▼最後のリターン追加しました!
ハンドバッグとショルダーバッグになります。
取っ手の部分はレザーを使っており使い作りもしっかりしております。
また、取っ手のレザー部分や無地の部分も藍染めをしており贅沢な作りとなっております。
▼ご挨拶
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!
甘木絞り再興プロジェクト代表の西村政俊と申します。
まずは自己紹介をさせて頂きます。
私は洋服が好きで専門学校でファッションを学び、アパレルの企画、パターン、販売、縫製工場など様々なファッション分野で働いてきました。
また旅行が趣味で、各地の観光地に足を運んではその土地の文化や伝統に触れてきました。
その中でも伝統工芸はその地域の歴史を感じられ、また長年の知恵や技術、たゆまぬ努力の賜物のように感じられとても好きなものです。
一昨年、地元福岡に帰って来た時にふと「自分の地元にはどんな伝統工芸があるのだろう?」と思いすぐに調べてみました。
その時に始めて自分の地元に「甘木絞り」という伝統工芸があることを知りました。
そして同時にこの「甘木絞り」を沢山の人に知ってもらいたい!他の町にも負けない素敵な伝統工芸にしたい!という気持ちが一気に芽生えこのプロジェクトを立ち上げることにしました。
▼甘木絞りとは
まず甘木絞りの説明からさせて頂きます。
甘木絞りとは福岡県朝倉市(旧甘木市)にあった絞り染めの事です。
江戸時代末期から昭和初期にかけて盛んだった産業の一つになります。
小石原川の水質が木綿を晒すのに適していたからだと言われており、明治初期には年間生産量が日本一になりました。
最初は「筑前絞り」と言われていましたが、大正13年頃に「甘木絞り」という名前で販売されるようになります。
しかし戦争や繊維類統制などの影響で木綿の入手が困難になり徐々に衰退、現在ではほぼ消滅状態と化しております。
▼甘木絞りの特徴
絞り染めといえば愛知県の有松絞りが有名だと思います。
丸や菱形など連続した幾何学模様のものが多く見られ、他の各地でもそのような柄を多く見かけます。
しかし甘木絞りは幾何学模様ではなく何かのモチーフをデザインした絵画的なものが主流です。
過去の代表的なデザインは「城郭文様」「松に鷹」などになります。
これは近隣の久留米絣と、相互に影響し合った結果だと考えられております。
▼商品について
甘木絞りを再興するにあたりブランドを立ち上げました。
hinome(ひのめ)というブランドになります。
このブランド名は「日の目を見る」から付けさせてもらいました。
今まで埋もれてしまっていた甘木絞りが世間に認知される、また日光のように明るい気分にさせてくれるという願いを込めております。
デザインの特徴としては、甘木絞り特有のモチーフを型どったデザインを軸にして、現代の生活に溶け込むような雰囲気にしております。
商品に関しましては、現在絞りの作業だけで完結できる手ぬぐい、ハンカチ、Tシャツ等に限定しております。
今後の商品展開については、高齢者でミシンの作業が出来る方、またはミシンの内職を出来る方、小ロットで対応可能な縫製工場が見つかり次第、ファッション小物、洋服まで展開させていきたいと考えております。
▼販売について
販売方法としましてはオリジナルのオンラインショップを近日中にも立ち上げる予定です。
また、ポップアップストアも企画しており各地で販売を考えております。
実店舗はまだありませんが、作業現場が見れる工房に併設した店舗を今年中に確保する予定です。
▼生産方法について
また、今回生産方法は従来とは少し異なった方法をとっています。
それはデイサービスに通う高齢者の方々に絞り染め工程の一環を担ってもらう事です。
この取り組みは甘木絞りの担い手を確保するのはもちろんのことですが、高齢者の方々に対してもメリットがあります。
それは高齢者の方々が社会の中での役割を見つけ、生きる活力を持ってもらえるということです。
高齢者の方々は私達が思っている以上に何でも出来る力を持っています。
しかし私達が高齢者の方々を大事にし過ぎるあまり、高齢者の方々が本来持っている力ややる気を奪ってしまっている可能性があります。
「危ないから」「私達がやるから」と高齢者の方々に何もさせずにいると本当に何も出来なくなってしまいます。
今後ますます高齢者の方々が増えていく社会で私達がやらなければならないことは、高齢者の方々を過保護に扱うのではなく高齢者の方々が出来ること、得意なことをサポートし環境を与えることで生きがいを見出し支援していくことだと考え、このような生産方法を採ることにしました。
実際に経済産業省は医療と商業を繋げる医商連携を推進し始めているので、これからの高齢化社会において適した活動だと考えております。
▼これまでの活動
甘木絞りの後継者育成講座に通い甘木絞りの基礎知識、技術を学びました。
そして高齢者の方々に作業を行ってもらうため、実際に福岡市内にあるデイサービスで実験的に作業を行っております。
そこで必要な道具、どうやったら分かりやすく説明できるか、どこまでの仕事ならお任せできるかを判断することが出来ました。
▼資金の使い道
・事務所兼工房への費用【15万】
・高齢者、デイサービスが使用する備品等【5万】
※取り組み先の予定数10×5千
・プロモーション費用【40万】
※ホームページ、映像、リーフレット等
・染色に使用する染料や器具、什器【5万】
▼リターンについて
2017/03/01リターン追加しました!
巾着袋大小セット、ランチョンマット&コースターセット、カラーガーゼハンカチ×2枚
を追加させていただきました。
ご覧いただいたように生産ラインの中に高齢者の方々が行う作業が加わっているので、多少お渡しにお時間がかかるかと思います。
高齢者の方々はひと針ひと針心を込めて作業しますので気長にお待ちいただければ幸いです。
※リターン部分の画像が、編集の問題により商品の色が明るくなっているところがあります。
藍染め商品ですので色は濃紺になります、予めご了承ください。
※手ぬぐい、ハンカチは画像の中からランダムにお送りさせて頂きます。
※Tシャツのデザインは【千鳥足】【千鳥格子】からお選びください。
※1点1点手作業で行っておりますので、色みや模様の出方など個体差が出る場合があります。
※藍染め商品ですので色移りする可能性があります。
・セミオーダー!絞り染めシャツ
※こちらのリターンは発案者、代表である西村が採寸から裁断、縫製まで心を込めて作らせていただきます。
一人で全てをやりますのでお渡しまでにお時間がかかるかと思いますのでご了承ください。
また、採寸をやりますのでこちらの工房に来れる方限定でお願いします。
▼最後に
最後まで見ていただき本当にありがとうございます。
日本各地にはまだまだ世間の目に触れていないだけで、沢山の素晴らしい文化や風景、工芸品などがあると思います。
私はそのようなものが少しでも沢山の人の目に届けばいいなと思っております。
そして私の立ち上げたプロジェクトのように、他の町の伝統工芸もどんどん活性化していけば面白くなってくるんじゃないかと思っております。
色々手探りな状態で不安なことは沢山ありますが、自分のやりたいこと、考えに間違いはないと信じてこれからも前に進み続けたいと思います。
応援よろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見るプロジェクトのリターンについて
2017/08/04 00:52こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ホームページ開設しました!
2017/04/17 22:35こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
今後について
2017/04/01 21:45こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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