はじめに・これまでの道のり
プロジェクトページにお越しくださりありがとうございます!!
まずはじめに私の自己紹介をさせてください。
東京学芸大学大学院 教育AI研究プログラム所属 修士課程1年の長澤瑞木と申します。
現在、教育にTechnologyを活かし(Edtech)、どのように日本の教育を時代に適合した形へと変容を遂げるのかを大学院で模索しています。
大学院での活動と同時に、私には大切にしている活動があります。
「海外教育視察」です。
教育実習で日本教育に対するかすかな違和感を感じ、世界の教育は一体どうなっているんだ?
という好奇心が芽生えました。
そして2018年6月にオランダへ初めての教育視察を実施しました。
オランダでは現場の視察、教員養成大学の日本とオランダの違い、オランダ教育の変遷について
とにかく疑問をとことんぶつけてきました。
この視察が私の人生プランをひっくり返しました。
元々、札幌市で教員になるために大学に入学し、2018年の札幌市教員採用試験では合格をいただきました。
しかし、オランダ教育視察を通して、日本教育を俯瞰した際に日本教育の大転換期を迎えているまさにこの時代にその大転換に一助となれるような存在になりたいと強く強く想いました。
その時の感覚は今でも鮮明に覚えていて、私の活動の原動力になっています。
もちろん現場の教師という仕事はかけがえのないものです。
目の前の子どもたちの成長に一番近くで関わることができる存在です。
私自身も現場の教員として子どもたちの成長に関わりたいという長年の想いがあり大学卒業後の進路選択では非常に悩みました。
それでも、日本教育という果てしなく大きなものに影響を与えるために、私は教師という道ではない形で貢献しようと決断しました。
そうして2018年9.10月にはアメリカ・カナダでの教育視察を実施し、大学院進学後の2019年4.5月にはフィンランド・エストニア・オランダ(2度目)での教育視察を行いました。
今までの教育視察ではいわゆる教育先進国といわれる国々を視察しました。
しかし今回の教育視察はなんとアフリカ大陸!!
はたして長澤瑞木はアフリカ大陸の地でどのような学びを持ち帰ってくるのか?
このプロジェクトで実現したいこと
今回はアフリカ(タンザニア・ルワンダ・ケニア)への教育視察を行います。
皆さんはアフリカの教育事情についてどのような印象をお持ちでしょうか??
発展途上の教育はまだまだでしょ。
日本の方が何倍も進んでいる教育してるでしょ。
そのような印象をお持ちの方も多いことでしょう。
しかし、実際にはアフリカの教育は急速に発展しているのです。
2020年から日本でも必修化が決定しているプログラミング教育。
アフリカではすでにプログラミング教育が行われている地域もあるのです。
日本の方がハード面は優れているかもしれませんが、ソフト面においては世界先進国というには遅れをとっているのが現状です。
さらに今回はケニアの理数科教育計画プロジェクトの推進を担っている機関であるSMASEのディレクターとお話しする機会もあるため、ケニアの理数科教育最前線とこれから向かう未来の教育について伺ってきます。
そんなアフリカ教育のEdtech(education×technology)最新事情を視察し、日本教育を俯瞰した分析を行ってきます。
そして、SDGs時代において「持続可能な教育」の在り方を探る上で、後進国であるルワンダ・ケニアの教育を通じて日本が国内の教育変革だけではなく、世界の教育において果たすべき役割について分析してきます。
加えて、今回の視察においてはコアワーキングスペースの視察もルワンダ・ケニアともに機会があるため、社会全体でのイノベーションの仕組みづくりについて学び、帰国後、現在所属している大学院に今年から開設された教育インキュベーションセンターでの活動に活かしていきます。
アフリカ教育視察スケジュール
今回のアフリカ教育視察の視察内容は以下のようになっております。
10月14日~22日
〇ルワンダ(キガリ)
・カーネギーメロン大学視察でのワークショップ
・FabLab / K-Lab(政府系コアワーキングスペース)視察
・教育省、教育大臣との会談
・私立小学校 ウムチョムイーザ 視察&ワークショップ
・すでにプログラミング講座を実施している小中学校
・Scratchプログラミング講座を実施している小中学校
・青年海外協力隊との交流
・大使館 表敬訪問
・JACA 表敬訪問
・現地学校の教員との意見交流会
〇ケニア(ナイロビ)
・iHub / Gearbox(民間系コアワーキングスペース) 視察
・JETRO 表敬訪問(現地のビジネス状況をブリーフィング)
・SOLTILO プログラミングワークショップ
・SOLTILO チャリティーサッカー教室 視察
・SMASE(理数科教育計画プロジェクト)のディレクターとのアポイント
→ケニアはまさに今、学校カリキュラムへのプログラミング教育の策定中
資金の使い道
集めた支援金用途や内訳を書きましょう。
今回ご支援いただいた資金に関しましては以下の用途に充てさせていただきます。
【費用の内訳】
・渡航費往復 16万円
・教育視察費 25万円
・滞在費 5万円
・ワクチン 4万円
計50万円
クラウドファンディングの価値
クラウドファンディングで支援をいただくことはもちろん金銭的なサポートをしていただくことと同時に大きな責任があります。
それは、自分一人の海外教育視察ではなく、支援者の方々や応援してくださる方々の海外教育視察でもあるということ。
そのため、支援者の方々のこのような視点で視察してきて!というご意見を意識して海外教育視察を行っています。そうすると自然と分析の視点が多面的になり、より質の高い視察を行うことができるということに繋がります。
クラウドファンディングを行う理由はそれだけではありません。
今までのクラウドファンディングで支援してくださった方々と今でも深いご縁をいただいているということに魅力を感じているのです。クラウドファンディングを実施しなければお会いすることもなかった全国の方々とつながることができるのです。そこから新たな活動が生まれたことも多くあります。
そのため、今回のプロジェクトでまた新たな素敵なご縁をいただくことが一番嬉しく、そしてワクワクすることです。
また、社会に貢献するために~の活動をしたい!!
という学生を後押しする役割もあると考えています。
お金がないから・・・
集まらなかったら・・・
という迷いや不安はだれしもあると思います。
しかし、本当に成し遂げたい想いがあるのなら実際に行動にうつさなければ意味がありません。
私自身、このクラウドファンディングを通して学んだことです。
自分の想いや成し遂げたいこと、社会に貢献したいことを正面からぶつけ、想いに共感してくれた方々が
ご支援・応援してくださる。
そんな社会がより広がれば、「挑戦」へのハードルが低くなり「失敗」を恐れる心を少しでも溶かすことができる。
これは私が実現したい学校教育の重要な要素でもあるんです。
子どもに
挑戦をしよう!!
失敗は悪いことじゃないんだよ。失敗は「未成功」
と心から伝えるためには子どもに寄り添う大人がまずそのマインドセットを創り出す必要があるのです。
だからこそ、教員を目指す学生や社会に何か貢献できる活動をしたいという
熱いpassionをもった学生にもっと挑戦してほしいという想いも私のクラウドファンディングには隠れているのです。
そのためにも今回のクラウドファンディングを必ず成功させるためにもぜひ皆様のお力添えをいただければ非常に嬉しいです。
<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、支援者の皆様から頂いた子支援を返金させていただきます。
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