今朝の白石の空

笑顔の里の竹下です。今日は最終日です。

ご支援、応援してくださった皆さんありがとうございました。目標額には遠く及びませんでしたが、このクラウドファンディングを通してお会いした方々に賛同していただき、「私も何か協力したい」と言っていただいたり、新しい出会いを運んできていただいたり、沢山の人に支えられていることを実感しています。

今後も、資金の獲得に向けて地道に活動を続けていきます。キッチンは必ず作ります！経過はこの活動報告でアップしていきたいと思っています。それまでは、リーダー佐藤のお弁当をつかいながら、色々な人が集まれるコミュニティづくりを進めていきます。

そして今日は、宮城県大崎市にある「まきばフリースクール」さんに見学に行ってきました。不登校や引きこもり、里子の引き受け、就労継続支援B型事業所、老人のデイサービス等を運営しておられます。そこに集まる多くの方は、制度の狭間におられる方で、補助金等もなく、「いつでも崖っ淵」と理事長の武田和宏さんは、「ガハハ」と笑ってお話ししてくださいました。不思議と、もうどうにもならなーいお手上げの状態になると、道が開ける瞬間があるそうです。

ツリーハウスやかわいい動物たち！

お金が無くても、自分の信じた道を進み続ける武田さんに、「私たちも出来ることからはじめよう！」とメンバー一同熱い思いが心に生まれました。

まきばフリースクールで働く人たちは、「まきば」で救われた方や、以前は当事者であった方が多く、自分の体験を生かし働いています。辛かった日々が今誰かの役に立っている！自分の凸凹と誰かの凸凹がピタリとはまって化学反応が起きて、予想もつかない効果が生まれる！

そんなイリュージョンばかりではありませんが、多様性のあるコミュニティだからこそ生まれるものがある、多様性があるからこそ、承認される自分になれるという実践の場を見ることができて感動でした。

牛を飼って、ログハウスを建てて、田んぼと畑を耕して、カフェをするそうです！

私たちは、まだ一歩を踏み出したばかりです。同じ志を持つ仲間と、手をつなぎ、時に大いなる力に導かれ抗うことなく、自然体で進んでいきます！

これからの私たちの歩みを面白がって応援していただけたら嬉しいです。

このクラウドファンディングに参加するにあたりお世話になりましたキャンプファイヤーの早川さん、ありがとうございました。そして、誰より私たちを理解し、申請やページ作成を支援していただいた復興庁の斎藤さん。パソコンやスマホ操作すらおぼつかない私たちに、根気よく寄り添い励ましていただきました。斎藤さんがいなければ、一歩も踏み出すことが出来なかったと思います。ありがとうございました。

この機会を与えてくれた全ての方々に感謝をしつつ、今日という日を終えたいと思います。