ご挨拶
はじめまして、後藤綾子と申します。
2年前に東京から、長野県飯島町に移住しました。
縁もゆかりもない飯島町ですが、山の眺めの素晴らしさに「ここで暮らしたい」と移住を即決しました。
奇跡のパノラマ
先春、古民家をリノベーションして、カフェレストラン「水土里の樹」を開業。
スペルト小麦の手打ちピザと手打ちパスタを中心に、素材にこだわった身体に優しいメニューを提供しています。
https://midorinoki.therestaurant.jp/pages/1681260/menu
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このプロジェクトで実現したいこと
購入した千坪の土地は、竹林や雑木林に囲まれたプライベート空間。
この隠れ家的な場所に、飯島町の新名所となる「 Ayako's Garden」を作りたい。
この土地には、松や桜や柿やもみじといった和風の木が多く残っていたため、今ある植栽を生かしながら手入れしつつ、和洋のバランスを考えながら庭づくりを行う予定です。
先秋から業者さんに入ってもらい、植木の剪定を行い、店の入り口までのアプローチに草花の植え込み作業をはじめました。
今回のプロジェクトでは、カフェ入口の正面に広がる南側の800㎡ほどの敷地に、樹木や花壇を配置し、四季折々の花が咲き乱れる庭園を作り上げたいと考えています。
【庭の完成予想図】
具体的に、中央の花壇は、一般園芸、山野草、ハーブのコーナーをそれぞれ作り、その間にブルーベリーなどの果樹や、モッコウバラ、花桃、牡丹、ルビー山査子、スノーボールなどの苗木を、そして一番中央にはシンボルツリーとなるコニファーを植える予定です。庭の北側の一角には、スペルト小麦のコーナーを作ります。
【刈り込みが終わった現在の庭】
気候の良い時期には、ベンチに腰掛け庭を眺めながら、カフェタイムをお楽しみいただけたらと思います。
スペルト小麦について
スペルト小麦とは現在出回っている小麦の原種であり、人口的な手を加えないでも育つ強健な品種です。一般的な小麦と比べて栄養価が高く、グルテンアレルギーを発症しづらいと言われています。
農業は未体験の私ですが、敷地の一角でスペルト小麦を栽培し、先秋からは自作の粉を料理の一部に使用できるまでになりました。
食の安全に目覚め、さらにスペルト小麦を栽培するきっかけとなったのは、次男がひどい食物アレルギーを持って生まれてきたからです。
それでも、いくら身体によくても美味しくなくては元も子もありません。小麦の香りがしっかり感じられる、スペルト小麦を使ったメニューを、一人でも多くの方に味わっていただけたらと思います。
飯島町について
人口1万人足らずの飯島町は、長野県 伊那谷の、ほぼ中央に位置しています。
※伊那谷:長野県南部、天竜川に沿って南北に伸びる盆地。南アルプスと中央アルプス、二つのアルプスが、一度に見られるのは日本でも伊那谷だけ。飯島からのアルプスの眺めは絶妙なバランスと定評がある。
飯島の魅力は何と言っても山の景観の素晴らしさですが、空気や水がきれいなこと、道端で山菜が採れるような、手付かずの自然が残っていることも、移住先に決めた重要なポイントでした。
これから正に山菜シーズン。最近は、蕗の薹がいたるところに顔を出しています。
プロジェクトをやろうと思った理由
飯島町は、2017年に発表された消滅可能性都市の中に入っています。
人口は減少傾向にあり、観光名所もほとんどないです。
特に私が店と住まいを構える本郷という地域は、外を出歩いても人とすれ違うことはあまりありません。
地元の方は口を揃えて言います「飯島には何もないから」と。
でも果たしてそうでしょうか。
澄んだ空気と清らかな水、ダイヤモンドをちりばめた星空、鳥のさえずり、そして雄大な山の景色がいつも目の前にある、こんな贅沢が他あるでしょうか。そう、ここは桃源郷なのだと思います。
この素晴らしい飯島を、消えゆく町に決してさせてはいけない。
水土里の樹の庭園を飯島町の観光名所に、そして訪れた人が心からくつろげる場所にすることが私の夢です。
いつか地元の方に「飯島には水土里の樹がある」そう誇りに思ってもらえるように。よそ者の私を受け入れてくれた、心優しい飯島の方々に恩返しが出来たら、こんなに嬉しいことはありません。
これまでの活動
2016年春に古民家を購入し、東京から月一で通い自分たちでリフォームを手がける。
写真は、画家さんのアトリエだった部屋を、カフェスペースにするため、壁塗りをしているところ。
2018.4.1 次男を連れて、二人きりの新生活スタート。
2019.3.24 古民家カフェ「水土里の樹」開業
2019.5.29 SBCラジオ「伊那谷めぐりあい」出演
2019.9.1 銀座NAGANOにて移住者対象のセミナー開催
2019.9.6「月刊いいだ」カフェ特集に掲載
2019.9.21 長野放送「土曜はこれダネ!」出演
2019.11.26 婦人公論 「特集:悔いなく生きるコツ」記事掲載
資金の使いみち
今回のプロジェクトに先がけ、事前準備として行った草刈りや樹木の選定作業、アプローチ脇への植栽、また庭園の完成予想図を画家さんに描いてもらいましたが、それらは自己資金にて対応いたしました。
皆様からご支援いただく資金については、樹木の剪定作業の第二弾と、今春予定している庭園づくりに際し、造園業者への支払いに充当させていただく予定です。
実施スケジュール
2020年3月中旬より、庭園予定地の整備開始
2020年4月上旬より、庭園予定地に苗木や草花の植え込み開始
2020年4月10日クラウドファンディング募集終了
2020年5月下旬より、リターン品の発送
※庭造りは終わりがないため、その後も手入れは継続していきますが、目途がついた段階でいったんリターン品を送らせていただきます。
最後に
都内の企業に勤めた30年弱。
私や家族の生活を保証してくれた、会社への感謝の念がないはずはありません。
けれど、その仕事が本当にやりたい事だったのかと問われれば、答えはNOです。
ジレンマは年を重ねるごとに大きくなりました。
50歳手前で新たな人生を歩むことを決意し退職。
東京での準備期間は、イタリアンレストランのキッチン補助のバイトをし、都内のカフェを巡り、パン教室にも通い、経営のヒントとなる様々な出会いがあったりと、本当に充実した時間でした。
一昨年前の春に次男を連れて移住しましたが、憧れのターシャと同じく、50代での再出発となりました。
※ターシャ・テューダー: 4人の子育ての後、57歳の時にアメリカバーモント州に移り住み、30万坪の広大な土地に、世界中のガーデナーたちが憧れる庭を作り上げた。2008年没。
イメージ写真
夫は今も東京の会社に勤め、週末だけこちらで過ごすスタイルです。
長男もたまに飯島に来て、店を手伝ってくれたり次男と遊んだり。
移住してみて、しがらみから解き放たれたことをしみじみと感じます。
人生の舵をとり、行く先を決めるのも、尻拭いも、全部自分の責任。
それは心細くもありますが、なんと素敵なことでしょうか。
私は安定と引き換えに、自由にはばたく翼を手に入れたのです。
夢の実現のため、どうかあなたのお力をお貸しください。
そしていつかこの場所でお会いできますことを、心から願っております。
水土里の樹 HP
https://midorinoki.therestaurant.jp/
〒399-3704
長野県上伊那郡飯島町本郷1794-3
古民家カフェ 水土里の樹
https://midorinoki.therestaurant.jp/pages/1681355/access
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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