はじめまして。
岡山県倉敷市の農家「倉敷 連島農園(くらしき つらじまのうえん)」と申します。
多くのプロジェクトの中から、このページをご覧くださりありがとうございます。
私たちは曽祖父の代から続く農家として、
倉敷市連島にて、れんこん・米 ・ごぼう・トマト・なすなどを中心に野菜を育てています。
倉敷・連島について
私たちが住む倉敷市は、岡山県の南部に位置する市で、
瀬戸内海に近く、白壁の街として知られた、歴史のある街です。
美観地区や瀬戸大橋などが有名で、多くの観光客で賑わいます。
そんな倉敷ですが、街の中心部から一歩離れると、のどかな畑が広がる地域になり、その気候の良さから多くの農作物が育てられています。
【気候】
・温暖な瀬戸内海特有の風土
・快晴の日が多く、台風や雪の影響が少ない
【晴れの国おかやま】
・降水量1ミリ未満の日が日本一多い
【良質な水】
・水量豊富な河川が市内を流れ、水不足の心配がほとんどない
連島レンコンについて
そんな農業には恵まれた環境で、私たちは「れんこん」を育てています。
倉敷市連島は特にれんこんが名産で、
「連島れんこん」としてブランド化されています。
れんこんは、粒子が細かい良質な粘土質の水田で栽培されるのが特徴で、良質な土・温暖な気候・上質な水質に恵まれた連島は、れんこんの生育に非常に恵まれています。
連島れんこんは、肌の色も白く、肉質もやわらかで大変おいしく、
食物繊維・ビタミン類が多く含まれ、市場からも高く評価されています。
そんなおいしい「連島れんこん」ですが、
ある日、ある問題に直面します。
「形の悪い野菜は、スーパーでは買い取ってくれない。
せっかく育てた野菜も捨てるしかない。」
現在流通されている野菜は「スーパーなどで並べやすい、飲食店などで調理しやすい」という視点で定められたもの。
形の悪いものは引き取ってくれません。
また、れんこんは収穫の際に折れやすく、折れてしまったものは、特に買い取ってもらいにくくなります。
そうなった大量のれんこんは廃棄するしかない…。
「形は悪くても、味は同じなのにね・・・」
「折れてても、美味しさは変わらないのにね・・・」
と生産者の仲間はみな口にします。
せっかく育てた野菜なのに、廃棄しなければならないのはもったいない。
この廃棄する野菜をどうにかできないか・・・。
そこで思いつきました。
「形の悪い野菜でも、ピクルスにすれば、買ってもらえるかも」
廃棄される予定のレンコンを集め、ピクルスに加工するこチャレンジを始めました。
身がシャキシャキし、レンコンならではのぎゅっと詰まった旨みを生かすため、オリジナルのピクルス液を作るところからスタートです。
れんこんのシャキシャキ感を残しつつ、ピクルス液の酸味を活かすには?と
丁度いいピクルス液の配合を探し続けました。
連日、何度も何度も試行錯誤を続け、
「倉敷連島ピクルス」はようやく完成しました。
私たちはピクルスは、つくる上で一つ決めていることがあります。
「出来た野菜は必ず使うこと」
形が良かろうと悪かろうと、農家は同じ労力で育てています。
私たちが作るピクルスには、色々な想いが込められています。
ピクルスが皆様の生活に、ささやかな彩りを添えられることを願っています。
【目標について】
次の目標は加工所を建設すること。
ピクルスを一定の量作るには、保健所の許可をえた加工所を建設する必要があります。
現在、農園の敷地内に加工所を隣接しましたが、自己資金でまかなっている状態です。
さらに加工所を充実させるため、クラウドファンディングに挑戦することに決めました。
集まったお金は、この加工所の建設とピクルスの加工費に充てさせていただきます。
今後は、レンコンだけではなく、野菜を使い、加工品として少しでも多くの廃棄野菜を減らすことが私たちのチャレンジです。
同じように、廃棄野菜の未来について協力してくれる方のご支援をお待ちしております!
【資金の使い道について】
設備費:約65万円
食材費:約10万円
梱包費・送料:約5万円
【スケジュールについて】
2019年12月 クラウドファンディング終了
2019年1月上旬 加工所工事開始
2019年1月下旬 加工所完成
2019年1月下旬〜2月上旬 リターン発送
【リターンについて】
リターンには、レンコンのピクルスをメインに、廃棄野菜のセットや季節のピクルスを楽しめるコースもご用意しました。すべて送料込みの値段です。
ピクルスの材料にぴったりな廃棄野菜と、オリジナルピクルス液、瓶をセットにしてお届けします。
*このクラウドファンディングはAll in方式です。
*本文中の画像の掲載権は私達が所有し、フリー素材は引用元の規約に沿っての使用となります。
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