自己紹介
はじめまして。
このページをご覧いただいてありがとうございます。
私はpopotarte(ぽぽたると)と申します。
3児の母親をしています。
今回、どうしても実現したいことがありプロジェクトを立てさせていただきました。
なんの取柄もない私ですが、日本中の赤ちゃんとご家族にこの製品を届けて少しでも役に立つことができれば本当に嬉しいです。
どうかお力を貸してください。
はじめに
まずはじめに、この度の台風15号による被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早く皆様が安心して生活できるようお祈り申し上げます。
この度の台風15号による千葉県での大規模な停電を目の当たりにし、
災害時でも赤ちゃんに安全なミルクを安心して飲ませることができる環境の確保について考えました。
缶の液体ミルクに取り付けてそのままあげられる「乳首」についてのアイデアです。
プロダクトのご紹介
今回開発したいのは、液体ミルク缶に取り付けるだけで授乳ができる状態になる乳首用アタッチメントです。
災害時や緊急事態でも、赤ちゃんの命綱であるミルクをスムーズに用意し飲めるようにする製品です。
「いつでもミルクが飲める安心を」という想いを込めて、
「itsmil(イツミル)」という商品名を考えています。
※仕様は開発の途中で変更になる可能性があります。ご了承ください。
このプロジェクトで開発したいのは上の画像で真ん中にある「アタッチメント&内フタ」の部分です。
現在日本で国内メーカーの液体ミルクは缶入りのものと紙パックのものの2種類が販売されています。
今回は缶入りの液体ミルクに対応したものを考えております。
(期限が長く、丈夫なスチール缶入りであることからより防災備蓄向けであると考えました。)
乳首とふたについては、スーパーや薬局などでも入手出来るよう市販の哺乳瓶のものを取り付けて使用します。
市販の乳首は300円ほど、哺乳瓶用のふたは200円ほどで単品販売もされています。
itsumilが必要な理由
私がこの商品がどうしても世の中に必要だと考えている理由。
それは、今災害時にスムーズに授乳を可能にできるものがないからです。
逆に言えば災害時や緊急時に、授乳をしようとすれば非常に多くの準備と労力を必要とします。
少し長くなってしまいますが、この下に説明させていただきます。
液体ミルクはとっても便利。でも…
◆液体ミルクの特徴
今年から国内メーカーの液体ミルクが販売されるようになり、災害時はもちろん、お出かけや旅行、産後の夜間授乳の負担軽減など、その便利さはさまざまな場面で重宝されています。
<液体ミルク>
液体ミルクは調乳の必要もありませんし、常温のまま飲ませることができます。
但し、少し割高です。
<粉ミルク>
従来ある粉ミルクは一度沸騰させた70度以上のお湯で溶かした後、人肌の温度まで冷ます手間が必要です。
でも、必要な分量だけ作ることができますし、なにより安価なのがとてもありがたいです。
ですから、液体ミルクと粉ミルクにはそれぞれいいところがあります。
現実的には液体ミルクと粉ミルクを使い分けるお母さんが多いのではないかと思います。
便利な液体ミルクを開発していただいたメーカーには心から感謝します。
また私の身の周りのママにもメーカーに対して称賛する声は非常に多いです。
ただ、災害用の備蓄品としては液体ミルクを用意するお母さんが多いのではないかと思います。
保存期間も半年~1年缶間と比較的長く、やはり調乳の手間が必要ないという部分が大きいです。
◆災害時、液体ミルクは便利だけれど飲ませるのが大変
一方で、実際の災害を想定すると液体ミルクの備蓄だけがあっても、準備としては不十分です。
調乳の苦労がかからないのは、それだけでとても大きなことです。
しかし、現在日本で販売されている液体ミルクは全て「哺乳瓶に移して飲ませる」タイプなのです。
哺乳瓶の消毒ができない環境の災害時には紙コップやスプーン、ストローなどで赤ちゃんに与える方が多いそうです。
今回の台風15号でライフラインが止まってしまった千葉でも、紙コップを使用してミルクをあげている方が多くいらっしゃいました。
これはめちゃくちゃ大変です。
実際に私も災害時を想定して、紙コップとスプーンでミルクをあげてみました。
いつものように哺乳瓶の乳首ではなく、スプーンから飲むことに赤ちゃんは慣れていません。
泣いてしまい飲んでくれず、途中で規定量をあげきるのをあきらめてしまいました。
「これが実際の災害時だったらどうなるだろう?」
災害時の不安やストレスの多い環境です。
片手で赤ちゃんを抱き、もう片方の手で紙コップに入った液体ミルクを持ちます。
お腹が空いて腕の中で泣きじゃくる赤ちゃん。
乳首が使えないため思うようにミルクが飲めず、泣き方が強くなります。
のけぞり暴れながら泣きます
お母さんの持つ、紙コップの液体ミルクは…
こぼれてしまうのが当然のような状態です。
◆哺乳瓶を使わず、液体ミルクを乳首で飲ますことができたら
災害時にも哺乳瓶でミルクをあげられたら、どれだけ負担が違うでしょう。
でも、哺乳瓶を洗うのも消毒するのも難しいかもしれない。
この問題をどうにか緩和できないかと思い考えたのがこの「缶に取り付けられる乳首」です。
乳首とイツミルだけなら哺乳瓶の煮沸に比べ、圧倒的に少ない手間で消毒できます
お母さんの負担も赤ちゃんのストレスも大きく軽減させられることは間違いありません。
急いで実現させたいと願っています。
itusmilにできること
◆これだけの手間を減らせる
我が家では液体ミルクが一般的になる前は、赤ちゃんのための災害の備えとして粉ミルクとミネラルウォーターを用意していました。
しかしその二点の用意があっても、水を70度以上に温めて粉ミルクと混ぜなければならず、電気もガスもつかない災害時の調乳があまりに大変だということを、今回停電を経験された方のTwitterを見かけて知りました。
はじめにお伝えした通り、粉ミルクと水を用意しただけでは清潔な哺乳瓶や70度以上のお湯が用意できるとは限らないため、災害時に赤ちゃんにミルクをあげられる保証はありません。
缶に入ったタイプの液体ミルクとイツミルがあれば、容器に移す必要も温める必要もないので、確実に安全なミルクの用意ができると考えています。
災害時に安全なミルクを確保できているということが、赤ちゃんのいるご家庭にとってどれほど大きな安心感をあたえてくれることかは計り知れません。
◆災害時でもいつもの安心を
赤ちゃんによっては、乳首の感触がいつもと違うだけでミルクを飲まなくなってしまう子もいます。
ですからなるべく普段に近い感覚で授乳ができるようにすることが、お母さんと赤ちゃんの安心につながると考えています。
そこで哺乳瓶のメーカーとしてメジャーなメーカーの哺乳瓶の乳首を使用できる仕様にしたいと思います。
それによってドラッグストアやスーパーなどでも置かれており、入手がしやすいというメリットもあります。
◆災害時以外もお母さんを助ける
・お出かけや旅行に!瓶がないだけで荷物はさらに少なくコンパクトに。
荷物の多い赤ちゃんとの外出の味方になります
・回復前の産後のからだでは夜間授乳が大変!さっと取り付けてそのままあげられます。
産後のお母さんには少しでも長く身体を休ませる時間を作る必要があります
◆itsumilは災害の備えとしてベストな選択
市販のもので使い捨て哺乳瓶も販売されています。
液体ミルクと使い捨て哺乳瓶をセットで備蓄されている方も多いのではないでしょうか。
ですが、実際の使用量を想定すると使い捨て哺乳瓶を十分な量用意することは非常に難しいと思います。
新生児なら8回ほど、1歳近くの月齢になっても1日5回ほどミルクを必要とします。
今回の大規模停電では発生後10日を過ぎても未だ停電のままの地域もありました。
東日本大震災時も、復旧作業に着手可能な地域の停電すべてを復旧するまで8日ほどかかったそうです。
現在手に入る使い捨て哺乳瓶は1本あたり400円ほどです。
いつでも簡単に想定を超えてくるものが災害だと私は感じています。
使い捨て哺乳瓶ではよほど大量に用意しない限り、長期には対応できません。
哺乳瓶の瓶を使わず、乳首とイツミルだけだったら、煮沸消毒の際も節水できます。
しかし、災害時にはガスコンロなどが使えるかどうかもわかりません。
理想としては、災害時の貴重な水をできるだけ節水して洗浄と消毒を完結できたらと思います。
将来的に市販のつけおき消毒薬と最小限の水で消毒できる、専用ケースも開発したいです。
◆リターンについて
ご支援者さまにお選びいただけるリターンをまとめました。
詳細は選択時にご確認をお願いします。
Q&A
Q.煮沸消毒は可能ですか?
A.可能にする予定です。煮沸に限らず、市販の電子レンジでの消毒や、消毒液にも対応可能とする予定です。
Q.安全性は大丈夫ですか?
A.独立行政法人 製品評価技術基盤機構の定める子供が口をつける商品対しての規格などを遵守します。お母さんと赤ちゃんが安心して使用できるよう万全の準備をします。
Q.いくらで販売しますか?
A.申し訳ありません、未定です。
但し、私も一人の母親として出来るだけ多くのお母さんに使っていただけるようなるべく安価に提供したいと考えています。
最後に
国内メーカーの液体ミルクが発売されたことにより、赤ちゃんのいるご家庭にとって液体ミルクが災害用の備えの必須アイテムになることは間違いないと思います。
ただでさえ心の負担が多い災害時、どうか授乳のストレスを軽減できますように。itsumil製品化により赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、少しでも助けになることができたらと心から願っています。
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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