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”親を頼れない子どもたち”の自立支援を全国に広げるプラットフォームをつくりたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

全国すべての“親を頼れない”子どもたちが、人とのつながりを通じて自立への道を歩めるよう、支援をもっと広げたい。2020年春、社会へ巣立つ子どもたちに贈る生活必需品購入と、支援拡大のためのプラットフォーム開発に、力を貸してください!

現在の支援総額

6,190,000

123%

目標金額は5,000,000円

支援者数

309

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/13に募集を開始し、 309人の支援により 6,190,000円の資金を集め、 2019/11/28に募集を終了しました

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”親を頼れない子どもたち”の自立支援を全国に広げるプラットフォームをつくりたい

現在の支援総額

6,190,000

123%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数309

このプロジェクトは、2019/09/13に募集を開始し、 309人の支援により 6,190,000円の資金を集め、 2019/11/28に募集を終了しました

全国すべての“親を頼れない”子どもたちが、人とのつながりを通じて自立への道を歩めるよう、支援をもっと広げたい。2020年春、社会へ巣立つ子どもたちに贈る生活必需品購入と、支援拡大のためのプラットフォーム開発に、力を貸してください!

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こんにちは、ブリッジフォースマイル代表、林 恵子です!

本日クラウドファンディング最終日となりました。終了時間を前に、ネクストゴールの600万円を達成することができました!たくさんの方にご支援いただき、ありがとうございます。

ネクストゴールの目標額の使途である2020年度「自立ナビゲーション」は、約110名の若者の見守りを行う予定です。ひとりでも多くの若者を見守るため、終了時間までどうぞよろしくお願いいたします!

【2019.11.28 追記】


ブリッジフォースマイル代表、林 恵子です!

5日を残して本日、ついに目標金額500万円達成しました!!開始当初ははるかに遠い目標に思えましたが、239名もの応援者のみなさまのおかげで、 無事達成することができました。ほんとうに、ありがとうございます。
残り5日間でさらに“親を頼れない子どもたち”への支援を充足させるためネクストゴールに挑戦します!

新たな目標額は【600万円】 「マンツーマンで毎月、食事付きの面談を通し、施設を出たばかりの不安定な時期を支えます」 

本日〜終了までにいただいたご寄付の使い道:
プログラム研修を受けたボランティアが、施設を出たばかりの若者(18歳)とペアを組み、1年間見守る退所後支援「自立ナビゲーション」運営の資金とさせてください。

1500円(面談のための交通費)+1000円(施設を出た若者の食事代)×12ヶ月

1人を1年間見守るために、約3万円が必要です。

この活動は、企業・個人の方からのご寄付と、ボランティアの自費で賄っていますが、まだ来年度の活動に必要な資金の目途がたっておらず、ご支援いただけませんでしょうか。
100万円があれば、約30名への1年間の継続的な支援が可能になります。
集団生活からいきなりの一人暮らしで、分からないことだらけの孤立しがちな時期をしっかりと支えるこのプログラムは、 対症療法ではなく問題の予防”を目指しています。
若者が抱えこみがちなトラブルや悩みを、小さな芽のうちにキャッチしていきたいという思いで運営しています。 活動報告に、自立ナビゲーションの様子を記載しておりますので是非ご参照ください。 引き続き、どうぞよろしくお願いします!

【2019.11.24 追記】

はじめに・ご挨拶

こんにちは。認定NPO法人ブリッジフォースマイル代表の林恵子です。親による養育が難しいと判断され、児童養護施設、里親家庭などで暮らす子どもは全国45,000人。私たちは、15年前から、親を頼れない子どもたちを、社会全体で支えるための“架け橋”として、中学生の職場体験や、施設や里親家庭を出た若者のシェアハウス運営など、必要だと思われる支援を一つずつ立ち上げてきました。いま、年間で1600人の中高生、若者たちを支援しています。

左:運営しているシェアハウス 中央:企業との協働/職業体験 右:支援奨学生の卒業パーティの様子

首都圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)を中心に、九州(佐賀県、熊本県)にも活動の幅を広げつつある今、さらに多くの子ども・若者たちの「自立」を支えるため、ブリッジフォースマイルは新たなチャレンジをスタートします。


親が子どもを育てられなくなった時、児童福祉の「社会的養護」という公的支援がこの国にはあります。児童養護施設や里親家庭が、生みの親に代わって子どもを18歳まで育てます。現在「社会的養護」のもとで生活する子どもは約45,000人います。

子どもたちが抱える背景は様々です。経済的困窮や離婚。親の精神疾患や養育拒否、拘禁。親を頼れない=孤児ではなく、施設で生活する子の9割に親がいるというのが実情です。


深刻な状況として、増え続ける児童虐待、育児放棄があります。児童養護施設に措置される一番の理由が虐待です。全国の児童相談所が2018年度に対応した児童虐待件数は、過去最多の15万9850件(速報値)にもなります。

前年に比べて2万6072件増えており、ご近所や学校からの通告が増えているという社会の関心の高まりがうかがえる反面、児童相談所による保護まで至らなかったり、保護されても自宅に帰されたりするケースも多く、悲しいニュースは後を絶ちません。


保護され、施設に入ることができたからといって、万事安心というわけではありません。施設を出た後もまた、頼れる場所がなく、大変困難な道のりが待っています。

もともと早く施設を出たいと言っていたAくん。仕事を始めて3か月もたたないうちに、先輩の厳しい指導に反発し、会社を辞めてしまいました。すぐに友人の紹介でアルバイトを始めたものの、アパートの家賃が払えなくなり、荷物を残したまま友人宅へ。保証人になっていた施設長のところへ大家から滞納家賃の支払いと荷物の搬出を求める電話が入って事態が発覚。Aくんは今どこにいるか、どんな生活をしているのか、誰も知りません。施設職員は支援をしたいと思っていても、滞納家賃を肩代わりしてもらった手前、Aくんは施設へ連絡を取りづらいのかもしれません。

18歳で施設を出た後、生活が不安だと実家に戻ったBさん。長らく一緒に暮らしていなかった母親との関係はぎこちなく、Bさんの稼ぎをあてにされるのもつらく、やはり家を出ることに。アルバイトだけでは一人暮らしができないので、付き合い始めた彼氏のアパートで同棲を始めました。彼氏は、ギャンブルが好きで、大きくスッた時はBさんに当たり散らすことも。妊娠を機にアルバイトを辞めたBさん。でも、彼氏は妊娠したBさんを煙たがるようになり、汚い言葉を浴びせ、徐々にエスカレートして暴力をふるうように。Bさんは、赤ちゃんを産んでも育てる自信がなく、誰にも相談できないうちに臨月に。事態を把握した施設職員が急いで母子生活支援施設につなげて、Bさんは子どもを産みました。子どもは今、乳児院に預けられています。


施設を出た後、困ったこととして一番多く挙がるのが「孤独感」です。親を頼れない不安感だけでなく、施設出身者への偏見や施設でのにぎやかな集団生活とのギャップからくる寂しさもあり、強い孤独感を抱えがちです。そのため、「居場所がほしい」という思いが強くなり、パートナーに依存したり、暴力団や新興宗教、性産業などに居場所を求めたりしてしまうこともあります。

一人暮らしを始めるにあたって、アパートの契約や役所の手続き、社会保険などの知識や、お金のやりくり、人間関係のヒントなど、自立に必要な知識やスキルが不足しています。
子どもたちは施設を出た後の生活イメージが持てないまま、迫ってくる「自立」に漠然とした不安を募らせています。

親を頼れない中で、何かあっても大丈夫なように、高校生の多くがアルバイトをし、貯金をしています。 中には施設を出るまでに100万円を貯金する高校生もいます。 施設を出た後の生活を自分でやりくりしなければいけない子どもたちにとって、お金の不安は計り知れません。



そんな施設を出た後の3つの課題を解決すべく、私たちが2005年から行っているのが「巣立ちプロジェクト」です。

各施設への案内をもとに参加申し込みをくれた高校3年生を対象に、全6回、自立のためのセミナーを実施しています。

セミナーには、高校生とほぼ同じ人数の社会人ボランティアが参加します。全6回のセミナーに参加しながら、半年間ゆっくりと関係を構築していきます。このボランティアは、施設を出た後の彼らのメンターとなり、つながり見守り続ける役割を果たします。

お金のやりくりをシミュレーションをしたり、引っ越しの手続きや悪徳商法から身を守る術などを学び巣立ちに備えます。コミュニケーションを重視したカリキュラムと、ボランティアの丁寧なサポートにより、楽しく学べるよう工夫をしています。

「セミナーよりアルバイトを優先してお金を貯めたい」高校生の正直な気持ちです。そこで、セミナー参加1時間=1000円に換算し、ポイントを付与(最大35,000円相当)。このポイントは、全6回のセミナー修了時に、生活必需品(プレゼント)と交換することができます。

そして、この生活必需品プレゼントは、思わぬ効果も呼んだのです。
「最初は面倒くさいなと思っていたけど、『スーツとかもらえるから、とりあえず行ってきな』と職員に言われて参加しました。だけど、参加しているうちにたのしみになってきて。私には、こんなに心配してくれてるひとがたくさんいるんだって思えてうれしかったし、同じ環境の友達もできてがんばろうって思いました。」(2018年度参加 Mちゃん)

プレゼントは、物的支援だけでなく、強い参加動機となり、子どもたちの背中を後押ししました。その結果、

今年は前年比1.4倍の210名の高校生(首都圏の施設で暮らす高3生の約2/3)からの参加申し込みがありました。この「巣立ちプロジェクト」のニーズは年々高まっています。
※グラフ:首都圏の参加人数。2019年度は他に佐賀県で8名、熊本県で35名が参加。

本年度「巣立ちプロジェクト」は、2019年8月からスタートしています(2020年1月まで)


この「巣立ちプロジェクト」を含む私たちのプログラムを各地の支援者とも協働して、全国に広げたいと思っています。そのために、全国からの寄付と子どもたちを繋ぐプラットフォームの構築が必要です。

◆寄付仲介プラットフォーム
①寄付者(企業・個人)が「寄付仲介プラットフォーム」へプレゼントの登録を行う
②子どもたちは、セミナーや、就労体験などのプログラムに参加する
③参加情報が「寄付仲介プラットフォーム」に報告され、子どもたちに、ポイントが付与される
④子どもたちは、保有ポイントで、欲しいものを選んで申し込む
⑤子どもたちにプレゼントが送られる

この「寄付仲介プラットフォーム」によって、

・寄付仲介の物流量を飛躍的に増やすこと
・自立支援プログラムに子どもたちの参加を促すこと
・全国に支援を広げていくこと

ができます。

支援に特化するよう開発されたシステムがあれば、人の手で行う限界を軽々と越え、寄付仲介の新しい形を切り開くことができます。

そして将来このプラットフォームは、「支援をしたい人」ー「支援を必要としている人」をつなぐ“架け橋”として様々な分野の支援団体にも活用されるものへと、進化させて行きたいと考えています。


多方面から入所児童や退所者を支えてくださっています。その繋がりに職員はもちろんのこと、子どもたちも感謝をしております。安藤 拓真さん(生長の家神の国寮/みつばちの家ホーム長)

団体設立の頃から大変お世話になっております。立ち上げ当時、林代表が「私たちに出来ることは何なのか?」と熱心に児童養護施設の現状を調査してくれました。今後も子どもたちを中心に置いて、施設と団体がさらに密接に繋がっていくことを強く望みます。須江 宏行さん(生長の家神の国寮/統括主任)


巣立つ子どもたちへの自立支援をさらに効率的にして拡大させるためのプラットフォーム作り。ブリッジフォースマイルさんのこの挑戦を応援します。山田 裕一郎さん(アドビ システムズ 株式会社 アドビ カスタマー ソリューションズ総括本部)

Gapストアチームは、事務・発送作業のお手伝いや職業体験の実施を通じてブリッジフォースマイルの活動をサポートしています。巣立つ子どもたちを支援するという普段の仕事とは異なる活動から学ぶことも多く、スタッフにとって大変貴重な経験となっています。この新たな取り組みを、私たちも応援します!長谷川 博代さん(Gap柏髙島屋店)

親を頼れない”すべての子どもたちが、誰かとつながり、自分を信じて可能性を広げていける、そういう社会になることを心の底から願っています。 川向 緑さん(日本オラクル株式会社 コーポレート・シチズンシップ プログラム・マネージャー)



私たちはこの巣立ちプロジェクトの内容に共感し、児童養護施設で暮らす中学生のインターンシップの受け入れを毎年行なっています。このプログラムは、子供たちが社会課題を学ぶ機会となっています。小池明子さん(シチズン時計株式会社 CSR室)

東京発の化粧品ブランド シュウ ウエムラでは、ブリッジフォースマイルと連携し「ラーニング アトリエ スカラーシップ プログラム」という奨学金制度や、そのための就労体験イベントを実施しています。子どもたちがアーティストになる夢をかなえるチャンスを提供することは創業者植村秀の哲学を引継ぐものでもあり、共に明るい未来を築いていきたいと考えています。 応援しております。太田 典子さん(シュウ ウエムラ コスメティックス株式会社 インターナショナル コミュニケーションズ シニア プロジェクト マネージャー)



①「寄付仲介プラットフォーム」システム開発費
参加に応じたポイント付与、プレゼント一覧から欲しいものを選択、申込ができるシステムを構築します。まずは、「巣立ちプロジェクト」の参加高校生から導入し、順次他のプログラム参加者にも拡大していきます。

②「巣立ちプロジェクト」プレゼント購入資金
2019年度は、過去最多の210名の高校生が参加しています。最大630万円相当のプレゼントが必要で、現在企業や個人からご提供いただいている物品だけでは足りません。未来ある高校生に、少しでも多くのプレゼントを届けるため、少しずつで結構です。みなさまのお力を貸してください!

③クラウドファンディング手数料


さいごにーみなさまにお願い

「ブリッジフォースマイルの活動に参加できる子は、まだ良い。参加できない子たちの方が心配」という職員の声がありました。

どうしたら子どもたちにとって、もっと参加しやすいプログラムにできるか。
どうしたらもっと早く、そして長く、子どもたちとつながることができるか。
どうしたらもっと広く、できれば全国に支援の輪を広げられるか。

仲間たちと議論を重ねました。そして、このプラットフォームのアイディアがひらめいてから、早2年半が経ちます…。

これまで、様々な会社に開発協力依頼をするもことごとく断られ、助成金申請するも選に漏れてばかり。なかなか実現のめどが立ちませんでした。そんな中、信頼できるITチーム、株式会社Sun*(サンアスタリスク)と出会い、思い描いていたものがようやく形として見えてきました。
あとは資金さえあれば、今後も長く力強く子どもたちを支援するツールを手にすることができます。

どうかどうか、皆様のご協力をお願いいたします。


Sun* は、エンジニア、デザイナー、戦略コンサルタントなどが集結する、総勢1,500名のデジタル・クリエイティブスタジオです。プロダクト開発や事業戦略の立案などのコンサルティング、大手企業のDX支援から、スタートアップのアクセラレート、テクノロジー人材育成を主な事業として展開しています。私たちはさまざまな「人」や「事」、「場所」とのコラボレーションを通じて、より多くの課題解決に取り組み、社会にポジティブなアップデートを仕掛けていきます。
https://sun-asterisk.com/


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※寄付型クラウドファンディングの税制優遇について
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。「寄附金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、特定非営利活動法人ブリッジフォースマイルの発行した「領収証」の提出が必要となります。領収証は年に一度、確定申告時期にお送りしています。すぐに領収証が必要な方はご連絡ください。

※本件に関するお問合せ先
特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル
Tel: 03-6842-6766(平日10:00~18:00)
E-mail: info@b4s.jp

最新の活動報告

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  • こんにちは!NPO法人ブリッジフォースマイルの林恵子です。年度末でみなさまお忙しいことかと思います。私たちブリッジフォースマイルの活動でも、年度末の大仕事「児童養護施設などを退所する高校3年生への生活必需品プレゼント仲介」が終わりを迎えようとしています。みなさまにご支援いただき開発した寄付仲介プラットフォーム「トドクン」を初稼働させ、本年度は184名の高校3年生へ、510件の物品を仲介(2021/3/28時点)をすることができました。本日は、その内訳などについて詳しくご報告させていただきたいと思います。■寄付元内訳本年度もたくさんの企業・個人の方よりご寄付をいただきました。集まった寄付品の数は803個、総額は5,583,000円相当となります。あたたかいご支援を、ありがとうございました。*1)1ポイント=1円相当*2)企業、個人の方より寄せられた寄付金にて生活必需品を購入し、プレゼントするもの。購入した品目数と、その数量。■寄付品のカテゴリーと申込件数施設を巣立つ際に必要な生活必需品として、家具・家電や雑貨、衣料や日用消耗品などを仲介しました。最も仲介率の高かったものは、出品数の少ない食品を除いて、男女兼用衣類(株式会社AOKI様ご提供のスーツが中心)で96.3%、次いで家電が90.0%、日用雑貨・小物が71.8%となっています。スマホ・PC関連は特にタブレットの人気が高く、毎年申込開始と同時に品切れになりますが、今回はポイント設定が高額の中古ノートPCの仲介率が低めとなったため、67.9%に留まりました。最も仲介率が低かったのはレディース衣類で、あまりニーズがなかったという結果となりました。※集計時点で仲介が成立していない物品に関しましても、引き続き自立支援プログラムへ参加した子どもへのプレゼントとして活用させて頂きます。実際の寄付品は、寄付仲介サイト「トドクン」で閲覧ができます。ぜひご覧ください。■2020年度寄付仲介を振り返って初日の申し込み件数、379件に対し問い合わせ0件申込は先着順のため、昨年度までは、申し込み開始初日の問い合わせ対応はスタッフが3人態勢で臨んでいました。例年開始と同時に2時間は電話が鳴りっぱなし、という状態でしたが、本年度は1本の電話もなく、静かに初日を終えることができました。これは、私たち事務局スタッフの業務負担軽減ができただけでなく、施設や子どもにも操作がわかりやすかった、ということでもあります。在庫や配送先、進捗などの管理がスムーズに私たちは倉庫を持たないため、寄付品の保管、および配送は基本的に企業・個人の寄付者の方から直接施設(子どもの個人情報は伏せる)へお願いしています。そのため、「何を、何個、どこへ」の情報が「いつ・どこから・どうなったか」を正確に把握する必要がありました。その情報も、「トドクン」のシステムのおかげで、速やかかつ混乱することなく管理することができました。寄付者様の迅速な対応に因るところも大きいですが、誤配送や未配送などのトラブルも1件もなく、完了を迎えました。子どもたちからのうれしいメッセージが励みにこれまでプレゼント仲介が終わったあと、施設や子どもの声を聞く機会がなかなかありませんでしたが、「トドクン」の機能「受取確認ボタン」で、子どもからのメッセージをいただけるようになりました。一部のメッセージをご紹介します。●中古ノートPC(Yさん)パソコンをいただきありがとうございました。 リモートで研修とかもあるので、とても助かります。ありがとうございます。(Yさん)寄付ありがとうございます。自分は持ち運べるPCが無く外出先でのプログラミングをする事が難しく手を焼いておりましたが、このPCを寄付して貰った事によって外出先で出来る選択肢が大きく広がりました。本当に感謝します。ありがとうございました!(Kさん)●フライパン・鍋ありがとうございます! これでたくさんの料理を作ってたくさんご飯を食べたいと思います!(Kさん)●羽毛布団セット素敵な寄付を本当にありがとうございます! 大学四年間この布団でたくさん寝て、優秀な成績を収めることができるように頑張りたいです。(Tさん)●ビジネススーツ大学の入学式ではこれをきて、四年間勉学に励むことを誓いたいです。 そしてこのスーツを着ても恥ずかしくないような社会人になりたいです。(Tさん)●化粧品・香水ちょうど、メイクに興味が出てきた年頃ですので、大変喜んでおりました。 社会人になるにあたり活用させていただきたいと思います。(T施設/職員)香水が増えたことで、やる意識が増えました。社会人になっても大切に使いたいと思います。(Mさん)●家具(組み立て式シェルフ)到着して早々に「早く作ろう」ととても喜んでいました。実際組み立てると「自立」を意識していました。本人も何を飾ろうかと笑顔で悩んでいました。本当にありがとうございました。(K施設/職員)私たちも、この子どもたちの声に大変励まされました。また機会がありましたらご紹介させて頂きたいと思います。■2021年度からの「トドクン」これまで私たちは、この「高3生への生活必需品プレゼント」以外での物品仲介は、基本的には行ってきませんでした。しかし、「トドクン」の稼働により、今後は期間を通年、そして対象を高3生のみから<中高生~退所者>へと広げることが可能となりました。“支援をもっと広げたい。” 私たちのこの思いに共感、賛同くださったみなさまのおかげで実現したことです。今後もよりよいプラットフォームとして進化しながら、多くの子どもたちへ応援を届けていきたいと思います。ぜひ今後もブリッジフォースマイルと「トドクン」を見守り、また、ご支援いただけますようお願いいたします。★「トドクン」の開発パートナー株式会社サンアスタリスクのWEBサイトで、当プロジェクトに関する記事が掲載されています。ぜひこちらもご覧ください!https://sun-asterisk.com/works/b4s■寄付を募集しています「トドクン」での物品寄付を受け付けております。子どもたちの生活や自立に役立つお品がありましたら、ぜひ下記よりご登録をお願い致します。※寄付品の保管や送料のご負担など、注意事項がございます。「トドクン」物品寄付登録確認フォーム子どもたちに最も喜ばれる、新品家電を中心としたプレゼント購入へのご寄付https://b4s.jp/todokun/donate/ブリッジフォースマイルの活動全般へのご寄付https://b4s.jp/donate/ もっと見る

  • こんにちは、NPO法人ブリッジフォースマイルの林恵子です。これまで活動報告にて進捗をお知らせして参りましたが、みなさまの支援金にて開発を行いました寄付仲介プラットフォーム「トドクン」を公開しましたので、お知らせいたします。がんばる子どもたちを応援する寄付仲介サイト「トドクン」https://todokun.net/子どもたちが寄付品を選ぶワクワク感を大切にするため、ショッピングサイトや、フリマアプリのようなレイアウトと、シンプルながらにもかわいいデザインを目指しました。スマホでもPCでも使いやすく、そしてわかりやすく操作できるよう工夫しています。また、トドクンでは、施設職員・里親が子どもたちの希望をとりまとめ、申込の代理操作をする「施設・里親アカウント」と、子どもたちが自分自身で直接申込ができる「個人(子ども)アカウント」の2種類のアカウントがあります。それぞれが、施設の方針や子どもたちの気持ちを尊重しながらも安心して使えるように、株式会社サンアスタリスクの開発メンバーとアイデアを出し合いました。ただいま「トドクン」に登録する、2020年度の「巣立ちプロジェクト」に関東エリアで参加中の高校3年生185名へのプレゼント(物品寄付・物品購入資金寄付)を大募集中です!下記よりご支援が可能ですので、ぜひみなさまの温かいご協力をお待ちしております。(2020年11月30日まで)https://b4s.jp/todokun/★プレゼント購入資金で応援するhttps://b4s.jp/todokun/#genkinkihu★物品の寄付で応援するhttps://b4s.jp/todokun/#buppinkihuみなさんの力で、「トドクン」を盛り上げていけたらと思っています。まずは2021年3月の高3生たち巣立ちまで、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • こんにちは、NPO法人ブリッジフォースマイル林恵子です。昨年ご支援いただきましたクラウドファンディング『”親を頼れない子どもたち”の自立支援を全国に広げるプラットフォームをつくりたい』にてご提示した寄付仲介プラットフォーム「トドクン」の開発が、完了しました!1.がんばる子どもたちを応援する 寄付仲介サイト「トドクン」オープンhttp://www.b4s.jp/todokun/※寄付品仲介システムのページは公開準備中につき、後日またご報告いたします。このホームページでは、「トドクン」の果たす役割の説明と共に、みなさまからのご寄付を受け付けております。2021年3月、施設を巣立つ高校3年生の「ひとり暮らし準備」のための支援にぜひご協力をお願い致します。協力者のご紹介ページ(当クラウドファンディングの支援者さまのお名前掲載)はこちらhttps://b4s.jp/todokun/supporter/2.2020年「巣立ちプロジェクト」スタートしています!2021年3月、施設を巣立つ高校3年生を対象とした「巣立ちプロジェクト」も、8月より開始しております。今年はコロナ禍の影響で様々なイレギュラー対応に追われました。感染症予防のための独自ガイドラインを作ったり、「オンライン参加」を希望する参加者へ初めて「巣立ちセミナーオンライン会場」を設けたりと、新たな挑戦続きでした。見通しが不安定な中、ボランティアのみなさまの「今年の高3生だけが例年と違うわけにはいかない」という心意気あるご協力のおかげで、無事スタートを切ることができています。● 参加高校生数:204名● 参加ボランティア数:147名● 会場数:13会場(オンライン含)● 予定セミナー開催数:13会場×6日=78回巣立ちプロジェクトは、2021年1月まで続きます。今後もHPにてレポートなど配信して参りますので、ぜひご注目ください。昨年「より多くの子どもたちへ支援を届ける」という目的達成のひとつの手段として、寄付仲介プラットフォーム「トドクン」の立ち上げました。そしてその実現のためのクラウドファンディングの開始から、1年が経過しました。子どもたちのために私たちがやりたいことは尽きませんが、みなさまのご支援のおかげで大きな一歩を踏み出し、実現することができました。これからもより多くの子どもたちへ支援を届けるためには、私たちの活動を支えるみなさんのお力が必要です。これからもぜひ応援してくださいますよう、お願い致します。ブリッジフォースマイルでは、1年、5年、10年と子どもたちとの伴走を続けていくため、継続的なご支援をお願いしています。「ブリッジフォースマイル賛助会員」へのご参加を是非ご検討いただけますと幸いです。https://www.b4s.jp/action/contribution/#ancHeaderBnr もっと見る

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