2020/03/28 12:00

ナマステ~!もえです!

コロナウィルスの影響がいよいよ深刻になってきましたが、皆さま体調崩されていませんか?

インドでは先日、全土封鎖が発表されました。BEAMスクールも例外なく、今月中旬から休校となっています。10年前は「学校に行かないこと」が当たり前だったニーマ村の子どもたち。学校に通うようになった今、どうやって毎日を過ごしているんだろうと思いを馳せています。まだ医療体制が十分とは言えないので、どうか感染が広がりませんようにと、ただただ祈るばかりです。


さて、クラウドファンディングも残り1か月。すでに目標の50%を超えるご支援をいただきました。皆さん一人ひとりから頂いた支援金は、BEAMスクールの運営費として使わせていただく予定ですが、今日はこの「運営費」についてお話したいと思います。

クラウドファンディングの手数料を除くと、資金の使い道は主に3つに分けられます。

①BEAMスクールの先生たちの給料(約50万円/年)

BEAMスクールでは6人の先生が働いています。決して高いとは言えない給料ですが、学校の理念に共感し、献身的にサポートしてくださる先生ばかりです。BEAMスクールが高い教育の質を保ち、今後も前向きな方向に発展していくために、決して欠かすことのできない費用と考えています。

先生たちの表情は真剣そのもの


②子どもたちが学ぶための教材費(約15万円/年)

言うまでもなく、教材費は必要不可欠です。新学期に、新しい教科書とノートをもらったときのわくわく感は、きっと日本で育った私たちも皆、経験してきたのではないでしょうか。BEAMスクールの子どもたちは、予算の関係で通学バックがありませんが、学校で学んだことをおうちで復習するため、大事そうに教科書を抱えて下校します。

下校の時間です!宿題頑張ってね!


③子どもたちが毎日着る制服費(約15万円/年)

制服は、BEAMスクールにとって非常に重要な意味を持つものです。というのも、BEAMスクールに通うのは、貧困家庭の子どもたちばかり。BEAMスクールができる前、私がはじめてこの村を訪れたとき、まともに服すら来ていない子どもがたくさんいました。いまだにカースト制が根強く残っているインドにおいて「制服を着る」ということは、外見で判断されることなく、子どもたちが誇りをもって学校に通うために、非常に重要な役割を担っているのです。

BEAMスクールができる前、汚れた服を着た子どもたち

誇らしげに制服をきたBEAMスクールの子どもたち


日本からの支援で成り立っている学校ですので、1円たりとも無駄遣いできません。どれも、削ることができない必要最低限の資金と考えています。

一人の子どもが1年間学校に通うために必要な資金は、5000円。5万円のご支援で、一人の子どもが学校を卒業できます。皆さまからのご支援、お待ちしております!

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