日本に比べてヨーロッパの職人は確固たる地位がございます。
特にドイツはマイスター制度と言うものがあり芸術家と同等の扱いを受けます。
時計職人も主にヨーロッパ文化が色濃いのでマイスター制度がありました。
イタリアは、オーダーメイドの服の仕立てが盛んな国で仕立て職人は多くのユーザーの信頼を得ております。
現在の日本では、どちらかと言うと職人よりデザイナーの方が重要視されていると思います。
僕が思うに、デザインから一貫して製作まで手掛ける職人が少ないからではないでしょうか。
自ら作れる人がデザインすれば、素材に精通していたり技術的な問題にも対応する事が出来ると思います。
ヨーロッパは、一貫して一人で作れる人が多いそうなので職人の地位も諸外国より高いのでないでしょうか。
僕はこの先もデザインだけするのではなく、製作もやり続ける事がより良い商品が生まれる事を信じております。
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