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造形作家「植田明志」作品集制作プロジェクト

このプロジェクトは、造形作家 植田明志の作品集刊行を目指すものです。

現在の支援総額

3,808,000

380%

目標金額は1,000,000円

支援者数

252

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/04/19に募集を開始し、 252人の支援により 3,808,000円の資金を集め、 2017/06/18に募集を終了しました

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造形作家「植田明志」作品集制作プロジェクト

現在の支援総額

3,808,000

380%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数252

このプロジェクトは、2017/04/19に募集を開始し、 252人の支援により 3,808,000円の資金を集め、 2017/06/18に募集を終了しました

このプロジェクトは、造形作家 植田明志の作品集刊行を目指すものです。

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残すところ会期あと3週間となった 「植田明志作品集刊行プロジェクト」。

プロジェクトスタートからわずか24時間で目標金額を達成した記念に

2つのリターンを新たにご用意致しております。

今回は新たなリターンのうち、「夜になった猫」マグカップを紹介致します。

 

 

 

 

 

 今回追加リターンのマグカップのデザインに選ばれたのは

植田明志作品の中でも人気の高い「夜になった猫」。

 

「夜になった猫」の周りに小さな星たちをあしらったデザインになっています。

吹き出しの中に配された 「 THANK YOU FOR YOUR SUPPORT 」 の文字と共に、

アメコミ調のPOPで可愛らしいデザインで纏ました。

 

今回のクラウドファンディングでしか手に入れる事が出来ない

貴重なアイテムとなりますのでお求め逃しなく!

 

 

 

 

マグカップのデザインに用いられたのは

2014年に開催された個展 「遠すぎるパレード」で展示販売された立体作品。

白い星の白い大地で静かに行われる不思議なパレードの

参加者のうちの1匹として、展示スペースを飾りました。

 

夜を想わせる紺碧の体色に、4つの目が輝き

背中には、"大切なもの” の象徴である星の使いを乗せています。

 

 

 

 

 立体作品に先駆けて「夜になった猫」が初めて登場したのは平面作品でした。

アクリルフレームにドローイングが入れられた、

こちらの作品で描かれた「夜になった猫」は

後に立体作品となったものとは異なるバランスで

目も3つ、背中にも星の使いを乗せていません。

 

 

 

 

 

 

お客様からのご依頼で作られたオーダー作品「星を乗せて」。

"よりドローイング作品に近いバランスでの立体化を"

というご要望で制作されたものです。

長く伸びた尻尾や、今にも駆け出しそうな 猫のしなやかな体躯の表現が見事な作品です。

 

 

 

 

 

「夜になった猫」は、オーダー作品である

「夜の王さま」と共通の物語世界を持っており

その物語の中でも、王さまの存在が描写されています。

 

夜の悲しさと優しさを知る夜の王さま。

どこかにいる夜の王さまが、夜を想ってあげる寂しげな声を聞きつけて

猫たちは夜の闇の中を駆けつけていきます。

 

 

 

 

「夜になった猫」

 

 

どこかで夕焼けが丸くなって眠るころ。

頃合を見計らって、夜になったネコ達が風のように駈けていくのが見えました。

 

地平線に沿って、何十匹ものネコ達が一斉に走ります。

一匹はまだ眠そうにとことこ歩いていました。

 

上にはぽっかり穴があいたようなまん丸お月様。

金色にぴかぴか光ってネコ達の背中を照らしています。

 

ネコの背中に乗った星の子が少し光ったと思ったら、

一瞬の間に夜の空に溶けていきました。

 

 

きっと、どこかにいる王様の寂しい声を聞いて、

駆けつけにいったのでしょうか。

 

 

 

 

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