▼はじめに・ご挨拶
まずは、数あるプロジェクトの中から当プロジェクトに興味をお持ちいただきましたこと、お礼申し上げます。誠に有難うございます。
私は、北海道苫小牧市で不登校をはじめとする様々な環境下で頑張っている子どもたちの支援を行っている畠山俊彦と申します。
2017年から支援活動をスタートし、農園、学習支援、しゃべり場などの居場所作りと共に子どもたち一人一人に寄り添った支援を行ってきました。
活動の根元には『全ては子どもたちのために』という思いが込められています。
不登校の児童生徒の中には、発達障害、いじめ、貧困、虐待等々、様々な環境下で頑張っている子どもたちがいます。彼らの中には、あまりの苦しさに一時は死をも考え、もがき、なんとか思いとどまることが出来た子もいます。
そんな子も、今では笑顔を見せるまでになりました。
そして、その子たちの多くは、秘めた才能を持っており、それを発揮できずにいます。
私たちは、居場所を作ることによって、個々の才能を発揮できる環境を作っていくことが、今一番の目標です。
▼このプロジェクトで実現したいこと
遊びは脳の発達を促進します。
最近の子どもたちがTVゲームや動画に夢中になるのは、それ以外の遊び方を知らないからです。故に発想が乏しく、遊びを作ることを知らない子が多いです。現に子どもたちに聞くと、TVゲームやスマホで動画を見たりする理由として、『何をして遊べばいいかわからない』という答えが多く帰ってきます。
外では鬼ごっこやかくれんぼをして走り回ることも出来るのですが、屋内にいると、途端にやることが無いと言ってTVゲームをしたり動画を見たりします。
一度、極度の辛い思いをした子供たちは、自信を持つことが容易にできないため、自由に発想をすることすらも無意識に制限してしまっているのです。だからこそ、TVゲームや動画を見なくても楽しく過ごせるということを身に付けてもらいたい。それが子どもたちの心を豊かにし、特に自尊感情や共存共生する寛容な心を育む最良の方法だと考えています。
そのための居場所として、『子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための居場所』。まるで、リビングにいるかのようにそれぞれ好きなことをして過ごせる憩いの場を作りたい!
↑月一回のしゃべり場での様子
▼プロジェクトをやろうと思った理由
苫小牧市は一人親家庭が多い街でもあります。平成27年度の国勢調査では、市内の核家族総数48,652世帯に対し、父子家庭及び母子家庭の数は7,153世帯と実に14.7%にも上ります。15年前の平成12年度の国勢調査と比較すると、約3%も増加しています。
家庭の事情や経済的理由により習い事や学習塾に通えずにいる子どもたちは、苫小牧の寒い冬のあいだは家にひきこもってTVゲームや動画を見て過ごす子が多くなります。そんな姿は決して健全とは言えないと思います。子どもは子どもらしく元気に遊び、時には学び、語り合いながら過ごすことが望ましいと思います。長期休暇に入ると、子どもたちの精神面も不安定になる時期でもあります。苫小牧市には子どもたちの居場所が足りていないというのも、引きこもってしまう要因の一つです。
そんな一人親家庭の子どもたちや、共働きで留守番を余儀なくされる長期休暇において、子どもたちが能動的に活動できる集える場を作りたいと思ったのがきっかけです。
※イメージ
▼これまでの活動
これまで農園や学習支援の活動で不登校の児童生徒と関わって来ましたが、一人一人が各々に抱えている背景があり、行政が行う支援制度の狭間にいる子どもたちは、なんの支援も受けられず、行き場をなくしてもがいている状況を何度も見てきました。どうすることも出来ず半ばあきらめている親御さんもい沢山います。
そんなご家庭の子どもたちを受け入れ、社会復帰を目指して支援を行なってきました。農園での野菜作りでは、本当に生き生きしていて、自主的に野菜のお世話をしたり、生態系の観察をしたりして元気いっぱい過ごしています。
↑運営している農園での収穫体験の様子
また、企業様には活動の趣旨をよく理解して下さり、工場見学や社会見学をさせて頂き、子どもたちが様々なことに興味を持てるようなきっかけづくりとしての活動も行なっています。
↑木材製材工場の見学の様子
↑苫小牧消防本部の見学の様子
▼資金の使い道
皆様からご支援いただいた資金は、このプロジェクトの参加費及び運営費に充当させていただきます。
現実問題として家賃や光熱費、特に冬の暖房費は負担が大きくなります。また、子どもたちが楽しく過ごすための文具や絵本や教材等も充実させたいと考えており、それらを考えると利用者様に費用をご負担していただかなくてはいけません。しかし、経済的に困難なご家庭の子たちはわずかな利用料でさえ躊躇してしまい、結果として行きたくても行けない子が沢山います。そんな子どもたちにこそ費用負担を気にすることなく無料で利用してもらいたい。
また、日常生活においてなかなか気が付かないかもしれませんが、一日の食事が給食だけという子も実在します。食事をしなければ脳が発達しないのは周知の事実。だからこそ子どもたちには昼食や夕食などには軽食を用意し空腹を満たしてあげたいとも考えております。
時々、こうした居場所づくりに対して行政からの補助を受けているのかとよく聞かれますが、そもそも苫小牧市にはそのような制度はまだありません。最低限かかる運営費用について、利用者様に負担をしてもらわなければ、私の自己負担だけでは限界があります。
思っている以上に、考えている以上に子どもたちの生活環境は悪化しています。そこから子どもたちを救い上げるために利用者様の負担分を無くす必要があります。ぜひ皆さんにお力添えを頂戴したいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。どうかご協力・ご支援をお願い致します。
【概算見積もり】
光熱費 50,000円(暖房費込み)
食事代 70,000円(1日2食15人分)
書籍文具類 50,000円(絵本、文房具、知育玩具等)
クリスマスイベント経費 10,000円(手作りキャンドル材料費、ケーキ代等)
その他経費 32,200円(ボランティア保険代、印刷費、雑費)
CAMPFIRE手数料 37,800円
合計 250,000円
▼リターンについて
・サンキューレター
・活動写真がついたカレンダー
子どもたちの楽しんでいる様子をカレンダーにしてお届けします
・活動写真のミニアルバム
子どもたちの楽しんでいる様子をミニアルバムにしてお届けします
・オンライン教材の期限付き利用権(1か月、3ヶ月、6か月)
学習支援で使用している教材のIDを金額に応じて期間限定でご提供いたします。
▼実施スケジュール
冬休み期間中の12月20日~12月27日、1月4日~1月9日
あさ9:00~よる9:00
▼最後に
平静を装っている子でも、居場所を必要としている子は沢山います。
大人が作ったルールの中で、アイデンティティを押し殺し、子どもらしさを失い、毎日を過ごしています。
そんな子どもたちが、ときにいじめの被害者となり、また、加害者となってしまうのです。
一人ひとりが違っていて当たり前のはずなのに、同じでなければ異質扱いをされる。
こんな社会にしてしまったのは、私たち大人なのです!
それを私たちはもっと自覚しなければなりません!
そして私たち大人の責任において、子どもたちがいきいきと出来る社会を取り戻し、作っていかなければなりません。そのための飽くなき挑戦です!
生き辛さを感じている子は、社会全体から見たらほんの一握りかもしれません。しかし、その一握りの子どもたちの中には、自ら命を絶ってしまう子も存在しています。
全国年代別自殺者数の統計では、全体的には減少していますが、10歳代の人数だけ増加しているのです。
未来ある子どもたちが、自ら命を絶たなければならない社会なんて絶対にはあってはならない。
超少子高齢化社会と言われる日本で、子どもたちがいなくなったら誰が未来の日本を担うのでしょうか?
私たちのような小さな団体が、どんなに頑張っても何も変わらないかもしれない。
それでも、目の前にいる子どもたちを見捨てることはできません。1人でも多くの子どもたちが『居心地がいい』と思える居場所を作ることが、何よりも急務であり、それをきっかけに社会全体へ訴求していくことで、一人でも多くの大人たちが目を向けてくだされば、やがて社会も変わっていくと信じています。
最近、虐待死のニュースや子どもの自殺のニュースをよく目にします。北海道でもつい先日、虐待によって命を落とした幼児や、自ら命を絶ってしまった生徒のニュースが流れました。
なぜ、救ってあげられなかったのか。悔しさしか残りません。
子どもの貧困とは、経済的な貧しさは勿論のこと、人との繋がりの貧しさ、体験や経験の貧しさ、学ぶ機会の貧しさ、、、、様々な貧しさの中にいる子どもたちのことを言います。
そんな子どもたちでも笑顔を見せてくれます。しかし、彼らの心はぽっかり穴が開いたかのように空虚な状態になっているのです。
そんな子どもたちの心を元気にしたい!せめて、冬休みの間、ご両親が仕事等で留守にしている間、子ども同士集まって一緒に楽しく過ごしてほしい。
だから、そんな子どもたちの居場所をつくります。
長期休暇明けには、必ずと言っていいほど不登校になってしまう児童生徒がいます。こうした居場所づくりは、それを抑制する効果があると考えています。
あらためて、どうか皆さんのお力を子どもたちのために注いでいただけませんか?
重ね重ね、ご支援のお願いをいたします。
▼9.お問い合わせ先
特定非営利活動法人子ども総合支援ネットワーク
〒053-0833 北海道苫小牧市日新町1丁目10-10
TEL 0144-82-7234
MAIL npo.ctsn@kodomo-shien.net
HP https://peraichi.com/landing_pages/view/kodomo-shien
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※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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