こんにちは!新ボードゲーム「COOL PROGRAMMING」アンバサダーの丹羽です!
現在、全国70カ所で小学生向けSTEM&プログラミングスクール「ステモン!」を運営する株式会社ヴィリングに勤めている私ですが、私自身はプログラミングと聞くとじんましんが出るタイプのゴリゴリ文系人間です。笑
そんな私が今回、プログラミング的思考を楽しく学べるボードゲーム「COOL PROGRAMMING」の魅力を紹介し、多くの子どもたち、大人たちに広めていくためのアンバサダーに任命されました。知識がないからこそ、初心者目線で魅力を伝えることができるはず、そんな思いで日々活動しています。
今回、campfireに掲載をさせて頂こうと思ったのは、より多くの方々に「COOL PROGRAMMING」の存在を知ってもらい、賛同いただくことで、より良い製品にアップデートしていくこと、そして、2020年から始まる小学校でのプログラミング教育必修化に備え、より多くの子どもたちにこの「COOL PROGRAMMING」を通じてプログラミングの楽しさを知ってもらうことができると考えたからです。
ここはペンギンの暮らす南極。ペンギンたちと魚を獲ったり宝物を探したりの冒険に出かけましょう!
☆ゲームの特徴☆
「COOL PROGRAMMING」の構成は、多くの子どもたちに楽しんでもらえるよう、いたってシンプルにしました。そしてなによりペンギンがカワイイ!
3種類の個性豊かなペンギンコマから好きなコマを選んで主人公にしたら、カラフルな「コマンドカード」を使ってペンギンたちを「プログラミング」し、宝箱を探したり、獲物の魚を捕まえたりと、冒険に連れていきます。
マップによっては、ゴールまで色々なプログラムの手がありますが、あくまでも「最短ルート=少ない枚数でゴール」できることがゲームの目標。
難易度は★×1~★×5まで。★が増えるごとに難易度が上がっていきます。最初は「順次処理」の考え方だけでクリアできますが、レベルが上がっていけば、「条件分岐」や「繰り返し処理」といった、プログラミングでは欠かせない概念も登場する本格派!子どもも大人も一緒に楽しみながら学べる内容となっています。
パソコンやタブレットPCを使わずとも、「いつでも・どこでも・だれとでも」、プログラミングが学習できる、画期的なアンプラグド・プログラミング教育ツール、それが「COOL PROGRAMMING」なのです。
対象年齢:6才~(大人も楽しめます!)
プレイ人数:1~4名
私たち、株式会社ヴィリングは、2015年から小学生向けSTEM&プログラミングスクール「ステモン!」の運営をスタートし、現在では全国に70カ所、教室を運営しています。
各種メディアにも取り上げられ、どんどん教室が増えているのは、多くの子どもたちから「作って、動かして、試して学ぶ」というステモンの学びのスタイルが支持されているから。従来の暗記、反復が中心の学びとは異なり、子どもたちが能動的に熱中しながら日々学んでいます。
すでに多くの子どもたちから支持されているステモンの学び。なぜ、そんなステモンがボードゲームを作ろうと思ったのか? それは我々が教室で子どもたちに教える中で感じた“大きな課題”がきっかけでした。
PCがまだ使えない子に、どうやってプログラミングを教えるか??
ステモンでは、未就学児向けのクラスから、小学校高学年向けのクラスまで、習熟度やその子の指向性に合わせて様々なクラスを用意しています。
ただ、PCがまだ使えない年代の子たち(ステモンでは早い子でも3年生のクラスからレッスンにPCを取り入れています)に、プログラミングを教えるには、ツールが非常に限られているのが現状です。
既存のアプリを使ったり、海外で作られている教材を使ったりしていましたが、ステモンが目指している、「作って、動かして、試して学ぶ」というコンセプトを実現できる教材はあまり多くはありませんでした。
そして、ステモンは教室が増えているとはいえ、まだまだ全国に70カ所ほど。ステモンに通っていない・通えない子たちにも、プログラミングの楽しさを知ってほしい!これが我々の大きなテーマでもありました。
もっとステモンの考え方を盛り込んだ教材があればなぁと漠然とした思いを抱えながら、教材探しをしていたある日、「プログラミングが学べるボードゲーム」というのが世の中にあることを知りました。
「おっ、これは良いかも!」と思った教材開発担当者、早速取り寄せて試してみますが、「うーん、ちょっと違う」というのが正直な感想でした。海外製だったため、その世界観にあまり日本の子どもたちがのめり込めなさそうだったことと、あくまでもプログラミングエリートの子たちをターゲットにした製品だったので、まだ「抽象的思考」が苦手なプログラミング初心者の子たちには難しい印象でした。
教室でこのゲームを取り入れるのは少し難しいなぁという印象を持った反面、「ボードゲームがプログラミング教育に使えるかも!」という手ごたえはつかめました。早速そのことをステモン代表の中村に報告したところ、
「じゃあ自分たちで作っちゃう!?」
始まりは、代表・中村のそんな一言でした。最初は「えっ!?」と絶句した開発担当者でしたが、よくよく考えること、ステモンは「作って、考える」ことがコンセプトのスクール。そのチャンスがあるならば、「作ってから、考えよう」と、すっかり中村の思い付きに同調してしまったのでした。
思いついたはいいが、ボードゲームについての知識は何もありません!笑
とりあえずインターネットで調べてみたところ、弊社オフィスの近くにボードゲームカフェなるものを発見。早速カフェ経営者の江見さんにコンタクトを取りました。
「プログラミング教育に使えるボードゲームを作りたいんです…」と非常にざっくりした依頼をしたところ、なんと快諾してくださいました!
こうして「COOL PROGRAMMING」製作プロジェクトは始まります。
江見裕介
株式会社リトルフューチャー代表取締役。ボードゲームの製作販売、企画製作、印刷のほか、ボードゲームカフェ「リトルケイブ」を経営。会社設立当初はweb制作を行っていたが、趣味で制作したボードゲーム「サンゴク」のヒットをきっかけに、ボードゲームデザイナーの道へ。
商品を一から作って販売すること自体、弊社では初めての試みだったので、製作チーム一同手探りの状態が続きました…笑 そんな時江見さんのアイデアにはたくさん助けていただきました!
製作において江見さんがこだわったのは、「直感的」であること。子どもがプレーすることを考え、説明を要しすぎない、わかりやすいゲームになるよう心がけたそうです。簡単すぎず難しすぎず、という絶妙なバランスにすることが大変だった、と仰っていました。
一方、このゲームの主題であるプログラミング教育は私たちの本業。プログラミング教育の重要性が叫ばれ始めた当初から学校現場でのプログラミング教育にかかわってきた、弊社の実績とノウハウをたっぷり詰め込みました。
とはいえ、中身が楽しくなくちゃゲームじゃない!
抽象的思考が難しい低学年の子でも、手で触ったり目で見たりしながら、楽しく学べるように試行錯誤を重ねました。
また、年齢や性別関係なく、みんながワクワクできる世界観にしようとペンギンをキャラクターに決め、マップの難易度も★×1~★×5まで幅広く用意しました。
(※★×5は弊社社員でも解くのが難しい、自信作です。笑)
今回のゲーム開発にあたって、ステモンの生徒たちやボードゲームカフェの店員の方々など多くの方にテストプレイをしていただき、たくさんのご意見をいただきました!
本当にありがとうございました。
今回は自社教室と一般販売のためのみですが、今後は学校の教育現場でも使ってもらいやすいようアップデートしたいと考えています。今回調達した資金は、そのための開発費用に充てさせていただきます。
①商品のみ
②商品+オリジナルトートバッグ+クリアキーホルダー
10月 クラウドファンディングの掲載
11月1日 一般販売開始
11月24日 ゲームマーケット2019秋 出展予定
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されます。しかし、パソコンの使い方やローマ字がわからない低学年向けのプログラミング教材はまだまだ少ないのが現状です。
弊社代表・中村も、小学校での指導経験を通じてこのような問題意識を抱える教育者の1人でした。
確かにPC操作や抽象思考がおぼつかない低学年向けの教材は作りにくいかもしれない。
しかし、そんな子どもたちも、触覚や視覚を使ってプログラミングに必要な思考力を楽しく身につけてほしい、きっとその力は将来その子がイキイキと活躍するための土台になってくれるはず…!そんな中村の想いが詰まったボードゲームです。
頭の中で考えるってなんか楽しい!
子どもたちだけでなく、「COOL PROGRAMMING」をプレイする皆さまにそう思っていただけたら、製作チーム一同これほどうれしいことはありません!!
ぜひ、お楽しみください!!
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