忘れられない人はいますか?
忘れられない人がいるということは、たくさんの痛みとしあわせとやわらかい心をきちんと持っていることだと思う。
簡単に消化出来ないものをわたしたちはたくさん抱えて生きている。
ただ「好きだ」って言えたらよかったのに、と思う人とか、愛していたはずなのに「愛してる」という言葉に何も返せなかった人のこととか。そういう、後悔みたいなものを。
だけど、どうか、「忘れたくない」と思ういまの気持ちを大切にしたい。
そして、わたしも誰かの忘れられない人になりたい。
お札になんて、教科書になんて載らなくても、たった1人、大好きだった人の記憶に生きていられるなら、それほど幸せなことは無いのだと思う。
わたしたちの香水が、誰かを想うこと、誰かに想われることの尊さを守るひとつになれたら––––。
はじめまして。
わたしたちは、
「忘れられない女の子」のための香水と生活用品
をつくるブランド、Whom(ふーむ)です。
2019年12月に発表する「whom」では、「忘れられない女の子」の願いを肯定する香水をつくっています。
香水はこの世界には溢れるほど存在していて、新しく作る必要なんてないほど、もう十分にあります。
それでも、わたしは、自分の失恋をきちんと昇華したくて、この香水を作ります。
綺麗になんて生きられないし、忘れたいことは結局忘れられないまま。
それでも、必死にもがいて生きていくわたしたちを肯定するブランドをつくりたい。その一心でここまで走ってきました。
あの人を想ってつくるものづくりは、
きっと同じ気持ちでいた、他のだれかも想うことになるのではないか。
そう考えています。
初めまして。神奈川県に住む大学2年生のsayaka kuwabaraです。Twitterとinstagramはこちら。
中学校で水俣について学んだことをきっかけに、様々な社会問題に関心を持ってきました。
高校では、いつメンの中で感じたなんとなくの疎外感や親友の進学に対する壁に対して何もできない経験から、半年で約150冊の本を読み漁り、学校外で討論イベントの企画・参加などをしていました。
月をみて綺麗だと思う日もあれば、どうにもできない過去に泣きたくなる日もあるような、そんな日々を送っています。(世ではこれをメンヘラと言うのでしょうか。)
人の想いやあたたかみを感じるものとずっと、生きていきたいと思っています。
言葉とカレーと甘いケーキが好きです。
はじめまして、杉本かれんです。Twitterとinstagramはこちら。
1998年生まれ、和歌山県出身。
多摩美術大学統合デザイン学科3年次在学中。
アダルトコンテンツと三度の飯、タイポグラフィーをこよなく愛する女。
Whomでは、主にデザイン全般を担当。
初めまして、みやもと あゆかです。Twitterはこちら。
TVCMをはじめとする映像制作プロダクションのPM→都内のベンチャー企業でライフスタイル領域のECを担当しています。
現在はフリーのブランドプロデューサーとして、アパレルブランドの立ち上げやinstagramを中心とするSNSマーケターとしても活動中。
Whomには、sayaka kuwabaraのサポート役(プロジェクトの進行管理やコンテンツの企画・ディレクションなど)でジョイン。
「いいものを作る」「想いを込めて作る」を形にするお仕事が好きです。
2018年12月。偶然出会った人を好きになった。
なんとなく初めから、わたしのことは好きにはならないんだろうな、とわかっていた。
わかっていたけれど、忘れられなかった。
その時に渋谷駅で彼と同じ香りを感じた時、なぜだかちょっとむかついた。
私にとっては特別な香りで、少し幸せな気持ちになったのに、彼にとってわたしはよくいる女の子の一人で、思い出にすらなっていないかもしれない。
そして、なにより少し幸せになっている自分が悔しかった。
けれども、私のなかで一番残った気持ちは、
嫌われることよりも、何よりも、忘れられることに対する恐怖。
いつまでも忘れられたくない。
少し狂気的な気持ちを持っている自分を、私は愛おしいし、いつまでも大切にしたいと思った。
そして、もう一度彼に会うことがあったら、もし新しく好きな人ができたら、あの時のわたしと同じ気持ちになってほしい。
そんな気持ちから、このブランドは始まりました。
「なんかバズってる…?」
今まで地味にやっていたTwitterで、まさかのプチバズ。
友達に「これ、やるんだ~」と伝えるくらいの気持ちで投稿したものが、全く知らない人に届いて、たくさんのリプやRTをもらって。今まで生きてきた中でこんなに褒められることはないんじゃないか、ってくらいたくさんの人が応援の言葉をくれた。正直、毎日プレッシャーで胃が痛かったです。
それでも、こんなわたしでも戦える 。同じ気持ちになった人を救える。ということを初めて知って、実現へと動きはじめました。
OEM先(受注先)なんて1社も知らないところから、なんなら香水の種類なんて全くわからない状況から、ひたすらGoogle検索した会社にメール送信・電話の日々。
最低ロット数が3,000個~だとか、法人しか受け付けていないとか、やっと商談まで漕ぎ着けた会社からは見積もりが永遠に来ないとか。
様々な壁があり、当初想定していた完成予定月の4月からは半年以上の遅れが出てしまいました。
他にも、パッケージデザインやボトルのロゴデザインは、デザイナーと夜中まで何度も何度も話合いながら決めています。
自分が本当に欲しいと思うものをつくる。
これだけはブレたくなかったので、何度も作り直してもらって、今の形に辿りつきました。
ここまで来れたのは、「忘れられない女の子」になりたい、という自分の気持ちは勿論あるものの、周りからの後押しが大きかったです。リアルでも、SNSでも、たくさんの方に「面白いね」「わたしも欲しい」「その気持ちわかる」と言ってもらえたことがとても大きな力になっていました。
「12/30」
冬の寒さの中にかすかに浮かぶ花びらを思わせる香りです。
柔らかくさりげない香りでありながら、しっかりと肌に馴染んで目に見えないベールのように香ります。
普段の生活の際には控えめでも、特別な距離になるとしっかりと香り、少し官能的な印象を与えます。
装いのキーワードは、#大人っぽい #シック。
色でいうと、以下のカラーがおすすめ。
くすんだ色味、落ちついた色との相性が良いです。
また、香水を纏う位置と取り入れる色・服装によって、様々な印象を与えることができます。
この香水を纏って向かう場所は、暗めの喫茶店やバーなど、照明が明るすぎないところがおすすめです。イメージする時間帯は夜~真夜中。
"脱ぐ"動作のある場所へ付けていくことをおすすめします。
Whomでは、纏う位置や服装、メイク、表情によって与える印象に変化を与えつつも、確かな芯があるような香りを提案します。
たとえば、短時間でよく香らせたい場合は、胸下~お腹あたりの体温が高い場所へ。
じっくり香らせたい場合は、下着に。※下着が傷みやすくなる場合がありますので、自己責任でお願いいたします。
詳しくは、Twitterにて発信予定の「忘れられない女の子」のすヽめ をご覧ください。
様々なシチュエーションでの使い方や似合う服・メイクの提案を行います。
資金の使い道
香水の制作費(パッケージ・送料含む)
リターングッズ制作費
その他費用(撮影モデル代、撮影場所代、PR費用など)
リターンについて
●【シンプル応援!の方向けプラン】
Whomの思想ZINEとステッカーのお届けプランです。
●【CAMPFIRE 割】
”12/30”「忘れられない女の子」のための香水、早割プランです。
※12/30までに届きます。
●【クリスマスに間に合う!プラン】
”12/30”「忘れられない女の子」のための香水、早届けプランです。
※12/23までに届きます。
●【スタンダードプラン】
”12/30”「忘れられない女の子」のための香水とWhom思想ZINEのセットプランです。
※12/30までに届きます。
●【取材or登壇依頼ができます!プラン】
「忘れられない女の子」のための香水と生活用品を作る、女子大生起業家に取材or登壇依頼が出来るプランです。
●【香水3本+限定パーティーへのご招待プラン】
”12/30”「忘れられない女の子」のための香水3本と都内開催予定の限定パーティーへのご招待プランです。
※12/30までに届きます。
●【Whomとのコラボ企画ができますプラン】
Whomもしくは、ブランドディレクターsayaka kuwabaraとコラボ企画を行える権利です。
実施スケジュール
12/1 (日) 10:00-21:00 POP-UP NOW @BPM 池尻大橋 にてポップアップ出展。
※先着25名様にWhomアイコンのアイシングクッキーをプレゼント
12/16 (月) 23:59 クラウドファンディング終了
12/18(水) 商品発送順次開始〜
最後に
ずっと1人だけのことを想って生きていくことは、すごいことだと思う。
それだけ好きだと思える人に出会えた、ということだから。
だけどね、私たちははずっと同じではいられない。時は流れるし、生活だって見た目だって、考え方だって、移ろいゆく。
色んな人に出会って、たくさんの考え方を知って、そうして"大人"に近づいていく。
あの頃運命だと思っていた恋は、どこにでもあるものだってことに気づいてしまう瞬間もある。
それでも、不完全な愛はなんども反芻しているうちに角が取れていつしか綺麗な丸になって。
いつしかあの頃の気持ちなんて輪郭くらいしか思い出せなくなってしまうのかもしれない。
しんどいことも嬉しいことも含めて、その尊さを教えてくれた愛を、たくさんの愛を、わたしは抱えて生きていきたい。そう思う。
<All-in方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る一般販売開始しました!
2019/12/26 00:13クラファン、ありがとうございました。クラウドファンディング期間中は、たくさんの応援をありがとうございました!23日までに届くリターンは全て発送を行い、現在30日までに届くリターンの発送準備を日々行っています。改めて、こんなにも多くの方の手に渡ることがとても嬉しく、今でも「信じられない…」と思ってしまうほどです。さて、本日活動報告を更新したのは、ECサイトをオープンしました!ということをお伝えするためです。クラウドファンディング終了から1週間ほどかかってしまいましたが、無事オープンさせることができました。サイトもかわいいのでぜひ見てもらえると嬉しいです。(ちなみに、PCから見る方がデザインがかわいいです)サイトはこちら Twitterとinstagramも更新しているので、よろしくお願いします☺︎わたし、sayaka kuwabaraへの恋愛相談など気軽にDM送ってください! もっと見る
残り10時間。あと15%で達成します。わたしの話をさせてください。
2019/12/16 14:4312月1日のリリースから早いもので、2週間と2日が経ちました。今日の23:59。わたしたちのクラウドファンディングは終了します。私が体験した、一つの失恋から始まったこのプロジェクトは、たくさんの人の支援によって、ここまで来る事ができています。クラウドファンディングを始めてから、ほんとうは毎日不安でたまらなかった。毎日泣きたかった。何をしていても、ずっとこのことを考えていて、インターン先の方々、友達にもたくさん迷惑をかけたと思う。ごめんなさい、そしてありがとう。昔から「お願い」する事がとっても苦手だった。比較的欲しいものをなんでも買ってくれる両親にでさえ、何かをねだるときは深呼吸を何度もして、言う言葉をシミュレーションしてからお願いをしていたくらい。何でか、誰かに「自分だけ」なことを頼むことが怖かった。だから、とてもしんどくて。FacebookやTwitterのDM、インスタグラム、LINEなどいろんなところで、「支援してください」「買ってください」と伝えることがものすごく怖かった。プロダクトにはものすごい自信があったから、これを伝えるためだと、勇気を振り絞って発信してみると、たくさんの人が肩を組んでくれるように、協力してくれて。もうずっと連絡を取っていなかった人も、今お世話になっている人も、たった今出会った人も、全員が私の手を握ってくれているみたいだった。たった1人で始めたけど、応援してくれている人の分、自分が大きくなっているみたいな、そんな感覚。これからも、多分私は小心者なままで、誰かにお願いをする時はめちゃくちゃアワアワしてしまうと思う。でも、私をここまで連れてきてくれた人に恩返しをするためにも、私は走り続ける。どんなに苦しくなっても、足を止めたくなっても、この経験がきっと私を動かし続けてくれると思う。ほんとうに、ありがとうございます。そして、あと数時間、この夢の始まりを共にしてくれる人を探します。大丈夫、わたしたちなら。 もっと見る
Whomとブランドとわたしがつくりたい世界について。
2019/12/14 23:44わたしたちは、小さい頃憧れた映画の主人公にはなれない。映画みたいな、ハッピーエンドが訪れるかなんて、わかりっこない。自分の全てを受け入れてくれる人なんて、この先現れるかもわからない。それでも、私は他人を心から愛せる人でいたい。テクニックなんて使わないで向き合える人でありたい。続きは、noteにて。わたしが出せるすべてを、ここで綴りました。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 もっと見る
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