こんにちは。
目標金額50%超を連休明けの0時ジャストに知り、喜んでいるところです。
皆さん、ありがとうございます!
引き続き、ルワンダにて、音楽探究の旅を続けていきたいと思います。
今回は、ルワンダの古典楽器でありながら、
現役の演奏家が極めて稀少なイナンガという楽器について。
その奏者、Deoさん(写真右)と会合しました。
ジャムセッション後、イナンガの構造や弾き方についてレクチャーを受けました。
木製のボディに張られた11弦は、繋がった1本の糸で構成されています。
6弦ベースでもこの技術、応用できないかな・・・。
現在は靴を作るための糸が弦として使われているようです。
王政時代に、王様やその家族が寝る前に聴く音楽として、
あるいは朝起きた時の音楽の演奏として使われていた楽器です。
チルアウト専門楽器といった感じでしょうか?
それででしょうか?他のエリアのアフリカ古典音楽とは違う、
独特のドローン感があったんですよね。
ちなみにこの楽器をインスト楽器として使っていたのは、ブルンジで、
ルワンダでは歌の伴奏楽器として使われているそうです。
この楽器の演奏、技巧を受け継ぐべき存在は、25年前のジェノサイドでほとんどが亡くなってし
まい、現在の継承者は非常に稀少な楽器でもあります。
そんな稀少な演奏家の一人、Deoさんにお会い出来て、
音を出せて、楽しい時間でした。
(photo by masako kato)