はじめに・ご挨拶
はじめまして、今回のプロジェクトを立ち上げさせていただくことになったたっちゃんと申します。
せっかくなので自己紹介をさせていただこうと思います。
私の出身は神奈川県横浜市。
横浜と言うと海のイメージがあると思いますが、海よりも山や畑が多い、かなり田舎っぽさのある町に生まれました。
子供の頃は物静かで友達も少なかったのですが、そのときに寂しい思いをしたことで、
「大人になったらもっと沢山の人と遊んでみたい!」
と思い、イベントの主催・企画・スタッフなどをさせていただくお仕事を頂いたりしています。
また、普段の仕事は個人からの相談事の解決をしたり、サイトの運営などをさせていただいています。
仕事柄、人をよくご紹介していただくのですが、
今回のプロジェクトは、あるご縁が合ってつながった
チョコレートを扱っているの社長さんとの出会いから始まりました。
今回はそんな社長さんと自分との関係性から生まれたプロジェクトです。
※左がチョコレート会社の社長、佐々木さん。右が今回のプロジェクト企画者、たっちゃん。
プロジェクトが始まった背景
「たっちゃん、新しいチョコレートが手に入ったんだけど、一緒に食べてみない?」
そう佐々木さんから連絡が来たのは6月中旬。
佐々木さんは『Raaka』というロー製法(全ての工程を48°以下で作る方法)で作られたチョコレートの販売元の会社の社長さん。
佐々木さんとは2019年のバレンタイン商戦で一緒に戦った、いわば戦友。
そんな佐々木さんからの連絡はバレンタインが終わってから久しぶりでした。
久々だったのもあり、会ってからすぐに話に花が咲き、危うく本題の『コスタリカ産のチョコレート』のことを忘れるところでした。
佐々木さん「おっと、忘れる前に話しとかなきゃね。
これがコスタリカのチョコレートなんだけど、めちゃめちゃインスタ映えしそうじゃない?」
60代後半の方から出る会話とは思えないですが、佐々木さんはそういう人なのだ。
たっちゃん「お〜めちゃめちゃいいですね!種類も多いし、カカオ100%っていうのもあるじゃないですか!」
佐々木さん「そうなんだよ。たっちゃん、試しに食べてみる?」
たっちゃん「え、いいんですか?」
佐々木さん「そのために持ってきたんだよ(フフフ…)」
日本にここにしか存在しないコスタリカ産のチョコレート、
しかもカカオ100%というの自体、世間でなかなか見ることはできない貴重なもの。
たっちゃん「いきますよ…せーのっ…(ぱくっ)」
モグモグ…モグモグ…
たっちゃん「さすが、100%は薬っぽいですね」
佐々木さん「まぁ、もともとカカオは貴族の薬だったからね」
たっちゃん「でも、前に食べたタンザニア産のカカオ100%のものよりも酸味が少なくて食べやすいですね」
佐々木さん「確かに、そうかもしれないね。…なんだか通っぽいね(笑)」
そんな会話をしながら、チョコレートを楽しんでいった。
佐々木さん「今回、このチョコレートを日本で初めて販売するっていうのをしてみたいんだよね。」
たっちゃん「いいですね、面白いと思います。」
佐々木さん「ただ、もう既にRaakaチョコレート以外にもいくつかうちは仕入れているから、できれば他に仕入れとか任せたいなと思ってるんだよね。」
たっちゃん「あ〜なるほど、確かに、結構いろんなチョコレート販売しましたもんね。」
佐々木さん「とういうわけで、たっちゃんやらない??」
たっちゃん「…え??」
佐々木さん「コスタリカの販売元の会社ともつなげるし、方法も教えるし、来年のバレンタイン商戦で大手百貨店で売れるように手配もしてあるから、もう準備は出来てるんだよね」
たっちゃん「…さすが過ぎませんか?」
というわけで、私は日本で初めて展開されるコスタリカのチョコレート販売を任されることになったのでした。
コスタリカの魅力とは何なのか
ただ、私はただ儲かるというのが全然ワクワクしないという厄介な特性を持っているので、
まずはこのチョコレートができたコスタリカという国を調べてみることにしました。
コスタリカはカリブ海と太平洋の海岸線を有し、
また険しい熱帯雨林が広がる中央アメリカの国。
ビーチ、火山、生物の多様性で知られている国で、
国土の4分の1が珍しい動物の生息する保護地区のジャングルというとても自然豊かな場所。
国の概要はこんな感じか…と、Wikipediaをみて勉強してみたのですが、
一つ、とても興味深い記事を見つけました。
『「兵士よりも多くの教師を」軍事をもたないコスタリカは、なぜ地球幸福度ランキング1位なのか』
https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/06/04/country-without-army-costa-rica/
その記事にはこんな事が書かれていました。
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コスタリカは『兵士よりも多くの教師を』というスローガンと共に、軍隊を持たない国として確立しており、地球幸福度ランキングでは1位に輝いています。
コスタリカは国全体に民主主義やサステナビリティ(持続可能性)の考え方、フェアトレード思想というものが深く根づいています。学校教育でも、連帯や平和の価値を教えることに力が注がれています。
コスタリカの憲法には「GDPの8%を教育費に充てる」と明記され、これによって、大学までの無償教育が実現し、子どもたちの識字率や進学率も向上したそうです。また、社会保障制度を拡大し、国民皆保険を整備。中産階級を増やすことを目指したこの一連の改革が、機会と平等を人々にもたらしたのだそうです。
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日本は1945年、コスタリカは1948年に戦争を放棄しているということを知った上で、
日本人はこんなにも自殺者数が多かったりうつ病患者な増えているのに、
コスタリカは地球幸福度が世界一位に何度も輝いているのか。
それを知るためには直接コスタリカに行ってしまうのが一番なのではないかと思った自分は、
たっちゃん「コスタリカに行ってみたいですね」
という話を佐々木さんにしてみました。
すると佐々木さんは
佐々木さん「いいね、じゃあとりあえず、コスタリカ大使館に連絡してみよう」
この意味のわからない行動力が佐々木さんの魅力です。
もしこのチョコレートを通して日本とコスタリカのつながりをさらに強めることができたら、
日本に住んでいる人たちも、もっと幸せになるヒントを得られるのではないか、
そんなことを感じた自分はこのチョコレートのことを佐々木さんに聞いてみました。
たっちゃん「今回のコスタリカのチョコレートって、どんなところが魅力なんですか?」
佐々木さん「そうだね、まず私が注目したのはアメリカとヨーロッパ、
両方のオーガニック認証を取っているところだね」
※アメリカのオーガニック認証マーク『USDA ORGANIC』
※ヨーロッパのオーガニック認証マーク『ユーロリーフ認証』
たっちゃん「おぉ、確かオーガニック認証って取るのめちゃめちゃ難しいんですよね?」
佐々木さん「そうだね、使われているものすべてがオーガニックとして証明されないと印字できないマークだから、ここまでこだわった上で検査に通っているのはすごいと思うよ」
たっちゃん「なるほど。そういえば、その認証のマークの近くにあるカエルのマークは何なんですかね??」
佐々木さん「このマークはなんだろうね?ちょっと調べてみようか。というか調べてみて」
たっちゃん「わかりました(笑)」
カチカチッ…
たっちゃん「お、出ました。どうやら自然保護のマークみたいですね」
佐々木さん「なるほど、自然が多いコスタリカらしいマークだね」
たっちゃん「なんか、本当にこのチョコレートを広めることによって、
日本人もいろんな気付きが得られるんじゃないかなって思えてきました」
佐々木さん「素晴らしいね。なんなら、クラウドファンディングやったほうが色んな人に知ってもらえるし、チョコも食べてもらえそうだね」
たっちゃん「確かに。更に資金が集まればコスタリカの現地に行って
コスタリカからいろんなものを学ばせてもらえるかもしれませんね」
そういうわけで、今回のコスタリカのチョコレートプロジェクトは
日本の人たちに、コスタリカのことを知ってもらうことで、自分たちの幸せに気づいてもらう、そういうプロジェクトになりました。
目的は「日本人が幸せに生きるためのヒントをコスタリカのチョコを通して気づいてもらうため」
リターンはもちろんチョコレート。
まだ日本で発売されていないコスタリカのチョコレートを食べられるチャンスでもあり、
もしかしたら、そのチョコレートを食べることで、本当の幸せに気付ける、そんなものにすることを誓い、このプロジェクトを立てることになりました。
どんなチョコレートか食べてみたい、というだけでも嬉しいですし、コスタリカとの繋がりも作って欲しいという応援的な意味での支援もとても嬉しいです。
多くの方に支援していただけたら幸いです。
コスタリカのチョコレートの魅力・こだわり
今回取り扱うことになったコスタリカのチョコレート、
実はとても魅力の詰まったチョコレートなんです。
その魅力を少しでも知っていただきたいのでここだけでも読んでいただければと思います。
〜/〜/〜 コスタリカのチョコレート、GOURMET-Fields-の魅力 〜/〜/〜
・アメリカUSDAのオーガニック認証を取っている
USDAというのはアメリカ合衆国農務省の略です。
USDAが認証する事のできるオーガニックの基準は非常に厳しく、下記のように、自然栽培の材料が使われていればいい、というわけでもないのです。
「オーガニックとは、認可された手法で生産された食品、あるいはその他農業製品のことを指す、表示用の用語である。その手法とは、資源の循環を育み、生態系のバランスを整え、生物多様性を保護することが可能な、文化、生物、機械を使用して行う農法を取り入れたものである。合成肥料や下水汚泥、放射線照射、遺伝子操作は使用してはならない。」
http://www.nygreenfashion.com/html/learn/usda.html
この認証があるだけで信頼性が非常に高いということの証明になっています。
・ヨーロッパのユーロリーフ認証をとっている
EU産有機農産物マークであるユーロリーフ認証はヨーロッパ基準でオーガニックであると認められたものにつけられるマークです。
https://www.organic-press.com/words/eu_mark/
こちらもアメリカのオーガニック認証と同様、厳しい基準が設けられています。
日本ではまだ一般的とはいい難いですが、信頼の証として知られるマークの一つです。
・レインフォレスト・アライアンスを取っている
カエルがデザインされたマーク、レインフォレスト・アライアンスは社会、経済、環境という3つの柱にわたる持続可能性を要求しているものです。
https://www.rainforest-alliance.org/lang/ja/about/rainforest-alliance-certified-seal
レインフォレスト・アライアンスは国際的な非営利団体で、生物多様性の保護と人々の持続可能な生活の確保を使命として活動しています。
・フェアトレード
フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のことです。
https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php
2020年には『カカオショック』が起こると世間で騒がれましたが、これは現代の発展途上国と先進国との間にある経済格差が生んだ問題を象徴しています。
https://girlschannel.net/topics/240001/
実際に2020年にチョコレートがなくなるかどうかはわかりませんが、少なくてもチョコレートをずっと食べられるようにしていく試みということで、フェアトレードの考えを取り入れています。
今回ご用意した商品が上記項目をすべてクリアしているわけではございませんが、基本的な考え方、認証マークは着いていないものの、こだわり抜いたチョコレートには違いありません。
・カカオとしては王道の味、スッキリしているのも特徴
カカオの味は原産国によって特徴がそれぞれ違います。
酸味が強いもの、フルーティさを感じるものなど、様々です。
その中でもコスタリカ産のカカオはよりカカオの味が強く、後味はスッキリしているのが特徴です。
カカオの味をしっかりと感じたい方には特におすすめできるものです。
また、ハイカカオのものも多く、中でも100%のカカオでできたチョコレートも用意してあります。
カカオの割合が多いと薬っぽさを感じるような味になりますが、
健康・美容に効果のある成分が一番取れると、健康志向の方にはもってこいのものになっています。
リターンのご紹介
今回のプロジェクトでのリターンはもちろんチョコレートを中心にご用意させていただきました。
カカオの配分量やテイストが違うのでお好きなリターンを選んでいただければと思います。
※通常料金よりお安く提供させていただいているため、セット内容は変更できません。予めご了承ください。
・サンクスメールのみ3,000円
応援したいけど特にチョコレートはいらない、という方のためにご用意したリターンです。プロジェクト終了後、御礼のメッセージをお送りいたします。
・サンクスメール+チョコレート4点セット(A)4,000円
GOURMET-Fields-の中で最もスタンダードなダークチョコレートから、ちょっとした変わり種など、バラエティに富んだ4点セットをご用意させていただきました。
・サンクスメール+オーガニックチョコレート4点セット(B)4,000円
こだわりのチョコレートの中でも、オーガニック素材にこだわりのある方向けのチョコレートのセットをご用意させていただきました。特に100%カカオを味わってみたい、という方はぜひお試しください。
・サンクスメール+チョコレート8点セット 7,500円
今回取り寄せることのできるチョコレートをすべて体験することができるセット。デザイン性も高いので、届いたときのインパクトもすごいです。同じコスタリカ産のカカオでもパーセンテージやテイストによってここまで変わるのか、というのを知りたい方にオススメ。
・サンクスメール+チョコレート8点セット+プロジェクトの報告会参加券 10,000円
今回取り寄せることのできるチョコレート全種類を体験することができるセットにプラスして、プロジェクトの報告会参加券がついたもの。チョコレートとワインとのペアリングを楽しんでもらいつつ、今回のプロジェクトのご報告をさせていただく会となっております。1月11日(土)14:00〜16:00を予定しています。
プロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトは、チョコレートを扱ってきた佐々木社長が惚れ込んだコスタリカのチョコレートを広めることが第一です。
しかし、このプロジェクトで更に先に見ている景色は『コスタリカと日本をつなげること』です。
前述してはありますが、コスタリカと日本はほぼ同時期に戦争を放棄しています。
そして時が経った今、日本とコスタリカの幸福度は逆を行っています。
幸福度と言っても「これがあるから幸せ」というのは難しいですが、日本は世界的に見ても自殺者数、うつ病の人口も多く、心から幸せだ、と言える人はかなり少数なのではないでしょうか。
一方、コスタリカは発展途上国で国としては決して裕福とは言えないにもかかわらず、世界幸福度調査で世界一位を取るほど国民の幸せ度は高い。
もしかしたら、日本人が幸せになるにはコスタリカの文化から学ぶことがあるんじゃないだろうか。
コスタリカと日本のつながりを、今回つないでもらったご縁を使うことで、幸せに気付ける人が一人でも増えるのであれば、やる価値があるなと思ったのです。
資金の使い道・スケジュール
集めたお金の大半は、チョコレートを現地から仕入れるお金がほとんどです。
ただ、もし皆様の応援のおかげでより多くの支援金が集まった場合は、実際にコスタリカに行き、「今のコスタリカの現状」を知るための費用として使わせていただこうと思っています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
そもそもここまで読んでいただいた時点でもものすごくありがたいことなんだろうなと思っています。
今回のプロジェクトはチョコレート会社の社長である佐々木さんからご縁をいただきました。
最初は個人間でのやり取りくらいで思っていたのですが、実際に動いてみると、国と国をつなげるという意識が芽生え始め、とても大きなプロジェクトになってしまいました。
このプロジェクトを達成する中でコスタリカのチョコレートが人の幸せを作っていく環境ができたら、世界をちょっと変えたと言えるんじゃないかとワクワクしています。
もしよろしければ、ご支援していただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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