こんばんは。写真家の綾 順博(あや のぶひろ)です。日付が変わって11月26日です。残り4日になりました。現在の達成率は49%です。半分まで来ました!!みなさまのご支援の本当に感謝しています。(神々を招く為のシメ を立てる様子)※シメは辶の上に神と書きます サイトの仕様で、Gest購入してくださった場合は私たちにはどなたが購入してくださったかお名前が分かりません。プロジェクト終了後に支援者のデータを頂けるようになっています。今すぐにでも会いに行ってお礼を言いたい所なのですが終了まで教えてもらえないもどかしさ…。 頂いたコメントで、おおよその予測は付いているのですが改めて、終了後に盛大にお礼の言葉を送らさせて頂きます!!! さて、今日はリターン品の説明を少し…。(今頃ですが)お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、⑨Art Photo AYA撮影1日(5時間)+卓上カレンダー1冊+壁掛けカレンダー1冊+銀鏡神社お守りコース こちら、通常価格より9,500円ほどお安くなる予定です。(カレンダーの価格がまだ未定)一番高額なのですが…この撮影チケットは2020年1月1日から12月31日までご利用いただけるので2020年にご結婚をお考えの皆さん!前撮りやお式当日の撮影にどうですか?Art Photo AYAの撮影は、写真データ全部お渡しです。基本的にロケーション撮影なので、好きな場所で撮影できますよ。その他、記念撮影でもお使いいただけます。ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがでしょう?そして…実は⑥壁掛けカレンダー3冊+銀鏡神社お守りコース これがその次にお得なんです。他にこれよりお高いものもあるのに…これが1,500円ほどお得なんですね。うちのマネージャーが「設定金額、ま~ち~が~え~た~!」と言っています。しっかり者と思われているマネジャー(妻)ですが、時々こうやってやらかs…プレミアム感を出してみたようです。(はい、きっとそうです。)3冊申し込んでご自宅に1冊仕事場に1冊特別な誰かのプレゼントに1冊いかがでしょうか?(にっこり)さて、前回の活動報告の記事を多くの方にシェアしていただいています。本当にありがとうございます。(面さま迎え:神様の面を保管する宿神社へ祝子が迎えに行く) 遠くは、関東在住のfacebookつながりの友達がシェアしてくれました。皆さんのシェアのお陰で、銀鏡神楽の事を知らなかったであろう方にもご支援していただいています。こうして、少しずつですが私の考えに賛同してくださる方が増えている事に感謝する日々です。(面さま迎えの一行は、法螺貝(ホラガイ)と笛太鼓の囃子(ハヤシ)で山路を歩く) 銀鏡神楽は、宮崎県在住でも知らない人がいたりします。西都市の山奥で、その地域の人だけで守られてきた神楽なので、知らない人がいるのも当然です。私にとって特別な存在であるこの神楽を、私が撮影してきた写真で、少しでも多くの人に知ってもらえたら、それはもう本望です。(神様をこちらの世界に迎え入れるための橋…だったと思う) 残り4日です。目標金額まで残り半分です。最後までなんとか頑張ります。皆さんの応援よろしくお願いします!!支援していただけたら、尚うれしいです!!カレンダーの先行予約販売に、銀鏡神社のお守りを頂けると思って、ぜひ!!写真家 綾 順博(あや のぶひろ)※掲載している写真の著作権は全て綾順博にあります。
銀鏡神楽カレンダー の付いた活動報告
こんばんは。写真家の綾 順博(あや のぶひろ)です。日付が変わって11月24日午前2時です。クラウドファンディングの残り期間も6日となりました。現在の達成率は26%です。ご支援してくださった皆さんに、心から感謝いたします!今回の募集期間があまりにも短いというのは、重々承知しています。それでも、今やらなければいけないと考えての行動でした。リターン品の中に、お守り以外の銀鏡地区や銀鏡神楽に関連する物が入っていないのには、理由があります。それに関しては、後半で書きますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。(右奥に見えるのが、龍房山) 「人は二度死ぬ」という話をどこかで耳にしたのは、いつの事だったか定かではありません。一度目は、肉体の死。二度目は、生きている人の記憶から消えたときの死。 私の両親は既に他界しています。だからこそ、この言葉が心に響いたのかもしれません。もしかするとそれは、神様にも当てはまるのかもしれません。 銀鏡には神様を信じ、神様に感謝し共に生きている人たちがいます。そこには確かに神様が存在します。 私たちが会ったことのない先祖にお墓参りするように、神楽を舞うということは、先祖からの文化を守り継ぐ大事な儀式です。銀鏡の人たちだけではなく、私たちも一緒になって守っていこうという意識が、日本の神様が存在し続けるということなのだと思います。 銀鏡神楽のファンは全国各地にいます。毎年、関東から団体でやって来る人たちもいます。12月14日の大祭前日に宮崎にやって来て、銀鏡の近くで宿泊し(と言っても一番近い西米良村の宿泊施設でも車で30分くらい)、大祭当日の朝に観覧席が設えられると、一番前を場所取りされます。この観覧席の前で神楽が奉納されはじめるのは日が暮れてからです。この頃には、立ち見でなければ見れない程に観客がギッシリです。 プロアマ問わずカメラマンの皆さんは、早い時間に場所取りをして一晩中写真撮影をします。有名な写真家の先輩にも、ここでよくお会いします。「銀鏡神楽は他の神楽とは違う」 写真家の諸先輩方が、みなさん口をそろえて言います。何が違うのか、私も行ってみるまでは分かりませんでした。行ってみて、はじめてその言葉の真意が分かりました。「他の神楽とは違う」 何が違うのか、言葉では伝えることはできません。表現するための言葉が見つからないからです。何故違うのか、何が違うのか…その違いを知りたくて、私は銀鏡神楽大祭の夜だけでなく、銀鏡の日常を撮ろうと思いました。仕事の合間を縫って、出来る限り銀鏡に通い、年中行事や農作業など撮り続けています。 銀鏡の日常生活の中には、常に神様が存在します。銀鏡神社の御祭体である龍房山は、大昔から女人禁制であったそうで、今でも銀鏡地区の女性は山に立ち入らないそうです。林道から山に足を踏み入れる時、神様に一言「入ります」と声をかけるのは、大人だけでなく子どもたちも普通にやっています。 山や川、木や花、風や雨、全てに神様がいて、常に神様と一緒に生活している。そんな場所です。 もともと銀鏡神楽を舞う事が出来るのは、祝子(ほうり)と呼ばれる神楽の舞人だけです。以前は銀鏡出身の人でなければ舞う事は出来なかったそうですが、今では厳しい修行を積めば地区外の人も祝子になれます。 この地区外の人、というのは山村留学で銀鏡にやってきている、銀上(しろかみ)学園の子どもたちです。(https://cms.miyazaki-c.ed.jp/4509/htdocs/)山村留学期間中に、神様に誓いをたててから、祝子としての修行をはじめます。 銀鏡で生活しながら、神楽を習い覚えています。なので、銀鏡生まれの子どもとほぼ同じだと思います。 この山村留学の子どもたちが、いなくなると…銀鏡には、ほとんど子どもがいません。子どもがいなくなれば、当然この地域が消滅します。そうなれば、銀鏡神楽も当然なくなります。 本文にも書いていますが、銀鏡地区の皆さんは神楽を守ろうと必死で活動しています。ですが、それも限界が近いのではないかと私は感じています。どうにかこの地区のこの文化を守ることができないだろうかと考えています。 考えているだけでは、解決しない。 そこで、まずは行動してみることにしました。その一つがこのクラウドファンディングです。準備期間がとても短く、銀鏡神楽保存会の皆さんとやり取りしながらなんとか形に出来たのが11月に入ってからでした。カレンダーの印刷の事を考えると、12月に入ってすぐに入稿しなければならず、リターン品は年内の発送にしたかったのもあり、必然的に募集期間が短くなりました。 企画当初は、㈱かぐらの里さんから「商品を提供しますよ」と言って頂いたのですが、今回のリターン品をカレンダーとArt Photo AYAの撮影チケットだけと決めたのにも理由があります。銀鏡地区の皆さんの努力とは別の所で動くことで、銀鏡神楽を守りたいと思ったからです。銀鏡の文化・伝統を守りたいと思う人が、私以外に一人でも増えてくれたら嬉しいし、心強いと思ったからです。 私が撮った写真が、何かの力になれたら、 私が写真家と名乗る意味が大いにある。そういう思いもあったのです。 それでも、ちょっと不安だったので…銀鏡神社の三柱の神様のお力を借りたくて、お守りをリターン品に入れさせてもらう許可を頂きました。このお守りは、本当に特別の許可です。 お守りについては 前回の活動報告をご覧下さい。 https://camp-fire.jp/projects/210615/activities/106051#main ここまで偉そうに語っていますが、ようは…カレンダーを買ってください!!!よろしくお願いします!!!写真家 綾 順博(あや のぶひろ)※掲載している写真の著作権は全て綾順博にあります。
こんばんは。写真家の綾順博(あや のぶひろ)です。今日(11月18日)でプロジェクト開始から7日目です。現在の達成率は15%です。ご支援くださった皆さん、本当にありがとうございます!!残り11日です。最後まで応援よろしくお願いします。そして、さらなるご支援をお待ちしています! 今日は、リターン品の中にお入れする、銀鏡神社のお守りについてお話しします。このお守り、持っている方はかなり少ないのではないでしょうか。本来は銀鏡神社に参拝した人が購入できる物なのですが、今回特別にリターン品の中に入れる許可を頂きました! 西都市東米良(ひがしめら)銀鏡(しろみ)地区は、かなりの山の中にあります。宮崎市中心部からだと車で片道2時間弱です。公共交通機関はありません。なので、思い立ってすぐに行けるという場所ではありません。行ってみたいけれど、なかなか行けない…という皆さん!ぜひこの機会に銀鏡神社のお守りを手に入れてくださいね!! ご利益については後半に記載しています。銀鏡(しろみ)神社のお守りについて今回のクラウドファンディングでは、全ての返礼品(感謝の年賀ハガキを除く)に銀鏡神社のお守りをお入れしています。お守りの色は常磐色(ときわいろ)です。常盤色とは、松や杉などの常緑樹の葉の色のように茶みを含んだ濃い緑色のことです。常磐は常に変わらないことを指す言葉で、緑を讃え、長寿と繁栄の願いが込められた色名です。岩長姫尊(いわながひめのみこと)のイメージカラーとして神職の間で決めた色です。正面には銀鏡神社の御神体である御鏡の紋様がデザインされています。 お守りの裏には二十八星宿(星座)が描かれています。 二十八星宿(にじゅうはちせいしゅく)とは、黄道に沿って天球を二十八にわけ、そこに現れる星座の事です。中央の星座には、北極星が含まれています。二十八星宿の重要性 銀鏡神楽 式一番「星神楽」は13日の午後5時ごろ、内神屋(うちこうや)で舞われる二人舞です。[左側:先地(せんじ) 右側:後地(ごんじ)] 千早仕立ての白素襖(しろすおう)※1、頭にハガサ※2を着けます。右手にはともに鈴を持ちます。左手に、先地(せんじ)は餅を白紙に包んで吊るした榊枝、後地(ごんじ)は白布一反を折り畳んだものを持っています。 内神屋の天井の中央から四角に注連縄(しめなわ)を張り、その縄に葉のついた椎の木枝と幣(へい)を交互に、各注連縄に七つずつ、全部で二十八取りつけます。[準備途中の注連縄 幣の間に椎の木枝が取りつけられます] これが二十八星宿を表したもので、この下で舞うことから「星神楽」といいます。 舞い終えると、先地(せんじ)が手にする餅を内神屋の天井中央に吊るします。このとき榊の木枝の先端を北に向けます。後地(ごんじ)の白布は内神屋の東奥の角に掛けます。この天井に張った二十八星宿の注連縄は餅と白布とともに1年間そのままにされます。[天井に餅を吊るします] 銀鏡神社において、この二十八星宿は大きな意味を持っています。その模様が描かれたお守りですから、ぜひ身に付けて頂ければと思います。※1)千早(ちはや)とは、日本において古くから神事の際に用いられた衣装。白素襖(しろすおう)とは、単 (ひとえ) 仕立ての直垂 (ひたたれ) のことで、白地有紋の上衣。※2)ハガサとは、細かく切った白紙を沢山取り付けた被り物。御祭神 岩長姫尊(いわながひめのみこと) 大山祇尊(おおやまつみのみこと) 懐良親王(かねながしんのう)≪ご利益≫*縁切り *縁結び *延命長寿 *安産 *家内安全 *家庭平安*農産、山林、鉱山業守護 *海上安全 *漁業、航海守護*商工業の発展 *商売繁昌 *試験合格 *厄除け銀鏡(しろみ)の語源 岩長姫尊(いわながひめのみこと)が自分の姿を鏡に写してみたときに、その姿を嘆き鏡を遠くに投げてしまいました。鏡は龍房山の絶頂の大木にかかります。鏡は光り輝き、西方の村里を照らし夜中も昼のようだったので、この地を白見村と言うようになりました。鏡が銀だったので、のちに銀鏡村と言いかえられたといいます。その鏡がご神体として祭られているのが銀鏡神社です。 岩長姫尊(いわながひめのみこと)を御祭神として祭っている神社は全国でも数が少ないそうですよ。岩長姫の古事記での物語は、少し悲しいものですが…父である大山祇尊(おおやまつみのみこと)が「天孫が岩のように永遠のものとなるように 」と邇邇芸尊(ににぎのみこと) に妹の木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ) とともに嫁がせたとの話から、不老長生の神として信仰されているそうです。 今回のプロジェクトは短期間でのチャレンジです。なかなか厳しいです。残り11日と数時間ですが、少しでも多くのご支援を頂ければ嬉しいです! 皆さんのお力をお貸しください!私も全力で頑張ります!!写真家 綾 順博(あや のぶひろ)※記事内で使用している写真の著作権は、全て綾順博にあります。