豊島区内で来年度入学・進学される子どもを持つ生活が苦しいご家庭を対象に、返済不要・成績不問の「WAKUWAKU入学応援給付金」をお渡しすることで継続的な支援へつなげる本プロジェクト。企業からのご支援で実施出来た2017年・2018年では、2年間で110世帯へ給付金支援を届け、新しくつながったご家庭の半数以上の家庭を継続支援につなげることが出来ました。
今回も、実際に利用された方の声をご紹介します。2018年の高校への進学時に給付金を受け取った方の母親であるEさん。パートナーが病死され、進学を機に息子さんがやりたいことを応援するためにWAKUWAKU応援給付金を利用されました。
■受け取った高校生の母親であるEさん
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息子が中学生時代、義務教育でお金がかからないといっても制服や体操着など学費がかかりました。それもあって、高校もきっとお金がかかると思い、都立高校に決めました。
息子と2人暮らし。うちがひとり親家庭になったのは、最愛の夫が病死したからです。夫を愛していたし、尊敬していたので、その夫との息子のことを本当に愛しています。
給付金のチラシは豊島区役所からもらって申し込みました。今まで、人からお金をもらうなんてことは無かったので、最初は疑いもありました。
実際に受取に行ったときは、弁護士さんとWAKUWAKUのスタッフから受け取りました。疑っていたが、本当にもらうことができたので、子どもへ電子辞書や部活のテニスラケットなどの購入にあてました。
これらは子どもが欲しいとかやりたいという意志があったことなので、給付金が貰えなくともなんとか用意をしてやりたいと思っていました。今回給付金を貰えたことで、子どもの意志に向き合うことが出来ました。
給付金を受け取ったあとも、パントリーピックアップに毎回行くようになりました。
給付金を受け取って半年後、WAKUWAKUのスタッフの方に、困っていることがあると伝えると、弁護士さんに取り次いでくれました。この弁護士さんが親身に相談に乗ってくれて、助かりました。
とにかく悩みを聞いてくれる人がたくさん増えました。困ったときに助けてもらえるという相手がいるので心が強くなりました。息子も、今は学校の世界しか知らないのです。だから、企業もふくめ、いろいろな人と出会う機会が欲しいと思います。
出会いがあれば、そこからチャンスや縁も生まれます。
給付金をもらい、金銭面で助かった以上に、この繋がりが生まれたことで助けられました。
これからも息子と私にいろいろな機会や縁があったらと思っています。
親子でもっともっと視野を広げたい。私は今、歴史の勉強をしています。資格をとり、外国人向けの旅行案内を仕事にしようと思い、日夜、親子ともども勉強中です。
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このような縁と繋がりをもっと生み出すため、「WAKUWAMU応援給付金」の実現を応援してください!
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