こんにちは、広報担当のあくやんです。
先日、クラウドファンディングのプラチナサポーターになってくださった株式会社プログリットの代表取締役社長・岡田祥吾 様とBLACKさんで、これからの英語教育についてお話をさせていただきました。今回は、その様子をお届けします。
2人が想う「世界で自由に活躍できる人を増やす」とは
BLACK:プログリット様のWebサイトを拝見したのですが『世界で自由に活躍できる人を増やす』というミッションが、今回の学校訪問プロジェクトの目的と見事に一致していて驚きました。
御社では、なぜそのミッションを掲げるに至ったのでしょうか?
岡田:日本に限らず多くの人は自身の可能性を発揮しきれていません。
本当はもっとパフォーマンスがあるのに色々な障壁があることでバリューが出しきれていないと感じます。日本人の場合、この障壁となる部分が「英語」なことが多いんです。
(株式会社プログリット 代表取締役社長 CEO 岡田祥吾 様)
BLACK:「自身の可能性を発揮しきれていない人が多い」とのことですが、岡田さんの周囲にそうした方がいらっしゃったなど、実体験を通じて感じる機会があったのでしょうか?
岡田:僕は理系だったのですがずっと英語が苦手で、数学と物理ばかりやっていました。ただ、アメリカに1年留学する機会があったときに、これまでには全くなかった様々な可能性が広がったんです。英語ができないことがどれだけ自分の可能性を狭めていたのかを痛感しました。
また前職のコンサルティング企業で働いていた時に、とてもポテンシャルがあって仕事ができる人に会う機会が多かったのですが英語だけができない、という人も多くてもったいないと感じていました。
BLACK:同じ問題意識を僕も持っています。今回のプロジェクトでは、この『世界で自由に活躍できる人を増やす』について、2つのことを伝えたいと考えているんです。
1つ目は、英語との付き合い方・姿勢です。「未熟な英語でも使っていいんだよ、必ずしも万人が完璧な英語を話す必要はないんだよ」と伝えています。
もう1つは、「誰でも夢を叶えられるんだよ」というメッセージです。
今でこそ、シルク・ド・ソレイユに出演したり教科書に載せていただいたりと多くの夢が叶っていますが、僕はもともと英語も体育も苦手で、決して特別な才能がある人間ではありません。
そんな人間でも、英語を含め未熟さゆえに縮こまるのではなく、まずは一歩を踏み出すことで経験が広がり、夢を叶えられる可能性もあるんだよ、と伝えていきたいんです。
岡田:この人は世界で絶対に活躍できる!でも英語だけしゃべれない、という人が本当に多くて、日本で『世界で自由に活躍できる人を増やす』を進めるためにはまず何より英語をなんとかしなければと、このプログリットという事業をはじめました。
アプローチする方向は違えど、何を成し遂げたいかというところがBLACKさんとすごく近いですよね。
それぞれのアプローチする英語力の上げ方、心理障壁の下げ方
岡田:英語を使って活躍するために必要なものは、英語力とマインドです。
英語力が高い方が活躍できますが、マインドがいい人の方がよくない人よりも断然活躍できます。つまり、心理障壁がどれだけ低いかということが英語を通したコミュニケーションでは重要となります。
僕らは英語力を上げる方に現在注力していますが、それだけではなく、マインドを変えていく方にも取り組んでいきたいと考えているんです。
BLACKさんの活動は逆起点で、本質的にやっていることは一緒だなと思い、今回支援したい!と感じました。
BLACK:ありがとうございます。これは英語に限った話ではないのですが、子供たちには、まず経験の母数を増やしてほしいと思っているんです。
様々な体験に対し心理障壁を下げてあげて、まずは一歩を踏み出してもらう。そこで広がる世界に魅力を感じたら、さらに進んでいって楽しさを追求できるかもしれないし、もし向いてないなと感じたら止めてもいい。
止めたとしても、一歩を踏み出した時間は無駄ではなく、それは「自分に向いていない方向が分かった」という重要な学びです。次は違う方向へ踏み出していく事で、やがては自分に向いている分野が見えてくるのではないかと思います。
岡田:子供たちへの英語教育をするのにマインドから取り組むって、すごくいいなと思っています。
マインドなしで英語教育を加速させても、表面的な学習になってしまって子供達の実にならないんじゃないかなと。「なんで英語勉強しているんだっけ」ということがわからないままに英語学習の時間が増えてもなんか違うと感じますね。
BLACK:幸せの形や人生の歩み方は人それぞれですが、英語は誰にとっても、多くの場面で役に立つ可能性の高い道具です。
自分の好きなことを追及したり夢を叶えるためにとっても役立つ道具なんだよと、僕の実体験を交えて学校訪問で伝えています。
岡田:プログリットが大人にフォーカスしている理由は、今からでもいけるよ!ということを証明したいからです。
日本の英語学習市場は2100億円の規模があるんですが、言い換えれば僕らは英語を覚えるために毎年2100億円使っているということです。じゃあ英語力がどれだけ毎年上がってきているかっていうと、ずっと変わってないというデータが出てるんです。
これっておかしいと思っていて、お金を使うのはいいけど使うなら英語力をあげようよと。日本で最も英語力があがるサービスを作りたいという想いから、このプログリットを始めました。日本の英語教育はよくないという方は結構いますが、過去は変えられないけど未来は変えられるよ!ということを証明していきたいです。
誰もが英語を使って活躍できる世の中を目指して
岡田:今後やりたいことは大きく2つあります。
1つはいまやっているサービスを大きく変えたいと思っています。今までやっていたことはは人が人を変えるプログラムです。専任のコンサルタントがマンツーマンで3ヶ月サポートしています。
今取り組んでいるのは人×テクノロジー。いまAIやアプリなどテクノロジーの力だけで英語学習を変えようとする取り組みはいくつかありますが、コーチングにテクノロジーを組み合わせることで英語学習はより良くなると考えています。
プログリットのお客様はいま3ヶ月間毎日、どれだけ忙しくても3時間勉強してもらうルールです。ここで例えば「あなたはこれくらい頑張れば80%の可能性でこうなれます、ここまでしか頑張らないと可能性は65%です」と言えれば、モチベーションが上がりませんか?そうした統計やデータに基づいたコンサルティングができるようになると考えているんです。
もう1つは子供の英語力をあげることもやっていきたいです。大人の英語力を上げることと子供の英語力を上げることはかなり違います。まだやったことがないので明確な方法はまだ決めていませんが、確実に英語力が上がるプログラムを作っていきたいんですよね。
BLACK:大人の方への英語コーチングももちろん素晴らしいですが、より若い方への教育となると、人生への影響も大きくなる可能性が高いですよね。様々な場面での選択肢が広がります。また、人付き合いが広がったり海外の文化に触れると人生観が変わるし、行動も変わってくるでしょうね。
岡田:私も留学に行ってなかったら、人生は大きく変わっていたと思います。(笑)
BLACKさんと今後、大人のマインドも変えるような取り組みができたらいいですね。
BLACK:来年のスポーツの祭典だけでなく、日本を訪れる観光客の方の増加や世界規模でのグローバル化など、海外の人と接する機会はどんどん増えていますしね。
僕は教育法などに精通しているわけでは無いですが、「完璧『ではない』英語での国際交流」の経験はありますので、実体験をありのままにお伝えすることで、多くの大人の方々が抱いている「英会話へのハードル・恐怖心」を軽減できたら嬉しいです。
岡田:有名な英語講師の方がきてお話しするよりもハードルが下がりますし、一緒にやってみたいですね。
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11月27日まで、ヨーヨーパフォーマー・BLACKの学校訪問実施に向け、クラウドファンディングでのご支援を募集してます。皆様から頂戴したご支援と自費を資金として全国の学校を周り、英語の楽しさを知ってもらう活動を行っていきます。
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