがて廃棄されるのが通常だ。
東映でも東宝でもバイクや大型模型などは
雨ざらしの粗大ゴミとなってきた。
今は興味から引き取りたがる人もいれば
ローカルヒーローの悪役としての需要もあり
捨て値で安いこともありすぐに買い手はつく。
今回の新章パルテオン三作目までの同時進行で
芝居を撮る日を最後に作り
それはアクションチームでなくても良いのだが
とりあえずはいつものチームで
着替えを繰り返しまとめて芝居シーンをこなした。
まだ再開しない公の施設もあり
裏道のカフェなど地元の見慣れたお店に交渉したりして
最後は思わぬ雨の中 各所で収録。
撮り終えたコスチュームを喜んで
持ち帰るアクションチームであった。